
僕にとって最も忘れられない歌手であり俳優だった。僕が転職活動をしていた1969年に大ヒットしたのが彼女が歌う「ブルー・ライト・ヨコハマ」だった。そして1970年に転職後、最初の勤務地が横浜。「ブルー・ライト・ヨコハマ」はこの年も変わらぬ人気を博していた。そんなわけで僕にとって、人生のターニングポイントに重なる思い出の歌となった。
俳優として多くの映画やTVドラマにも出演されたが、なかでも珠玉の一本だと思っているのが「男はつらいよ」シリーズの第29作「寅次郎あじさいの恋」である。マドンナ “かがり” の役を当時34歳のいしだあゆみさんが演じた。マドンナ役は、浅丘ルリ子のリリーを始め、松坂慶子や太地喜和子など、カラッとしたキャラクターが多い中、この "かがり" は極めてウェットな役柄で、それがたまらない魅力だった。かがりの故郷、丹後半島の伊根の舟屋や、鎌倉のアジサイ寺、京都の町家の風景など、シリーズ特有の昭和風物詩的な見どころも多く、この物語を味わい深いものにした。特に伊根の舟屋での寅さんとかがりの別れのシーンなどは、シリーズの中でも白眉のシーンだと思う。また、人間国宝の陶芸家を演じた第13代片岡仁左衛門の存在感なども、ある意味このシリーズが芸術的な価値を確立した一本とも言えるのではないかと思う。
いしださんは病をかかえておられたようでお辛い後半生だったと思います。
本当にご苦労様でした。そしてありがとうございました。どうかゆっくりお休みください。合掌。
「男はつらいよ」の石田さんは覚えていませんが、「駅」で浮気の為に高倉健の別れる駅での敬礼の場面は目に焼き付いています。
痩せすぎで、私の好みではなかったですが、何となくかわいい女優さんでしたね。
私の恋人たちの女優さんもだんだん亡くなっていきますね。
学年が一つ下ということは私の妻と一緒です(^^♪
映画「駅」の別れのシーンは「北の国から」の別れのシーンと重なって印象深いですね。
出だしの頃、フィギュアスケート姿の健康的な彼女をよく思い出します。
やはり同い年には想いも強いものがあるでしょうね。
何かおからだの具合が悪かったのですか?
くれぐれもお大事に!