のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

雑味がいい

2020年06月25日 | 日記・エッセイ・コラム

 明け方千葉県沖を震源とする大きな地震があったようでしたが、こちらは窓がぐらぐら揺れたような音を出しただけで揺れを感じるほどではありませんでした。震度1程度でしょうか。あれ?地震かな?と目が覚めて時計を見たら4時49分。震源地とは2分ほど時間差がありました。

 ネットを立ち上げて地震情報を見ましたが、むしろ九州方面の大雨のほうが気になりました。

 こちらも雨模様でしたが、5時過ぎ頃に雨の降りがおさまってきたので、桑畑に行って桑を切って、蚕の世話をしてから家に戻ってきたのが7時。この頃から雨の降りが強くなってきました。

 通学路の小学一年生に話を聞いたら、コロナ休業の遅れを取り戻すため授業時間が5時間なんだとか。ゆとり教育に反するのじゃないか?

 詰め込み教育最前線世代の私たちが小学1年生だった頃は1年生は4時間、2年で5時間。6時間授業は3年生からでしたが、学校に上がったばかりの1年生に5時間はきついだろうな。労働基準局につつかれないのかな?

 私が小学生の頃は学校から帰ってくると家の手伝いをさせられるので、授業がなくなるのはうれしかったけれど、学校からは帰りたくない。学校帰りにどうやって道草しようかと思案したものでしたが、今はスクールバスや親が迎えに来るので子供たちも厳しい監視下に置かれている。

 登下校の危険が熊や野生動物から人に代わってきたご時世ですから、何ともせちがらくなった山村です。

 夕方、スーパーに立ち寄ったら社会福祉協議会が配布するマスクが置かれていました。厚労省のパンフレットとマスクが2枚入った袋が箱に入っており「ご自由にお持ちください」と張り紙がありましたが、マスクに不自由しているわけでもないし、必要な人が持っていけばいいだけなんだからと、貰わずに帰ってきましたが、うっかりもらってニーハオ製マスクではかえって危険だ。

 環境保護の観点からもニーハオ物は買わないようにしていますが、来月から実施されるレジ袋無料廃止。これだって海に流れ着くレジ袋をウミガメが食べるとかなんかで問題になって、そのほとんどがニーハオから流れてくるレジ袋だったのになぜか日本で規制する。

 環境問題を考えるならニーハオ製を買わないことが一番良いのだが、この冬のPM2.5の少なさで実感できたんじゃなかろうか?

 と、言いつつ気になったのは最近買ったコーヒーメーカー。冬はストーブでお湯を沸かしているのでドリップできますが、ストーブを使わない時期にお湯を沸かすのも面倒で、この時期はエスプレッソが多くなるのですが、給付金ももらえたので経済に貢献しよう。

 炊飯器は「日本製」を指名して買ったのですが、コーヒーメーカーは全然気にしていなかった。シロカと言う日本の企業と言うことは知っていたのですが、機械の後ろのステッカーを見るとmaid in China。やっちまった!

 でもこれがいい味出すんです。ペーパードリップじゃないから洗う手間はかかるがゴミも少ない。ペーパードリップでは吸い取ってしまう油成分が雑味となって濃いコーヒーが好きな人向けかな。

 色が黒いの白いので騒いでいる連中がいるので、エスプレッソ用には政情不安が続く中米のニカラグア。ドリップ用にはWHOでテドロスさんがバカむき出しになっているエチオピアと、コロナ蔓延で患者の統計さえ放棄しちゃったブラジルにしてみました。

 雑味がいいんですよ。雑味が国の味わいになっている。

コメント (3)
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