奥さんが滑り込みでゲットしたチケットは、おそらく?予約したものの
何らかの事情で発券されなかった、いわゆるキャンセルチケットらしく
2列目の中央寄り通路際の席で、ステージのあまりの近さに
「甲斐さんのライブだったら、絶対キュン死する♪」と…(笑)
プログラムを買い、お手洗いの行列に並び
「甲斐時間」がない慌ただしさ(笑)に追い立てられるように席に着くと
聞こえて来たのは、クイーンの【ボヘミアン・ラプソディー】
どうやら、客入れBGMは「ボヘミアン・ラプソディー」のサントラ盤みたいで
「さすがグループ魂♪」と思いながら聴いていると
開演間際になって、男性の声で「注意事項」のアナウンスが始まり
「この劇場のスタッフの方なのかな?
それにしちゃ、ずいぶんとカミカミなんですけど?(笑)」と奥さん
一言つっかえるたびに、そのワードだけでなく
もう一度アタマから言い直されるアナウンサーの方に
「甲斐さんのアコギライブじゃないんだから(笑)」と心のツッコミ(笑)
…が、これは「序詞役」を務めておられる「よーかいくん」さん(笑)が
序詞(演劇の前説・場面の紹介など)の前にアナウンスなさっていたようで
そのつっかえぶりに開演時間が押したのか?(笑)
肝心の序詞を言い終えられる前に
勝地涼さん達が客席中央の通路に登場され、開演してしまったんだとか…(笑)
勝地さん達は、奥さんの席のすぐ横の通路を通られ…
「めっちゃええ匂いがした♪」と奥さん(笑)
…そのまま舞台に上がられるのかと思いきや
最前列と舞台の間に立ち止まられ、会話(セリフ)の内容を実演…
って、この時のやり取りが「エッチ」についてのものだったので(笑)
1人がお尻を突き出し、もう1人がそのヒップを抱えて腰を振る(笑)という
某国営放送の朝ドラでは、絶対お書きになれなかったであろう場面(笑)
しかも、最前列に座っておられる女性の席の背もたれに両手をついて
その女性とお顔を突き合わせたまま、お尻を突き出す(笑)…という演出を
お二人が交互に実演なさるんだけど
勝地さんが「失礼します!」と背もたれに両手をつかれると
被害?女性は顔を伏せていらして、表情は窺えなかったものの
両肩を大きく震わせておられたそうです(笑)
クドカンさんは「なるべく まんまやる!」と宣言なさっていて
蜷川幸雄さんの「シェイクスピア」の翻訳を務められた
松岡和子さんの台本通りに演出されているみたいですが
「自分が書いた本しか演出したことがないからだと思うんですけど違和感がすごいですね
でも、そこは我慢して、その違和感も込みで見せたいと思っていて
じゃないと、わざわざ人の書いた本をやる意味がない」とクドカンさん
ただ…「こっちの方が面白いと確信した時か、これがないとすごくスムーズだし
役者さんもやりやすいだろうって時だけは手を加えますけど…」との言葉通り
「それは絶対、原作にはないでしょ!?(笑)」という演出がテンコ盛りだったようです(笑)
松岡さんは「蜷川さんって、お客さんに判りやすく見せるってことにまず心を向けるのね
例えば、対立している二つの陣営があったら
青グループ、赤グループみたいに、一目で違いが判る衣装を着せたりする
で、どうやって(ロミオとジュリエットのそれぞれの家である)
モンタギューとキャピュレットの違いを出すか?
