徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

ワールドカップ随想

2014-06-09 19:55:50 | スポーツ一般
 ブラジルワールドカップが目前に迫ってきた。思えば僕が世界のサッカーに目を向け始めたのは高校に入って水球を始めた頃だ。水球はサッカーから派生したスポーツ。だから戦術やプレーシステムなど参考になることが多い。常に水球に置き換えながらサッカーを見ていた気がする。サッカーのワールドカップに注目したのもその頃で、1962年のチリ大会あたりだが、日本のサッカーにとってはまだ遠い夢の世界。まだテレビ放送もなく情報はあまり入ってこなかった。次の1966年イングランド大会あたりからだいぶ映像で見ることができるようになった。そして1970年メキシコ大会からは今日とほとんど変わらないくらいにテレビ放送を見ることができるようになった。しかもカラー映像で。そのメキシコ大会で優勝したブラジルが史上最強だったと、僕は今でも思っている。王様ペレを始め、ジャイルジーニョ、トスタン、リベリーノ、ジェルソン、カルロス・アウベルトら、スーパースターたちが揃っていた。実は当時僕はイタリアの方が好きで、決勝でブラジルとイタリアが対戦した時は一生懸命イタリアを応援したものだ。でも負けるのはわかっていた。ファケッティやルイージ・リーバらが奮闘するのだがブラジルの壁は厚かった。この時のブラジルチームがもし、44年後の今大会に出てきたらいったいどんな試合をするだろう。妄想するだけでもワクワクする。