のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.714

2016-02-23 00:00:37 | 新しい子猫たち 





兄ちゃんの親父さんは チェス 碁 将棋の 教室 を 開く事にした







そんな事でゼニが儲かるとは思わなかったが



他の事は思いつかなかったし、ナニカしないではいられなかった







奥さんのご両親も協力する事になって



料理 編み物 数学などの教室も考え出していた。奥さんの親父さんは現役時代は大学で数学を教えていた。







リトルチャ財団の法律ゴロや会計ゴロは、何もしないでもいいと思いながらも



これに協力する事にした







一方 ミスターの奥さん猫のリトルチャの奥さん猫のお世辞は続いていた







リトルチャの奥さん猫の発明は奇想天外、人間の発想を超えていた



幾つかの発明は、ロボット工学研究所の製品に応用してはいたが







ロボット工学研究所のロボットは、引き合いも多く、多様なロボット群を抱えていた



従来の産業用ロボットに加え、介護ロボットも好調だったし







レアメタルの精製用の機械は好調で







リトルチャの奥さん猫の発明を産業に生かす事には消極的だった







ただリトルチャの奥さん猫なので、 



勝も好きなようにさせていた。





ロボット工学研究所は大儲けしていたし、なにしろ あのリトルチャにナニカいえるのは人間なら香奈、猫ではこの奥さん猫程度なので、経費を節減したりして、リトルチャからナニカ言われたいと思う人では勝はなかった。



リトルチャが介入してくるとゼニが絡んできて、リトルチャグループが出資して別会社を作り、そこが活動しだす可能性もあって、単にリトルチャからガミガミいわれるのがイヤと云う以外の要素もあるのだった。







リトルチャの奥さん猫だけの研究室ではなく、



一応人間もいて



みんなが自由に研究している 研究室ではあった







ミスターの奥さん猫のお世辞は上手く



リトルチャの奥さん猫の発明の自慢話を上手く引き出していた







ただ リトルチャの奥さん猫の発明とか



この研究室の発明の多くは、

埃をかぶっている状態ではあった。