どうやら、キャピュレットの方は新興階級で大金持ちらしいと…
でも、モンタギューの方は由緒正しい家柄ではあるけれど、あんまりお金はなさそう
今回、衣装とか装置で、それを表現するのは大変だなと思っていたわけ
そうしたら、冒頭のシーン、モンタギューの人達は『モンタギュー!』って
キャピュレットの人達は『キャピュレット!』って叫んでいて
すごく宮藤さんらしいと思う」とおっしゃってます
もっとも、クドカンさんは「最初、モンタギュー側で
その後、キャピュレット側をやる人もいますから(笑)
名前を言い合うっていうのはイイんじゃないかなと…」と説明なさってましたが…(笑)
松岡さんによれば…「シェイクスピアの面白さと、悲劇・喜劇の面白さを絡めると
喜劇は全て結婚で終わり、悲劇は結婚から始まる」そうで
「『ロミオとジュリエット』は、悲劇が喜劇の中を疾走している芝居」らしく
クドカンさんも「だから、ロミオとジュリエットだけが悲劇で
周りは喜劇でいいのかなと思っているんです」と話されてるんだけど
「ああ、ロミオ、ロミオ、どうしてあなた『が』ロミオなの!?」
…とツッコミを入れたくなるような(失礼!)
おっさんロミオが登場するだけで爆笑を取ってしまう舞台で悲劇って…(笑)
ただ、松岡さんが「演出家の腕の見せどころって
テキレジ…(劇作家が書いた戯曲を、演出方針に応じてカットしたり
変更を加えたりすること)…だと思うんですよ
宮藤さんのテキレジは、喜劇的なくだりを随所に残していてビックリした
『えー、ここ残す!?』『えー、ここ切っちゃうの!?』って
すごく大胆だなと思いました」とおっしゃったのに対して
クドカンさんは「冒頭のセリフに『2時間の舞台で繰り広げ、ご高覧に供します』とあるので
そこは絶対2時間で収めたいんですよね
3時間やってよければ、別にカットしないセリフも多いんですけど…」と返され
たいていの舞台化でカットされているという「結婚式の楽士のシーン」については
「あれ、状況としては、一番面白いと思ったんですよ
結婚式だと思って来たら、葬式になっちゃったって…(笑)
渦中の人達にとっては悲劇ですけど
仕事として呼ばれた側にとっては
『で、結局やるの?やらないの?』みたいな話ですから
そういう視点が残っていた方がいいなって
つまりは、ハードルを上げてるんです(笑)」と説明なさっているのを読んで
奥さんが、色んな制約がある中、自らハードルを上げて
良いものを作るために更なる高みを目指す
某ミュージシャンの方を思い浮かべたのは言うまでもアリマセン(笑)
何らかの事情で発券されなかった、いわゆるキャンセルチケットらしく
2列目の中央寄り通路際の席で、ステージのあまりの近さに
「甲斐さんのライブだったら、絶対キュン死する♪」と…(笑)
プログラムを買い、お手洗いの行列に並び
「甲斐時間」がない慌ただしさ(笑)に追い立てられるように席に着くと
聞こえて来たのは、クイーンの【ボヘミアン・ラプソディー】
どうやら、客入れBGMは「ボヘミアン・ラプソディー」のサントラ盤みたいで
「さすがグループ魂♪」と思いながら聴いていると
開演間際になって、男性の声で「注意事項」のアナウンスが始まり
「この劇場のスタッフの方なのかな?
それにしちゃ、ずいぶんとカミカミなんですけど?(笑)」と奥さん
一言つっかえるたびに、そのワードだけでなく
もう一度アタマから言い直されるアナウンサーの方に
「甲斐さんのアコギライブじゃないんだから(笑)」と心のツッコミ(笑)
…が、これは「序詞役」を務めておられる「よーかいくん」さん(笑)が
序詞(演劇の前説・場面の紹介など)の前にアナウンスなさっていたようで
そのつっかえぶりに開演時間が押したのか?(笑)
肝心の序詞を言い終えられる前に
勝地涼さん達が客席中央の通路に登場され、開演してしまったんだとか…(笑)
勝地さん達は、奥さんの席のすぐ横の通路を通られ…
「めっちゃええ匂いがした♪」と奥さん(笑)
…そのまま舞台に上がられるのかと思いきや
最前列と舞台の間に立ち止まられ、会話(セリフ)の内容を実演…
って、この時のやり取りが「エッチ」についてのものだったので(笑)
