食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Vaccin a injecter 予防接種

2011年09月14日 | ちょっとした事・話
フランスで生活していると

日本とは、生活習慣や、文化、法律なんかが違う事がよくあるけれど。



Vaccin a injecter 予防接種も、その1つ。



日本では、子供の頃、学校で受けていた、予防接種。

小さい頃以外は、インフルエンザとか、特殊な海外に行く時に必要なものとか。

自分で打ちに行く、“任意”なものしか無い日本。



フランスでは、何年かに1度の予防接種は“必須”

移民の国で、陸続きの大陸にあるフランス。

日本よりも、悪いウイルスなんかが、簡単に入って来ちゃう



普通、長い事フランスに住む予定の外国人は、ビザを申請する時に、最近の予防接種の有無を確認されて、

打っていない場合は、

『はい、行ってから来て~』

って事になるんだけど。



私、言われずにビザを取得出来て。



今回、主治医の先生(ご近所ドクター)を選んだので(フランスでは、まず、主治医の先生の所に行って、先生では無理な時に、その先生の紹介で専門の医師の所に行かなきゃいけない=直接、自分で大きな病院とか行けない)、行って来たら、そこを指摘され、

『じゃあ、予防注射、やっちゃいましょうね~。

予約、いつにします? 

『え? 今でも良いですよ

『今は、ムリでしょう

『あ、先生、時間がないんですか?

注射を打つなんて、2、3分もあれば十分だろうなぁ、なんて思いながら聞いたら、

『ワクチン、買ってこなきゃいけないし。 “あなた”が



 



ええ。

フランスでは、自分で必要な薬を調達して、それを持って、再度来なければ行けない。

…つまり、

面倒





せっかくなので、記念撮影。

なかなか、箱に入った注射器って、見る事、出来ないからね。






あ~、痛かった

Sucre 飴細工

2011年09月14日 | お菓子屋さん
パティシエの技術の1つに、“飴細工”がある。

砂糖と水を、熱して、粘土のようにした飴。

これを型に入れたり、のばしたり、切ったりして、何でも作れちゃう




ちょっと前、

私の職場で、シェフの友人のMOFパティシエさんがデモンストレーションをしてくださった













40cm位はある白鳥と、鳥さん

MOFパティシエさん、いとも簡単に飴を操る

実際に、飴を触ってみると、これが熱い

ずっと触っていたら、確実にやけどしちゃいそう

“慣れ”と、“経験”が、必要不可欠な技術。



そして、

うまく出来た、と、思っても

成形する前の飴の状態が完璧じゃないと、



“よく出来た”と、思っても、数日でこうなっちゃう。


逆に、完璧な状態で完成させれば、10年以上、保存出来る。


“商業用”、“コンクール用”なんて、例えば、同じパラの花を作るににしても、テクニックは変わるし。

温度、気温、湿度、そして、使うテクニック…。

奥が深いなぁ