このところ家にこもりっきりで運動不足だったので熊本城まで散歩に出かける。今日は成人の日で天気も良かったのでふだんより人出は多いようだ。成人式を終えたのか、振袖姿もちらほら見かける。すれ違う観光客の会話を聞くとはなしに聞いていると、みな一様に熊本城の大きさに驚いている。現在、天守閣屋根の改修工事が行われているので最上階までは登れないのは残念だが、大坂城、名古屋城と並ぶ日本三名城の一つと称されるスケールの大きさは十分感じられるだろう。ところで、最近、熊本城の観光客に韓国人と思しき団体が目立つようになった。今日も明らかにそれとわかる一団があった。熊本城を築城した加藤清正は朝鮮民族にとっては残虐な侵略者として今でも教えられていると聞くが、韓国人観光客はどんな気持で熊本城を見物しているのだろう、散歩している間、そんなことを考えていた。
頬当御門前から宇土櫓の眺め
頬当御門前から宇土櫓の眺め