ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

近況&雑感7

2023-12-21 15:09:00 | 日記
甲斐さんのラジオ番組や船越英一郎さんとの飲み会(笑)の模様も書きたいんですが
今クールの連ドラ2本に、どハマりハマし、どうしてもアタマがそちらへ向かってしまいます(苦笑)
ただ「大奥」シーズン2に関しては、かなり長くなりそうなので(笑)
今回は「コタツがない家」の第9話…最終回直前の「神回」だけに留めたいと存じます(笑)

廃業寸前の漫画家(吉岡秀隆さん)が、妻の父親(小林薫さん)から「娘と別れてやってくれ」と言われ
ついに「離婚して家を出るまでの一部始終」を漫画にすることを決意し
妻(小池栄子さん)に別れを切り出した前回の続き…
その義父と息子(作間龍斗さん)も居るリビングで
「ナンで離婚しなきゃいけないのか?私には理解できない」という妻の言葉からスタート

「私のどこが不満なの?」「不満なんてないよ」
「じゃあ、別れるなんておかしくない?」
「じゃあ、逆に訊くけど、ナンでそんなに離婚したくないの?」「『ナンで』って…」
「教会で神父に別れないって誓ったから?」「違うわよ!」
「ブライダルの会社をやってるから、評判にキズがつくのがイヤなんでしょ?」「そんなんじゃないってば!」

「じゃあ、ナンで、そんなにも俺との結婚にこだわるの?
収入もないし、家事もやんない夫と一緒にいる意味ってナンなの?」と
ほぼ全ての視聴者が知りたいと思っている疑問を口にしたトコで
「キミは、どこまで身勝手に振る舞えば気が済むんだ!?」と義父が参戦(苦笑)

すかさず「だって、そもそも、お義父さんが離婚しろって言ったんじゃありませんか!」と応戦すると
「あんな言葉を真に受けるヤツがあるか!」「いやいや、いい~や!あれは完全に本気でしたね!」
「部活の監督が、たるんでる選手に『お前なんかヤメちまえ!』って
ハッパかけるのと一緒じゃないか!」とバトルが始まりかけるも

孫が「じいちゃん、今の時代、そのやり方通じないよ」と口を挟み
ここぞとばかりに夫が「順基がサッカー部ヤメたのも監督に『ヤメちまえ!』って怒鳴られたからだもんな」と食いつき
当の息子は「二つ返事でヤメてやりましたよ」と涼しい顔(笑)

夫は、その話をメモしながら、妻に「周りの人に訊いてみればいいじゃ~ん
俺との離婚に賛成する人は大勢いても、反対する人は誰もいないと思うよ」と告げると
息子が「それは確かに!(笑)」と太鼓判(笑)
しかして、本当に母親(高橋惠子さん)も会社のスタッフも全員が離婚に賛成し、ショックを受ける妻…(苦笑)

ただ1人、夫の担当編集者(北村一輝さん)だけが
元々、自分が漫画のネタとして勧めた「離婚までの一部始終」が、ネーム段階とはいえ
作品としては、本当に面白く「長年待ち続けた甲斐があったなあ」と思うほどの出来であり
立場上、描くなとは言えないものの「2人には離婚して欲しくないんですよ」ということで
妻に「離婚を回避できる方法」を伝授

そして…「今、久々の漫画の手応えに興奮して
この漫画を完成させるために、どうしても離婚が不可欠だと思っている状態」の夫に
この離婚騒動をつまらないと思わせることだ…と説明し、父と息子に協力を求めると
息子が「つまらなくするって具体的にどうすんの?」と質問

「離婚の言い争いで白熱しないこと」という返事に
野球部の監督の話をメモしていたことを思い出し、じいちゃんと共に納得した途端
「その作戦に協力する俺のメリットは何?」とダウンコートをねだるも
「バイトしてんだから自分で買いなさいよ」と、あえなく却下…(苦笑)

