食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Catherinettes カトゥリネット

2011年09月07日 | フランスの文化・風習


ジャジャン



見ての通り、帽子です




ちょっと、トクベツでしょ




フランスには、“Catherinettes カトゥリネット”っていうイベント(?)があって。

女性は25歳、男性は30歳。

それまでに、結婚出来なかった人たちは、12月6日のサン・ニコラの日に、ヘンな帽子をかぶらなきゃいけない

まぁ、平均寿命が、今よりずっと短かった頃に出来た風習だから、この年齢は、今では、ちょっと不釣り合いな感じもするけれど

地域によって、25歳、30歳の、それぞれの誕生日のイベントになる事も





で、



我が職場にも、その犠牲者が(笑)

仕事終了後に、ちょっとした、ドッキリ誕生パーティ



本当は、男性なら、木で出来た靴を履いて、さらに、ポニーを従えなきゃいけないんだけど。

パリでそれは、なかなか難しい。

ま、笑いがあれば、何でも良い



次は、誰がこの帽子の犠牲者に 


Cake au Citron レモン・ケーキ

2011年09月07日 | 食卓
フランスで、“Cakeーケーク”といえば、



こういう、焼き菓子のこと

ケーキは、英語。


パウンドケーキは、フランスでは“Quatre-quartsーカトル・カール”。

パウンドケーキが、材料を1パウンドずつ使う事でついた名前なら、
カトル・カールは、4つの材料を1/4ずつ使うっていう事



生菓子は、“Gateauーガトー”とか、“Entremetsーアントルメ”。

アントルメは、大きなホールケーキを指すために使う事も。

小さい、1人前ケーキは、“アンディビジュアル”や、“プティ・ガトー”。




で、



このケーキは、“Cake au Citron レモン・ケーキ”

私の職場で、一番好きなお菓子の1つ

(どれか1つなんて選べない

お店で、試食でこのケーキを出すと、あっという間に、ケーキが売り切れちゃう




フランスでは、レモンを使ったお菓子が大人気

タルト・オ・シトロンがないパティスリーなんて、ほとんどないし、

サブレ・シトロンは、ちょっと食べるのにちょうどいい。

生ケーキに、注目が集まっちゃうパティスリーだけど。

ぜひ

焼き菓子も試してみて下さい