徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

山鹿灯籠踊りで 犠牲者の鎮魂を -鹿本農高郷土芸能伝承部-

2016-03-14 12:10:47 | イベント
 3月11日、東日本大震災で多くの犠牲者と甚大な被害を被った宮城県名取市閖上地区で行われる追悼イベントで、鹿本農業高校郷土芸能伝承部の生徒たちが山鹿灯籠踊りを奉納することを、先日このブログで紹介しました。
 このイベントに参加しておられた名取市在住のミント様という方から、このブログに次のような温かいコメントをいただき、さっそく、鹿本農業高校郷土芸能伝承部の皆様にも手紙でお伝えさせていただきました。ミント様のご厚意に感謝申し上げます。

はじめまして。
名取市に住む者です。
踊り会場の向かいの護岸で休んでたら、なにやら横笛と太鼓の音色が流れてきたので近づいてみたら、頭に灯籠をのせた若い女性たちが10人ほど、ゆったりした舞いを披露。
山鹿灯籠踊りを舞う高校生の姿に見とれてしまいました。
日本の美が凝縮された優雅に呆然。
あのような舞いがあるんですね。
この世のものとは思えない幻想は浄土の光景をまじかに見てるようでした。
亡き人も残された人も喜んでいることでしょう。
寒い中、遠い場所からありがたいことです。
ほんとうにごくろうさまでした。



 さらにありがたいことに、cake様という方のブログ「無題・休題-ハバネロ風味-」では、当日の様子をリポートしていただき、写真の転載をご許可いただきました。ご厚意に心から感謝申し上げます。
 詳細につきましては、「無題・休題-ハバネロ風味-」をぜひご覧ください。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
山鹿灯籠踊り (cake)
2016-03-15 14:22:16
はじめまして、cakeと申します。
3月11日に閖上で山鹿灯籠踊りを見させて頂きました。ありがとうございました。
ただ、本番の雪の降りしきる舞台ではなく、リハーサルの折りに、始めて拝聴したお囃子と優雅な舞には圧倒されました。ご紹介頂いた画像は、その時のものです。

この午後3時過ぎでも海からの風は冷たく、ましてや雪の舞台になるとは、踊られた方々も驚かれたことと思います。
あの日と同じと私が感じたのは、5年前の3月11日も寒く、雪が降りました。
津波に飲まれながらも助かった方々は、あの寒い中で濡れたまま一晩を過ごしました。凍えて亡くなられた方も多くおられたと聞いております。
山鹿灯籠踊りは、鎮魂にふさわしい魂が昇華される踊りでした。本当にありがとうございます。


話は変わります。2010年の10月に、始めて私は熊本城を訪れました。
その時のガイドさんが「加藤清正公のお墓が、庄内にありますよね。」と当然知っているだろうと念を押されました。
庄内と言うのは、山形県の庄内地方で、鶴岡市にそのお墓があります。ご存じの方も居られると思いますが、URLにその様子を載せております。
また加藤忠広公は、男子の跡継ぎがいなかった理由で一代限りになりましたが、加藤家の末裔の方は現在もおられ、その中のお一人が鶴岡市の大山で、造り酒屋を営んでおられます。
Re: cake様 (FUSA)
2016-03-15 15:24:38
コメントありがとうございます!
本番の時はそんなに寒かったんですか!
5年前の被災者の皆様が辛い思いをされた時に近い環境で舞を奉納できたことは、彼女たちにとって忘れられない体験になったことでしょう。

私は山形県にはスキーやさくらんぼ狩りで行ったことがありますが、鶴岡や酒田や山形には行ったことがありません。特に鶴岡は加藤清正公のお墓もありますので、以前から行きたいと思っているのですが、いまだ実現していません。数年前に知人が山形旅行に行った時は、清正公の墓参りだけは絶対欠かさないようにと、くぎを刺したほどです。その知人が帰ってから聞いた話では、鶴岡の人々の清正公に対する尊崇の念がとても強く、熊本県人としてわが身を振り返り、恥ずかしかったと言っていたのが強く印象に残っています。
その時の知人の話などをまとめた記事を何度かアップしていますが、その中の二つほど下記しましたので、お暇な時にでも覗いてみてください。


http://blog.goo.ne.jp/np4626/e/1e08baa5564b11fe0e7a4b1a4924f091

http://blog.goo.ne.jp/np4626/e/ad30c7f10ea8b449d67394564696c578

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。