それでも翌朝…夫が「離婚届書いたから、万里江も書いてくれる?」と声をかけ、妻がガン無視すると
「聞こえてる?おーい!」と大声を出すのへ
父が「万里江、今ナンか聞こえたか?」と問うと「ううん、何も聞こえなかったけど…」と妻
続いて、孫に「お前、ナンか喋ったか?」と声をかけると「喋ってないよ」と孫も協力するも
この3人のやり取りに「いいですよ、お義父さん
中学生が教室でやってる初歩的な無視のやり口ですよねぇ(笑)漫画へのご協力アザっす!」と
またメモを取りながら、ほくそ笑む夫(苦笑)

「無視」は全く効果がなかったので、その次の朝は新たな作戦を遂行
放りっぱなしになっている離婚届を見た夫が
「アレ?まだ書いてくれてないのー?いい加減諦めてハンコ押して下さいよー!」と言うと
父が「よ?よ…ヨーグルト!」妻は「と?とうふ!」孫が「ふりかけ」としりとりを始め
妻が夫に「『け』だよ!『け』!」と振るや「ケンカ別れ」と参加(笑)

再び父の番になり「レ?レ…レ…レタス!」妻が「スイカ!」孫が「カマキリ」と続けたトコで
夫が高らかに「リコン!」と強制終了(笑)
更に…「終わりね(笑)色んな意味でおしまい!
どんどん、いいネタ提供して貰ってありがとうございますねぇ!(笑)」…と
またもやメモを取りながら、2階へ去って行くなり

じいちゃんが孫に「ナンで『カマキリ』なんて言うんだよ!」と責めると
「『カミソリ』と『カナシバリ』にも迷ったけど…」と孫(笑)
「全部ダメじゃないかよ!」とツッコみながら、ふと視線を上げると
2階に上がって行ったはずの娘婿が、まだメモを手にニンマリ(笑)
全く「ツマンナイ」とは思ってない様子…って「しりとり」じゃねぇ…(笑)

その夜、居酒屋で、会社の女性スタッフ(ホラン千秋さん)から
「万里江さんにとって、ダンナさんは今どういう存在なんですか?」と訊ねられ
「それが判んないっていうか、適切な言葉が思い浮かばないのよねぇ」と
若い頃みたいな恋愛感情はないものの「好きか嫌いか」で言えば「好き」だから
20年の間に変化、あるいは進化して来てる感じ…と説明

出世魚に例えるなら、結婚当初の「好きだ」って気持ちは、一番最初の「もじゃこ」で
まだ「ぶり」にまではなっていない今は「ぶり」の1つ手前の「ワラサ」だとか
ピザを「円グラフ」に見立てて「好き」が15%「大切」に思う気持ちが20%
「同志」と感じるのが20%、更に「心配」も20%
で、残りの25%に関しては「大きな何かを忘れてるような気がする…」とかで
視聴者の大いなる疑問の答えは、まだ見つからず…

モヤモヤしながら帰宅すると、夫の弟で、今、息子がアルバイトをしている和菓子屋の主人が
夫と「離婚には絶対反対だ!」「お前には関係ないだろ!」と口論の真っ最中で
「兄貴みたいなクズは、再婚しようと思ってもムリだかんな!」
「独身のお前には言われたくないわ!」などと言い争う内に

夫が「判ったぞ!結局、お前は自分のことしか考えてないんだよー!
離婚されたら、和菓子屋の跡継ぎ問題がめんどくさいことになりそうだから困ってるだけなんだよ!」
…と、兄の息子が和菓子職人に興味があると、アルバイトしている今の状態をキープし
ゆくゆくは…と目論んでいることが判明(苦笑)

…で、妻が「離婚するって、私たち夫婦だけの問題じゃないのよ、判る?
(息子だけではなく)両親や親戚、周りの知り合いだって無関係じゃいられなくなるのよ?」と
新たな切り口で説得を試みようとしたものの、当の息子が
「俺の跡継ぎ問題に関しては、そんなに心配しなくていいんじゃないかな?」と言い出し

「そんなことないでしょ?離婚したら『深堀』の人間じゃなくなるのよ?」という母の言葉に
「えっ!?どうして?俺が親父について行けばいいだけの話だよね?」とブッ込み
一同が「はあ!?」となったトコで、チーン!と鳴り
「アナタ、いい加減にしなさいよ!」と母
じいちゃんも「どう考えたって万里江を選らばなきゃオカシイだろ!」と声を荒げたものの

