ついにきました!アベノマスク。
夕方、山から下りてきたら郵便受けの中に入ってました。なんだか、広告のサンプル品のような感じでした。でも、なんだか日本人として認められた気分!全然届かないから忘れられていたのかと思った。
開封はせず、そのまま仏様にお供えしてとっておく予定です。
予定では100年後にまた新たな感染症が蔓延することでしょうから、その時に子孫が・・・いないんだけど、この場合どうすればいいのかね?
ま、それはさておいて、配給品ってのが戦時下を思わせるようで緊迫感がありますね。
私が幼少の頃は祖父の家に戦中の軍票や債券なんてものが保存してありましたが、本当にただの紙切れになってしまいました。マスクだからただの布切れにはならないと思いますが、記念にとっておこう。
今日伺った農家の裏庭にクマガイソウが密生してました。
昨年亡くなったおやじさんが育てていたようですが、花のシーズンはもう終わっていました。
標高2000m付近の山の中にクマガイソウが群生している場所を知ってますが、7月の梅雨明け頃に花を咲かせてました。
熊谷直実の名をとった花で、平敦盛を討ち取る物語は平家物語の名場面ですね。
人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻のごとくなり
織田信長がお気にだった幸若舞の「敦盛」も、この物語からできた芸能です。
ちなみにクマガイソウはこんな花。
当然、アツモリソウってのもありまして、こちらも貴重な山野草です。
手に取るなやはり野に置け蓮華草 江戸時代に兵庫県の加古川あたりの俳人滝野瓢水が読んだ俳句と言われてますが、女郎を見受けしようとした友人をいさめる句だったそうです。
山野草はその自然の隙間に何とか根を下ろして咲いているから尊いのであって、見たければ山に行けばいい。体力が続けばですが。それを取ってきて自宅で育てる、というのは私の概念にはないことですが、非難はしません。
結構いろいろな山野草が家の周りに植えられているのですが、一生懸命手入れして育てていたんでしょうね。でも、子供たちは雑草の仲間程度にしか感じてないみたいです。
今日はアブが飛んでいるのを見かけました。どうりで暑いわけです。
冷蔵庫に水出し緑茶を作っておいたのですが、家に帰ってきてちょこちょこ飲んでいたら1リットル飲み切ってしまいました。
まだ暑さ慣れしていないので妙に疲れました。
税込みで400円くらいですが、色々と飲み比べてこれが一番でした。
抹茶入りですからすぐにお茶の味になりますが、2リットルのポリの冷水ポット2個を同時に冷蔵庫に入れておきます。
片方がなくなったら新しく入れておけば、いつも冷たいお茶が飲めます。
まあ、なんと言っても低コストですから、出かける時はカラのペットボトルを水筒にして持っていきます。
50袋で400円ですから1袋8円で2リットル(実際は3リットルくらいはお茶の色が付く)ですから1リットル当たり4円ですか。
普通のペット入り日本茶と比べたら、味はともかく圧倒的な値段ですから、気兼ねなしにがぶ飲みできます。
イオンの77円ペットコーヒーといいこれといい、慣れてしまえばこれでええやんと思います。
なので、おちゃっぱを容器に入れて水を注いで冷蔵庫で一晩の水出し緑茶。
水出しだとお茶のポリサッカロイドが壊れないので、血糖値を整えるにはいいんだそうです。
水出しには安い番茶のほうが良いとか。
これがおいしいんですわ。
お稽古も今週から再開されますが、全然練習していない。
ちなみに「大仏供養」。
平家は滅び、鎌倉時代になったというのに、一人弔い合戦に向かう景清の話。
知盛の息子が反乱を目論んだりと、平家との戦いは壇ノ浦だけで終息はしなかったんですね。
コロナもしかり。
死者を弔うために、熊谷は祈り、景清は戦い、世阿弥は能を作る。
様々に違っていても、全部、日本人らしいなあと思います。
景清はおっかさんの忠告を聞かなかったんですね。
日本人のやることには「美」意識が付きまとってなければなりませぬ。
今日はペットボトルのウーロン茶ですが、2リットルで88円。末広がりのお値段だ。