音楽デュオのビエント(Viento)さんが、玉名郡長洲町の民謡「長洲嫁入り唄」をアレンジし、来月、そのビエントバージョンが発表されるという。
「長洲嫁入り唄」は江戸中期から「肥後の嫁入り唄」として長洲や荒尾など有明海沿岸で歌い継がれてきた民謡。昭和10年頃まで婚礼で友人らが歌って花嫁を励まし、見送る習わしが続いていたという。「のんしこら」という囃子ことばと、軽快な中にも哀歓綯い交ぜのメロディーが特徴。「のんしこら」もしくは「のしこら」の意味は、「熨斗こら」と、お嫁さんに「熨斗」を付けて送り出すと言う意味が込められているといわれる。この囃子ことばから俗にこの唄のことを「のんしこら」と呼ぶこともある。
現在では長洲町以外では余り知られていないのが実情。今回のビエントバージョンの発表が、県内外の多くの方々にこの民謡を知っていただく機会になればよいのだが。
※右の写真(生活情報紙「あれんじ」より)をクリックするとビクター少年民謡会の「のんしこら」を再生します。
「長洲嫁入り唄」は江戸中期から「肥後の嫁入り唄」として長洲や荒尾など有明海沿岸で歌い継がれてきた民謡。昭和10年頃まで婚礼で友人らが歌って花嫁を励まし、見送る習わしが続いていたという。「のんしこら」という囃子ことばと、軽快な中にも哀歓綯い交ぜのメロディーが特徴。「のんしこら」もしくは「のしこら」の意味は、「熨斗こら」と、お嫁さんに「熨斗」を付けて送り出すと言う意味が込められているといわれる。この囃子ことばから俗にこの唄のことを「のんしこら」と呼ぶこともある。
現在では長洲町以外では余り知られていないのが実情。今回のビエントバージョンの発表が、県内外の多くの方々にこの民謡を知っていただく機会になればよいのだが。
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