息子は「まあ、フツーに考えたら、そうなんだろうけど、どっちの親を選ぶかは子供の特権だから」
…と、至ってまともなド正論で返し、母とじいちゃんが絶句している最中
夫の弟だけが「兄貴の方を選ぶとは、完全に盲点だったなあ(笑)」とニンマリ(笑)

母が「ダウンコートの恨みをこんな形で晴らさないでくれるかな」と言うと
「別にそんなつもりはないけど『離婚したら深堀の人間じゃなくなる』って
まるで俺が無条件にアナタについて行くって、信じ込んでるみたいだったから…
あと、名字が『山神』に変わるのも減点材料ではあるよね
『ヤマガミジュンキ』って『甘噛み順基』みたいで、ビミョーっちゃビミョーだし…」と返し(笑)

じいちゃんが「俺の先祖を侮辱する気か!」と怒鳴ると
「お義父さ~ん、高圧的な態度は減点材料になりますから、控えた方がいいと思いますよ」と夫(苦笑)
更に、息子が「親父の方が、経済的には厳しいけど、精神的には楽そうだし…」と付け加えると
夫の弟までが「まっ、金は、ウチの店で働けばいい訳だし…」と言い出し

「兄貴が兄貴なら、弟も弟だなあ!」とじいちゃんが怒りまくるのを尻目に
夫は、ついさっきまで口論していたことも忘れたかのように
「謙作~、今日はありがとな~!お前がからんで来てくれたおかげで
漫画のいいネタになりそうだから…」と言いながら、せっせとメモを取り始める始末…(苦笑)

でも、その騒動が終わったあと…「もし私たちが離婚したら、アナタは困らない?」と訊ねる母に
息子は「ナンも困らないし、俺のことは一切気にしなくていいよ
アナタがしたいようにすればいいし、俺はそれについて行くだけだからね」…と本心を明かし
学校では、彼女に「母親を安心させるためにも、そろそろ和菓子屋1本に絞ろうかと思って…」と
初回からずっと、うやむやにして来た進路を決めたことを告白

そして、その夜…父と2人だけでリビングにいる時
「ウチの母親、離婚する決心したっぽいよ」と話しかけると
「ふーん…それは有難いね…まあ、1つだけ申し訳ないのは『チョーさん(深堀家の猫)』だよなあ」と父
「えっ!?ナンで?」と驚き、振り返る息子に
「そりゃ、連れて行くことになるから…」と答えると「ふざけんなよ!」と返され
「『ふざけんなよ』って、ナンだよ?
俺が譲渡会で見つけて、俺が名前つけたんだから、親権はどう考えたって俺だろ!」と主張するも
「連れて行くのはムリだから諦めてね!マジでそこだけは、俺、絶対に譲れないわ!」とキッパリ(笑)

「俺は寂しいよ!チョーさんが出て行く時は、そんなに抵抗すんのに
俺が離婚して出て行くことには、ナンの抵抗もない訳だろ?」と洩らすと
「だって、可愛さが段違いなんだから、比べちゃダメでしょ?」とバッサリ(苦笑)
更には…「可愛いくなくたって、一応は父親だぞ!」と言う父に
「今まで父親らしいこと何ひとつして来なかったんだから、チョーさんは置いてって!
それで全部チャラっていうことでさ」とトドメの一撃(苦笑)

でも、妻は「円グラフ」の残り25%が何か?に、ようやく気づき、夫と話し合うために帰宅
「カンカンカン!」というゴングが鳴り、息子がリビングで観ているボクシングの試合のアナウンス…
「本日のメインイベント!両選手入場です!」…に合わせるかの如く
妻が玄関のドアを開ければ、夫も2階から降りて来るというカットが流れ(笑)

妻が離婚届を破り捨てたことを明かすと、夫は「こんなこともあろうかと
予備を用意しておいて良かったよー!」と、また別のサイン済みの離婚届を取り出し
「今、世の中は資源を大切にしようって動いてるのに…!」という妻の言葉に
「だから、この1枚で決着つけようよ」と返し
この日の妻の「名言」だった「私には紙が薄すぎて、筆圧で破けちゃうのよ」にも
「当たりの柔らかいペンなら、いくらだって貸してあげるから」とホントにペンを差し出す周到さ(笑)
それでも妻は「書いてる途中に、コーヒーがこぼれる予感がするのよねぇ」とニヤリ(笑)

