ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

カルテット1

2017-03-13 12:59:08 | メディア
今クールのドラマの話題が出た際にも
甲斐さんは特に「カルテット」に触れられていませんでしたし

いくら我が家が初回から「どハマリ」していても
このブログネタとしては如何なものか?と
毎回、毎回、怒涛の「みぞみぞ」を押し隠して参りましたが(笑)

昨日の朝日新聞朝刊の「折々のことば」に
「泣きながらご飯食べたことある人は、生きていけます」という

「カルテット」の第3話で、松たか子さん演じる真紀さんが
満島ひかりさん演じるすずめちゃんに言ったセリフが取り上げられていて
もう、ガマンの限界です(笑)

だって、この「折々のことば」には
古今東西の、ありとあらゆる書物、インタビュー、ことわざ、言い回し
詩歌や俳句・川柳、ヒット曲の歌詞、映画・舞台・ドラマのセリフ等々
鷲田清一さんが引用なさる「源」は
星の数ほどあると思われるんだけど

比較的直近の、視聴率的にはふるわない(失礼!)
しかも朝日放送系列じゃないテレビ局のドラマのセリフを
「3.11」の朝に選ばれているんですよ?

他にも「くう〜っ!」とシビレたり
グッと来るセリフやシーンがてんこ盛りで
今の我が家は、火曜10時を中心に回っていると言っても過言ではアリマセン(笑)

ちなみに、3月1日付の「ことば」には
震災後の陸前高田で「自力でプレハブを建て
一軒ぽつんと種苗店を営む店主」が

「日本語だと要らぬことも書いてしまうから
記録がなくならないよう異郷にまで届けたいから」と
「独習した英語と中国語で、日々憑かれたように手記を綴る」
…ことについて語られたという

「こんなことやって狂ってるだろう?
でもこれをやらなきゃ本当に狂っちゃうんだよ」との言葉が掲載されてました

それはともかく…以前にも少しご紹介しましたが
このドラマは「偶然(笑)」カラオケボックスで出会った4人の男女が
カルテットを組み、軽井沢で共同生活を始めるところからスタートするんだけど

「全員、嘘つき」とのコピー通り…というか、それぞれに「秘密」があって
第1話では、第1バイオリン担当の巻真紀(まきまき)さんの「夫さん」が
実は失踪中であることが判明…

真紀さんがコンビニに行っている間に、ふっと居なくなった理由として
夫さんが会社の後輩に、真紀さんのことを
「愛してるけど好きじゃない」と言ったことが明かされるんですが

これが例の「唐揚げにレモンをかける?かけない?」問題(笑)に関係していて

カルテット4人で食卓を囲むシーンで
松田龍平さん演じる別府さんとすずめちゃんが
ためらいもなくレモンを搾るのを見て
高橋一生さん演じる家森さんから「何やってんの?
一度レモンをかけた唐揚げは不可逆なんだ」と物言いがつき(笑)

「レモンかけて良いですか?と訊くべきでしたね」と謝る別府さんに
「かけて良いですか?って訊かれたら
あ、ハイ…って言うしかないでしょ?」と更に話をこじらせ(笑)
「小学校5年生の時にホームルームで僕が議題になった」本領発揮(笑)

真紀さんは、夫が後輩に「レモン嫌いなんだよ」と話しているのを聞くまで
そんなこととは夢にも思わず
当たり前のようにレモンをかけていた
自分達は本当の夫婦じゃなかったんじゃないか…と語り

初回はこれにて終了…かと思いきや
すずめちゃんは、もたいまさこさん演じる「夫さんの母親」が

「息子は失踪なんかしていない!殺されたんだ」と疑い
真紀さんのことを探るために雇われたスパイで
4人の会話の一部始終を録音していたことが判るんだけど

番組冒頭、靴下を脱ぎっぱなしにするクセのある夫が脱ぎ捨てた靴下を
失踪後もそのまま置いてある部屋で
「身元不明の死体発見」というニュースに
チラッと目をやる真紀さんの姿が映されていたのを思い出し
そういえば「ラブサスペンス」だったよね?と、みぞみぞ〜(笑)

第2話では、クラシック音楽界で著名な別府ファミリーの落ちこぼれ(失礼!)
第2バイオリン担当・別府司さんの秘密が明かされますが

例によって、会話のこじらせ男子(笑)
家森さんのセリフに、いちいち膝を打つ我が家(笑)

例えば…ステージで演奏する直前になって
自信がないと言い出した真紀さんに
別府さんが「大丈夫ですよ!あんなに練習したじゃないですか」と励ますと
「練習したから失敗するのが怖いんです」と真紀さん

家守さんいわく…キッチン綺麗に掃除したから
ごはん作りたくないっていうのと同じですね(笑)

また、4人に演奏の場を提供してくれている
レストラン「ノクターン」のウェイトレス・有朱(アリス)ちゃんに
片思い中?の家森さん
メンバーに、LINEのやり取りを見せて「脈あるでしょ?」と主張するも

「来週、食事に行きませんか?」には「来週はずっと仕事なんですぅ」
「来月のアタマはどうですか?」には「なんかバタバタしちゃっててー」
「今度スキー行きませんか?」は未読で(笑)

「脈…どこでしょう?(笑)」とツッコまれていわく…
好きな人には好きって言わずに、会いたいって言うでしょ?
会いたい人には会いたいって言わずに、ごはん行きませんか?って言うでしょ?

