のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

雨で休めた

2024年07月11日 | 日記・エッセイ・コラム

 ほぼ一日雨降り。雷様がくれた休日となりました。水に浸しておいた梅を一個一個ふき取りながら梅酒作りをしました

 雷様、このところ大陸の方で大きな仕事しているのでお忙しいようです。あの国の場合、上を見て暮らしている偉い人が、空もよう見ないで親分の顔色しか見ていないので、人災的側面も大きな役割をなしているみたいです。自己表現のパフォーマンスを政と勘違いしているなれの果て。

 徳洲会病院チェーンを作った徳田虎雄さんが亡くなったんですね。離島やへき地に医療をと、医師会との軋轢を起こしながら奮闘していたのが私が高校生の頃で、この人にあこがれて医者になった同級生もいました。東大蹴っ飛ばして自治医大に進んだ同級生もいましたし、私の能閉塞を電話の会話で見抜いて「オーダーしておくからすぐに脳外科に行け!」と手配してくれた脳外科の同級生など「俺も徳田さんみたいないい医者になるから!」と学生時代に言っていました。

 政治に首突っ込んで選挙に出たあたりから、なんか違うんじゃねぇの?と、疑わしくなってしまいましたが、政の毒性にやられちまいましたね。黙々と医の仁術を邁進していれば周りが放っておかなかったでしょう。物言わぬ声を聴くのが日本人なので、声を荒げたとたんに波は引いてしまいます。

 昨今、大きな病院ではいきなり行っても診察してくれない。診療所の紹介かよほどの救急患者でもなければ相手にされない高級料亭のような状態です。そういえば往診に駆け回る医者と言うのも見かけなくなりました。父の介護していた時にクリーンになったようで遠のいた医療を実感しました。システム化されすぎたのかな?

 カン太君のおとっつぁんじゃないけれど、腕にできた湿疹で「サル天然痘ですかねぇ。」と駆け込んだら、「うちではわからないので。」と門前払いされて別の病院を紹介された。結局ウルシかぶれだったのですが、あの身なりや風体考えると受付のナースさんグッドジョブです。どう見ても診察代払えないホームレスにしか見えないし。でも、医が仁術から遠のいた。

 良くなったのかな?今の日本。

 昨今、日本の「他」を思いやる姿勢やマナーなどが世界的に高い評価をされるようになってきましたが、昭和の終わりごろなど今の中韓並みの評価でした。団体旅行と旅の恥は掻き捨てがまかり通っていたいたからでしょうが、阪神淡路の震災やその後の自然災害とバブル崩壊で成熟したんでしょうね。あるいはもともと持っていた品性が着目されるようになったのかもしれませんが、物申せば悪口と批判ばかり、行動はRステッカー張り巡らせて他の邪魔をする。これがまかり通れば末法の世ですね。

 一日暇だったので久しぶりに動画を観ました。山形あたりに住んでいるフランス人が日本の文化など紹介している動画があったので、鬼滅の刃のコミック本読みながら流していたんです。

 あれ?なんか会話がよくわかる?俺いつの間にフランス語聴きとれるようになったの?と、動画の方に目を向けることになりましたが、ん?なぜか怒りがこみあげてくる言語。ロシア語じゃねぇか!違うチャンネルだった。

 たぶんこのロシアのお母さん、土木課建築関係にいたんじゃなかろうか?と、専門用語で察してますが、着眼点も面白い。婿いじめもしていないみたいだ。

 嫁のおっかさんなんか自動小銃持って鹿狩りに行ってたけれど、ロシア人でも奈良の鹿とは仲良くなれるんですね。

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