1人がお尻を突き出し、もう1人がそのヒップを抱えて腰を振る(笑)という
某国営放送の朝ドラでは、絶対お書きになれなかったであろう場面(笑)
しかも、最前列に座っておられる女性の席の背もたれに両手をついて
その女性とお顔を突き合わせたまま、お尻を突き出す(笑)…という演出を
お二人が交互に実演なさるんだけど
勝地さんが「失礼します!」と背もたれに両手をつかれると
被害?女性は顔を伏せていらして、表情は窺えなかったものの
両肩を大きく震わせておられたそうです(笑)
クドカンさんは「なるべく まんまやる!」と宣言なさっていて
蜷川幸雄さんの「シェイクスピア」の翻訳を務められた
松岡和子さんの台本通りに演出されているみたいですが
「自分が書いた本しか演出したことがないからだと思うんですけど違和感がすごいですね
でも、そこは我慢して、その違和感も込みで見せたいと思っていて
じゃないと、わざわざ人の書いた本をやる意味がない」とクドカンさん
ただ…「こっちの方が面白いと確信した時か、これがないとすごくスムーズだし
役者さんもやりやすいだろうって時だけは手を加えますけど…」との言葉通り
「それは絶対、原作にはないでしょ!?(笑)」という演出がテンコ盛りだったようです(笑)
松岡さんは「蜷川さんって、お客さんに判りやすく見せるってことにまず心を向けるのね
例えば、対立している二つの陣営があったら
青グループ、赤グループみたいに、一目で違いが判る衣装を着せたりする
で、どうやって(ロミオとジュリエットのそれぞれの家である)
モンタギューとキャピュレットの違いを出すか?
どうやら、キャピュレットの方は新興階級で大金持ちらしいと…
でも、モンタギューの方は由緒正しい家柄ではあるけれど、あんまりお金はなさそう
今回、衣装とか装置で、それを表現するのは大変だなと思っていたわけ
そうしたら、冒頭のシーン、モンタギューの人達は『モンタギュー!』って
キャピュレットの人達は『キャピュレット!』って叫んでいて
すごく宮藤さんらしいと思う」とおっしゃってます
もっとも、クドカンさんは「最初、モンタギュー側で
その後、キャピュレット側をやる人もいますから(笑)
名前を言い合うっていうのはイイんじゃないかなと…」と説明なさってましたが…(笑)
松岡さんによれば…「シェイクスピアの面白さと、悲劇・喜劇の面白さを絡めると
喜劇は全て結婚で終わり、悲劇は結婚から始まる」そうで
「『ロミオとジュリエット』は、悲劇が喜劇の中を疾走している芝居」らしく
クドカンさんも「だから、ロミオとジュリエットだけが悲劇で
周りは喜劇でいいのかなと思っているんです」と話されてるんだけど
「ああ、ロミオ、ロミオ、どうしてあなた『が』ロミオなの!?」
…とツッコミを入れたくなるような(失礼!)
おっさんロミオが登場するだけで爆笑を取ってしまう舞台で悲劇って…(笑)
ただ、松岡さんが「演出家の腕の見せどころって
テキレジ…(劇作家が書いた戯曲を、演出方針に応じてカットしたり
変更を加えたりすること)…だと思うんですよ
宮藤さんのテキレジは、喜劇的なくだりを随所に残していてビックリした
『えー、ここ残す!?』『えー、ここ切っちゃうの!?』って
すごく大胆だなと思いました」とおっしゃったのに対して
クドカンさんは「冒頭のセリフに『2時間の舞台で繰り広げ、ご高覧に供します』とあるので
そこは絶対2時間で収めたいんですよね
3時間やってよければ、別にカットしないセリフも多いんですけど…」と返され
たいていの舞台化でカットされているという「結婚式の楽士のシーン」については
「あれ、状況としては、一番面白いと思ったんですよ
結婚式だと思って来たら、葬式になっちゃったって…(笑)
渦中の人達にとっては悲劇ですけど
仕事として呼ばれた側にとっては
『で、結局やるの?やらないの?』みたいな話ですから
そういう視点が残っていた方がいいなって
つまりは、ハードルを上げてるんです(笑)」と説明なさっているのを読んで
奥さんが、色んな制約がある中、自らハードルを上げて
良いものを作るために更なる高みを目指す
某ミュージシャンの方を思い浮かべたのは言うまでもアリマセン(笑)