のら猫の三文小説

のら猫が書いている、小説です。
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新しい子猫たち No.695

2016-02-03 12:01:04 | 新しい子猫たち 



家は目星がついていた。中心部の大きな家にする積りだった



ただ療養も兼ねるので、あの山の近くに、住宅ゾーンを作る話をカヨコファイナンシャルの不動産部は計画していたのに、リトルチャのアメリカ代表オフィスがその計画に参加する形で、モデル住宅として作っていたものを使用する事にした。ナンタラ特別室用のオフィスは急遽付け加える事にした



山の風景がそのまま庭に続く、デッカイ庭園をもった家だった。山から滝が落ちてきて、庭の中に小さい小川がある 凝った作りにしていた



あの兄ちゃんは最初は気乗りはしなかったが、病気になって気弱になって、ある程度の収入もくれるという、ミスターと云う猫の計画に頷かざるを得なかった。奥さんと子供たちの今後も考えないといけないのだった。



それにモデル住宅の積りだったので、据え置きの家具とかもちゃんとあって、直ぐにでも引っ越せるようになっていた。