徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

漱石と春 そして琴

2018-02-10 19:54:18 | 文芸
紅梅にあはれ琴ひく妹もがな(明治29年)
 この年の4月に熊本へ赴任する前、松山の愚陀仏庵での作品だと思われる。



春雨の隣の琴は六段か(明治31年)
 大江村(新屋敷)に住んでいた頃の作か。

撮影:志場隆氏