徒然なか話

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NHK大河ドラマ「平清盛」をめぐる映像論争!

2012-01-11 18:48:31 | テレビ
 今年のNHK大河ドラマ「平清盛」の映像について、兵庫県の井戸敏三知事が「鮮やかさがなく、薄汚れた画面ではチャンネルを回す気にはならない」と酷評したことが論議を呼んでいる。兵庫県は大輪田泊や福原京など、平家ゆかりの観光スポットがあるため、大河ドラマを観光振興の目玉にしようとした目算が外れかねないということのようだ。初回の視聴率が意外と低かったこともあって黙ってはいられなかったのだろう。実は熊本も五家荘や五木村に平家落人伝説があり、このドラマで観光振興を図ろうとしていると聞いているので他人事ではないのだが。しかし何と言ってもまだ1回放送しただけだし、第一、視聴率が低かったのはそれが理由じゃないと思う。国民的人気のある坂本龍馬を描いた「龍馬伝」ですら期待したほどの視聴率は取れなかった。ハッキリ言って平清盛は日本人にはあまり人気がない。これからよっぽどのテコ入れをしない限り、高視聴率は望めないだろう。一方のNHKの言いぐさもふるっている。「リアルさを追求した映像表現・・・」だそうな。プログレッシブカメラやメーキャップも含め、薄汚くすることがリアルだとでも言うのだろうか。「お前はその時代を見たんか!?」とツッコミたくなる。まぁ、今後どう展開しようとあまり興味はないのでどうでもいいのだが。市川雷蔵様の平清盛をまた見たくなった。