のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

ボケの日?

2020年06月06日 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は山仕事がお休みなので畑仕事をしてきました。結局汗まみれになった。

 我が家から300mほど離れた家の付近で自営業の猫たちが昼寝していたので、チャンスは今しかない!

 町から出た商品券で焼き肉を買ったので食べるチャンスを見計らっていましたが、縁の下に住み着いている自営魚の猫がいない今なら独り占めできます。

 ガスコンロで炭火を起こして、七輪に炭を入れて外に出ると・・・奴らはすでにそこにいた。

 6月6日。ダミアンの日だった。

 玉ねぎやピーマンもあるのに奴らは肉しか食べない。ホルモンよりも赤身の肉ばかり狙う。でも、麒麟淡麗は狙われない。発泡酒だからだろうか?

 猫二匹分の商品券も出してもらえれば、地域活性にもっと貢献できるのに。

 焼き肉食べながら考えた。

 獣肉を食べることが禁じられていた時代、ウサギは耳で羽ばたいて空を飛ぶんだ、鳥なんだと一羽二羽と数え、イノシシの肉は牡丹の肉だ、馬の肉は桜の肉だと方便を使ってきた庶民。ニダやニーハオの嘘も付き続ければ真実になる。とは全く異なり、嘘は嘘と百も承知で「そういうことにしておくか」と言い分ける「方便」これは知恵のなせる業かもしれない。

 麒麟淡麗。ビールじゃおまへん発泡酒どす。さらに、第三のビールってのもあるらしいけど、酔っぱらっちまえば、麦茶飲んだってわかりはしない。

 売れれば税金かけたがる国に対しての方便とも言える巧みな税のかわし方。日頃のまないから酒税なんて気にしたことはないけど、安けりゃそれはそれでありがたい。

 ピョートル大帝の髭切は、つまるところ髭に税金かけたわけで、その他、スイカ税など、やたらと課税して銭集めしたロシア帝国。

 そういう意味では東北震災の時に復興税なんて作ってしまった日本だって侮れないあざとさ。この災難を何とか協力してと思う国民の心に見事に憑依し、天災に増税をしてしまった稀有な国です。大体こうした災害の時は減税して国民負担を減らすんだけど。

 コロナ増税もあるのだろうか?やらかしかねない財務省。

 コロナと言えば。

 コロナで救急搬送されたおばあさんが出たとかで情報が錯綜してました。結果的には「転んで救急搬送」が「コロナで救急搬送」に聞き違えられて情報網に流れたのですが、時期が時期だけに穏やかじゃありません。

 もしコロナならこの地域第一号で歴史的快挙ですが、転がりそうになって手をついたら骨折してしまったようです。どのあたりで「転んで」が」「コロナで」になってしまったのかは定かではありませんが、都会に住む子供たちには「コロナで」で伝えられてしまったようで、えらく取っ散らかった状況になっていたようです。

 「転んで」と「コロナで」を聞き違える半ボケ高齢化地帯ですが、人生経験は妙なところで生かされて対応準備が早い側面もある。

 コロナで死んだ場合葬式があるのかどうかわからないが、14日が日曜だけど友引なので、平日に葬式というのも困るし、21日の大安まで持ちこたえてくれると助かるなぁ、このところ葬式が続いたので、できれば給付金が出てからのほうが経済的にもありがたいから、今死なれちゃ困るなぁと、結構みんな切実に思っていたようです。できれば7月頃まで持ちこたえれば49日前で今年の新盆は免れる。

 カレンダー見ながらそんな相談をしました。どうもその背景には志村けんさんのことがあるみたいで、入院して一週間程度で亡くなっちゃったもんだから、それを基準にして勝手に命日まで算出してしまう手際よさ。経験って重要だよね。

 骨折した左手は腫れが引けるのを待って改造手術になるみたいですが、大事に至らなくてよかった。

 日に日にこうしたことが日常的になっているので、そのうち違和感も感じずに輪の中に入ってボケまくっているのかもしれない。

 老いもまた良いもんです。

コメント (5)
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