のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

ヒグラシ

2024年07月13日 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は一日作業できましたが、昨日までの二日連続の雨のおかげで蒸しました。

 例にとって例のごとく一人仕事をしていましたが、夕方になるとカナカナカナとヒグラシの音色が聞こえました。ちなみに私の人生その日暮らし。多分、今年初めて聞く鳴き声ですが、心持ち涼しいような気分になりました。汗だくだったけど。

 夕方、大型秋田犬のゴンちゃんのところに顔出してきました。ゴンちゃんは秋田犬だけれど元々埼玉県の生まれで、あまりにも大きくなってしまったために飼い主が飼いきれぬと、あちこち里子に出されてたらいまわしになっていたそうですが、私の中学の先輩がそれを聞いてもらってきました。既に成犬になってからもらわれてきましたが、おとなしく吠えることはしない。通常、こうして粗末にされるとぐれるものですが、苦労したおかげで犬ができてます。

 埼玉の熊谷あたりでは群馬県との県境の利根川河川敷に捨てられた秋田犬が数多くいるとか、ワサオブームや、フィギュアスケートのおねえちゃんが飼ったマサルなどで世界的に注目されたものの、なんたって大きな犬ですから飼うのも大変。それで河川敷に捨てて行ってしまう不届き物が多いのだそうです。

 お昼にビーフシチュー食ったせいか?ウーロン茶の飲みすぎなのか?何となく胃が重たい感じがするので、夕食にはお切込みを作りました。

 野菜をふんだんに入れた煮込みうどんを計画しましたが、冷蔵庫の中にあるもので作ったら素うどんの煮込みの近いものとなってしまった。夕方仕事から戻るときにキツネのミカチャンの餌桶に油揚げ3枚入れてきちゃったけど、1枚持って帰ればよかった。でも、まぁ、おキツネ様だって油揚げ多い方がいいでしょうしね。

 昔はこうした煮込みうどんやすいとんが囲炉裏の上に吊るさっていたもんで、野良仕事から戻ると皆が食べていたもんでした。子供のころ好きだったのが、ゆでたてのうどんに生卵入れて醤油ぶっかけて食べる汁のないうどんで、横着の食べ物と言われましたがあれはごちそうだった。大人たちは食べると言うよりかきこむように食べていた。

 実は、生うどん煮込むと今でもよくやります。昔は生うどんの煮汁を洗濯物に使っていました。糊付けしたようにパリっと仕上がる。そんな時代もあったなぁと、妙に懐かしく思い出しました。

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