のら猫の三文小説

のら猫が書いている、小説です。
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新しい子猫たち No.713

2016-02-22 00:00:45 | 新しい子猫たち 







リトルチャ財団の法律ゴロと会計ゴロたちの苦心の結果だった。











兄ちゃんを、家の所有者の名義に入れないと ミスターが怒りそうだったが、そうなると税金が払う必要もある











この新しい会社に、香奈オフィスのアメリカの利益が流れるように、一部の販売を経由させ、あくまでも形の上ではあったが、そうする事で金が入る。兄ちゃんを個人として比率はすくないものの株主として役員にする。それで役員報酬 ナンダカンダの経費も出ると云うワケだった











香奈オフィスのアメリカも株主にしているので、香奈オフィスのアメリカも異論は言えなかった。











兄ちゃんのご両親と奥さんのご両親はタダで家に住んで、金も少しだけ払うので、文句はない筈、家は会社名義だが、この会社は元々 ミスターのために作ったような会社なので万一の相続問題もない、結構毛だらけのスキームの筈










この法律ゴロと会計ゴロたちは考えていた











兄ちゃんの親父さんは、ある会社の技術部門に長く勤め、年金が入っていた。リトルチャ財団のゴロツキは、会社と云う形にしていた、兄ちゃんのご両親の住む家の離れに顔を出してもらうだけでいい、この親父さんはアメリカではチェスの名手として知られていたし、碁や将棋までするらしいので、仲間も呼んで遊んでいればそれでいいと考えていた。











ところが この親父さんは真面目な性格でもあって、金だけ貰うワケにはイカン、ナニカ仕事を考えるとか言い出していた。







意外な事からも この会社の大きな仕事が生まれようとしていた。それはミスターの奥さん猫のお世辞から始まっていた。











ミスターの奥さん猫は、美猫といわれて綺麗なメス猫だった。たいして賢くはないが、要領はよかった、力のある奴には従う、へつらう癖もあった。











ミスターと住むようになってドンドンと賢くなっていた。子猫たちは初めはママと言ってつきまとっていたが、猫の成長は早く、親離れも早い。











オマケにこの子猫たちは賢く、何も知らない ママよりは、何でも知っているかのように思えた、ミスターの所で色々と覚えようとしていた。一匹のメスの子猫だけは、まだ ママ猫につきまとっていた。











この奥さん猫は頭は急速によくなったが、知識そのものがつくワケではなかった。知識は学ばないといかない、頭が賢くなってもそれだけで知識はつかない。





ただパソコンの操作法と、ネット会話ができるやり方は覚えた











リトルチャの奥さん猫と話をするようになった











ミスターの奥さん猫












宅が リトルチャさんに色々とお世話になってます。今後とも宜しくお願いします。それにしても奥様はお若いです。ナニカ秘訣でもあれば、お教えてください











リトルチャの奥さん猫











あの人は自分の利益優先の猫だから、ミスターの世話をする事が自分の利益になっているのです。大きな顔をしていればいいのです。 私は色々と発明するのが好きで、それで気持ちが若くなっているだけです、貴方は若いし、本当に綺麗だわ。











ミスターの奥さん猫は、リトルチャの奥さん猫にナンダカンダとゴマすりを始めていた