別府くん、好きだって言う代わりに
チケット1枚余ってるんだけどさって言ったことない?

「行けたら行くね」は、どういう意味?
(すずめちゃんに)「行けたら行くね」って言った人やってみて(…と実演させ)

「行けたら行くね」って言ってたじゃない?もう席ないよ
えっ、なんで来たの?コワイ、コワイ、コワイ
…こうなりますよ、悲劇起きますよ
言ったら行くな!行くなら言うな!

言葉と気持ちは違うでしょ?
「こんなのデートじゃないんだからね」っていうのはデートでしょ
「絶対怒らないからホントのこと言って」って言われて
ホントのこと言ったら、めちゃくちゃ怒るでしょ

「それが行間!」行間を読めと主張する家森さん(笑)
だめ押しとばかりに「こちらから連絡しますねっていうのは
連絡しないでねってことでしょ」と言った途端に
未読だった有朱ちゃんから「またこちらから連絡しますね」ってLINEが…(笑)

…で、別府さんには、勤務先に仲の良い女性がいるんだけど
カラオケボックスで歌っていて終電を逃し
彼女の家に泊まったこともあるものの、あくまで「友達」だったらしく

結婚式でカルテットに演奏して欲しいと頼まれたことをメンバーに話すと
「終電は男女が一線を越える言い訳のためにあるんだよ」と家森さん(笑)

彼女の言った「私、たぶん、結婚する」という言葉は
「私の、結婚、とめて」という「行間だ!」と…

その言葉を発した時、彼女はどんな顔をしていたのか?と訊かれて
「人魚対半魚人」のビデオを勧めてたから見ていないとの返事に
真紀さんも「富士山に登って、スマホ触ってるのと同じですね」(笑)

でも、別府さんが彼女との距離を縮められなかったのは
真紀さんが原因だったことが判明!

別府さんが大学生の頃、学園祭に真紀さんが演奏しにやって来て以来
蕎麦屋で、ヤマダ電機で、偶然、真紀さんを見かけ
「運命だ」と思っていたのに、声をかける勇気がなく

次に会ったのは、真紀さんの結婚式の会場で
「偶然を運命に変えるチャンスを3回も逃したんだ」と後悔し
カラオケボックスで出会った「5回目以降はストーカーです」と告白

「あなたを捨てて、居なくなった男よりも
僕の方がずっとあなたのことを…」と話す別府さんに

真紀さんいわく…居なくなるのって、消えることじゃないですよ
居ないってことがずっと続くってことなんです
居なくなる前より、ずっとそばにいるんです
今なら落ちると思ったんですか?捨てられた女ナメんな!

この会話の録音を、もたいママに聞かせたすずめちゃんは
「真紀さんは殺してないと思います」と意見するも

夫が失踪してショックを受けた妻が
翌日にもうパーティに出席して、こんな顔する?と
満面の笑顔でピースサインをしてる真紀さんの写真を見せられ、みぞみぞ…

ちなみに、真紀さんにフラれた別府さんは
勢いで彼女と一夜を共にするんですが
その彼女から「あっちに可愛いカフェがあるんだけど、遠くて…
で、毎回すぐ近くにあるチェーンの店に入っちゃうんだよ

まあ、それはそれで美味しいんだけど
こっちだったかな?って思われるのは、シャクだけど気持ちは良いよ
それくらいには私もズルイし、別府くんもズルイ

寒い朝、ベランダでサッポロ一番食べたら美味しかった
それが私と君のクライマックスで良いんじゃない?」と言われ

改めてメンバーに「大切な人が結婚します
その人のために演奏がしたいんです
一緒にやって貰えませんか?」と頼んで、教会で演奏することに…

新郎新婦退場の曲は、真紀さんが合図して、第2バイオリンのソロ演奏に…
途中から、そのメロディが彼女とカラオケで歌った
SPEEDの【ホワイト・ラヴ】に変わって
ふと立ち止まった彼女の背中にグッと来ました

第2話までですでに、すずめちゃんと別府さんはそれぞれ
偶然にカラオケボックスで真紀さんに出会ったんじゃないことが判り
残る家守さんは…?と火曜日が待ち遠しい我が家なのでした(笑)
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