「ふざけんの、いい加減にしてくんない!」「ふざけてんのはどっちよ!」
「俺は真剣に考えて、真剣にお願いしてんだよ?」「私だって真剣にお断りしてんのよ!」
「俺との離婚を断るなんて、バカなんじゃないの!?」「ああ、バカで結構よ!」
…などと口論している最中に、釣りから帰って来た父が、夫婦ゲンカなんて目に入らぬかのように
アイスボックスをリビングの床に置き「ナンか釣れたの?」と訊ねる孫と「ああ、見るか?」
「おお!結構デケえ!ナンていう魚?」などと話し始めたんですが

「ワラサだよ」という父の返事に「ワラサ!?これがワラサなの!?」と妻が食いつき(笑)
「そうよ!ワラサなのよ!私が来年も再来年も、あなたとここで暮らしたいと思う気持ち
あなたが大切なのよ!ここまで20年も一緒に連れ添って来た同志じゃない?
あなたを1人にするのが心配なの!あなたの存在全てが私の生きるエネルギーなの!
だから、常にそばにいてくれないと困るのよ!

やっと気づいたの!今の私があるのは全部、悠作のおかげだって!
会社を作ったのもそう!家事と育児を頑張って来られたのもそう!全部あなたのおかげなの!」と
ついに「残り25%」が何だったのかが明かされ
「大切」や「同志」「心配」という妻の言葉の1つ1つに反論していた夫が「エネルギー」に対しても
「俺が相手じゃなかったら、もっと上手く、もっと楽に出来たと思うよ」と返すと

「そうじゃないのよ!あなたがダメでクズでだらしなくいてくれたことが私を輝かせてくれたの!」
…と言われて「それ、褒めてるの?」とフクザツな表情を浮かべたトコへ
義父が「そうかあ!悠作くんは陰ながら娘を支えてくれてたのか」と口を挟み
「だから、ナンにもしてませんよ!」と戸惑っているのへ
今度は息子が「ナンもしないって、逆に難しいよ」と一言(笑)

すると、妻は「そうなのよ!そんな風に振る舞えるのは、この世に悠作しかいないのよ!
それが、あなたと離婚したくない理由なの!」
…って、ありのままの自分を丸ごと必要としてくれる妻なんて、控え目に言って最高じゃね?(笑)
もっとも、この夫は「じゃあ、俺にこの漫画を描くなってことね?
離婚しないってことは、漫画は諦めるってこととイコールだから!
11年半もかかって、やっと見つけたんだよ?それを諦めろってことね?」と抵抗(苦笑)

「だったら…」と、妻が「30年後に離婚する漫画」を描けばいいと提案(笑)
「30年、漫画描いたら単行本100巻は出せるわよ」と言われて
「誰がそんな間延びした漫画読みたいと思うんだよ?」と夫
妻が「私は読みたい!」と手を上げると、父も「俺も読みたい!」と続いたものの
「お義父さん、30年後この世にいないじゃないですか!」を皮切りに
また、舅と婿のバトルが始まったトコで、息子が「もういい加減、観念したら?」とポツリ

「お前は(離婚に関して)どっちでもいいんだろ?」という父親の言葉に
「チョーさんの親権争うの面倒だから、離婚しないでいいよ」と返し
またまた、ひとしきり口論が続いたあと、チョーさんが夫の足元に来て「ミャー、ミャー」と鳴き
ついに夫は「わかったよー!チョーさんのためだ!」と離婚を撤回(笑)

そして、昨夜オンエアーされた最終回に突入した訳ですが
第9話のラストに、小池栄子さんの母親役でナレーターも務めておられる高橋惠子さんが
「ナンとか離婚は回避しましたが、この家族に平穏という言葉は似合いません
ダメ男3人衆、最後の大暴れに乞うご期待」と締められ
続く予告でも「この家にジングルベルは似合いません。聖なる夜に響くのはゴングの鐘です」
…と紹介なさっていた通り、最後までドタバタ(笑)
そして、ちょっぴりホロリのイイ最終回でした♪
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