徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

人形浄瑠璃を楽しむ ~ 八陣守護城 ~

2013-03-27 20:45:23 | 音楽芸能
 前から見たいと思っていた人形浄瑠璃「八陣守護城(はちじんしゅごのほんじょう)は、開催日が今日であることをすっかり忘れていた。ところが、ラッキーにもGさんからご案内をいただいて観ることができた。感謝!
 ともかく人形浄瑠璃をナマで観るのは初めて。今日のもう一つの演目はおなじみ「傾城阿波鳴門(けいせいあわのなると)」の「順礼歌の段」。テレビで何度か観たことがあるが、やはりナマの感動はひと味違った。
 加藤清正公を主役とした「八陣守護城」の、今日の演目は「浪花入江の段」と「正清本城の段」の二つ。清正の一番カッコいい場面のようだ。もし機会があるなら全11段を通しで観てみたいものだ。
 この人形浄瑠璃が初演されたのは江戸時代後期の文化4年(1807)という。しかし世はまだ徳川幕府の天下。そんな時代によく徳川家康を暗喩した人物を悪役に仕立てた浄瑠璃が出来たものだと感心した。