のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

日陰の日

2020年06月01日 | 日記・エッセイ・コラム

 コロナ対策の地域振興の商品券が届きました。1000円券が10枚。使用期限は11月30日まで。

 近くのスーパーで使うことになるのでしょうが、1000円というのは結構高額。いつも1000円未満を目安に晩飯の総菜などを買ってくるので、1000円超えないと使えない。

 醤油もあるし、ごま油は先週買っちゃったし、さてさて、何に使おうか?なんて考えているうちに期限が来てしまうこともあり得るので、遠慮しないで使わせてもらおう。

 近所の80代のおばあさんのところに給付金の10万円の書類が届き、申請書の書き方がわからないというので行ってみました。

 添付書類に免許証、パスポート、マイナンバーカード、在留カード、特別永住者証明書の写し。とありましたが、これを全てそろえなければならないと思っていたようです。

 在留カード、特別永住者証明書の写しったって・・・顔が・・・ニューギニアの原住民系の顔だからかな?以前、マイナンバーカード登録が始まったときに、私が写真を撮って申請していたから、マイナンバーカードはすぐに見つかったので、一緒にコンビニに行ってコピーを取って、書類の書き込みを手伝ってポストに投函してきました。

 ところで、私の10万円申請書はいつ届くのだろう?そろそろかな?山仕事の道具買えばおしまいなんだけど。

 今後のことが心配されるアフリカのコンゴではニーハオウィルスのパンデミックに加えてエボラ出血熱が出始めているようです。アフリカにはニーハオ企業が大挙して押しかけているので、お持ち帰りがあるのかな?と懸念してしまいますが、エボラより先にバッタが驚異かも。

 バッタではないけれど兵庫県ではカメムシが異常発生しているようです。こちらでも確かに例年より多く見かけるカメムシですが、冬が異常な暖冬だったからだろうか?と思ってました。カメムシは一年おきに量が増えたり減ったりするのですが、前回九州で大量発生したのは2017年の晩秋だった気がします。今年は量が多い年ではないと思うのですが、不吉な予感が。

 例年、晩秋になるとカマキリの卵の位置で積雪の量が想定できるのですが、昨年の晩秋はカマキリの卵を見かけなかった。その影響なのか?積雪の異様に少ない冬でした。

 山の自然の中に何かヒントがあるのかも?と、暗い森の中を歩いていたらヒトリシズカが咲いてました。

 まさに日の目を見ない日陰の花ですが、これを静御前に例えてその名をつけたいにしえの人の英知と慈悲に敬服しつつ、やや日当たりの良い木陰に向かったらフタリシズカも咲いてました。

 これもまた日の目を見ない日陰の花ですが、ヒトリシズカよりは勢力が強いので里のスギ林の中などにも咲いています。

 もう少し上った雑木の根元にユウレイバナとも呼ばれるギンリョウソウが咲いてました。

 ムーミンに出てきそうな色素のない薄気味悪い植物ですが、子供の頃は死体の上に生えると聞いてました。

 今日は一日曇り空だったうえに日の当たらない森の中だったので、日陰者のあっしの人生そのものさ。

コメント
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