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徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

茶どころ鹿北の「鹿北茶山唄」

2012-04-18 20:02:36 | 音楽芸能
 熊本の最北に位置し、福岡県八女市に隣接する鹿北町(現在は山鹿市鹿北町)は古くから茶どころとして知られる。寛永年間(1624-1645)というから肥後熊本藩初代・細川忠利公の時代から細川藩御用達茶として献上されていたという。旧藩時代から茶摘みの時期になると県内外から大勢の茶摘み娘が働きに来ていたようで、そんな茶摘み娘たちが仕事の中で歌い始めたのが「鹿北茶山唄」、つまり労働歌である。この「鹿北茶山唄」は仕事の場面にそって「上り唄」、「摘み唄」、「もみ唄」、「仕上げ唄」からなる組曲として構成されている。今日では毎年秋に「鹿北茶山唄全国大会」も開かれている。