桜桃忌

　6月19日は桜桃忌ですね。太宰治が玉川上水に飛び込んでのは６月14日か15日で、死体が見つかった日が19日で桜桃忌になっています。今年あたり三鷹に出向いてみようかな？と思っていましたが、仕事が立て込んでいて出られそうにない。

　10代、20代の頃は太宰文学が好きで、なんだかわかんねぇけど、一生懸命語り掛けてくるようで、等身大で読めた作品でしたが、30代にあって来ると、甘ったれたガキのたわごとの様に見下すようになり、還暦すぎると、若いころってこんなもんじゃないの？まだまだ若造だねぇ。と未熟さを見越して読めるようになっていました。

　そろそろサクランボのシーズンがやってきますが、この2年ほど開花期に霜が降ってサクランボは不作。今年も氷点下までは行かないまでも連休明けに冷え込んだ日があったので果樹園大変だろうな。

　昨日の雨とはうってかわって強い日差しの晴れ空になりました。蒸し暑くなるかな？と思っていましたが、わりと風があって蒸し暑さはあまりない昼間でした。

　一人黙々と仕事をしていましたが、今日は誰も顔を出さない。キツネのミカチャンもスズメもカラスも姿を見せない。トンビが一羽飛んでいるだけでした。

　麦茶飲みながら一息入れて、そういえばそろそろお札が診察に変わるんだっけ？果たしてこの田舎に診察がやって来るのはいつになることやら？新500円硬貨に対応していない機械も多いのに、新札が出て読み取り不能でてんやわんやが起きるのかな？先週ラーメン食べに行って食券は自動販売機でした。ラーメンと半チャーハンに餃子のセットのケンを買っておつりで新５００円硬貨が出てきました。あ！味付け茹で卵も入れちゃおう！と、その５００円玉を券売機に入れるのですが、何度入れても戻ってきてしまう。察するに開店前におつり用に入れておいたのでしょうが、使えない硬貨をおつりに出されてもなぁ。よくペットボトルのお茶を買う自動販売機も新５００円硬貨に対応していないので何かと使いにくい。

　日々巷とはかけ離れていく暮らしの中です、かけ離れたからのご利益もあるようで、ホタルが飛んでいました。ゲンジボタルのゲンちゃんですね。