あさみちゆきの歌を聴くとなぜか心がスッキリする。よくよく考えてみたら、これがいわゆる「カタルシス効果」なのかなと思う。彼女の歌にはつらく悲しい立場にある人の心情を歌ったものが多い。例えば最近リリースした「鮨屋で・・・」は、両親が離婚し、父親と別れて暮らすことになった女の子が、父親と最後の食事をする時の心情を歌った歌だ。歌を聴きながらその情景を思い浮かべ共感する。共感することによって心の奥底の感情が揺さぶられ思わず涙を流したりする。その結果、心が癒され、浄化されたような気がするのだ。いやぁ、ますますはまりそうだ。
「鮨屋で・・・」(
歌詞)
「港のカラス」(
歌詞)