毎年1月20日、福岡県みやま市瀬高町大江の大江天満神社では、この地にのみ残る中世の舞楽「幸若舞」が奉納される。しかし、今年はコロナ感染防止のため無観客で行われることになったという。今年見られないのは残念だが、次世代へと繋いでいってほしい。
発祥の地、越前では明治維新とともに消滅した幸若舞が、奇跡的に今日までこの大江の地に残ったのは、明治時代後期、浄瑠璃の詞源として幸若舞曲を研究していた国文学者であり詩人の高野辰之が、大江に伝承されていることを知り、現地を訪ね、芸能史上特筆すべき古典芸能であることを認識して広くPRしたことが大きな要因といわれている。
大江天満神社(福岡県みやま市瀬高町大江)
大江天満神社舞堂(2015年)
国指定重要無形民俗文化財の記念碑
<動画>
発祥の地、越前では明治維新とともに消滅した幸若舞が、奇跡的に今日までこの大江の地に残ったのは、明治時代後期、浄瑠璃の詞源として幸若舞曲を研究していた国文学者であり詩人の高野辰之が、大江に伝承されていることを知り、現地を訪ね、芸能史上特筆すべき古典芸能であることを認識して広くPRしたことが大きな要因といわれている。
大江天満神社(福岡県みやま市瀬高町大江)
大江天満神社舞堂(2015年)
国指定重要無形民俗文化財の記念碑
<動画>