ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

近況&雑感3

2023-11-30 15:05:00 | 日記
先日「長岡米百俵フェス」の総集編が、WOWOWで9時間に渡り放送されましたが
奥さんは、弟くんから円盤が届くのを待ち切れず、シフト担当の方にお願いして
昼の休憩時間を甲斐バンドが登場するであろう12時半からに変更して頂き
ウキウキと出勤して行ったところ、体調不良でお休みになった方がいらしたらしく
当初の予定通り、13時半からの休憩に…(苦笑)

まあ、その後、オンデマンドでチェックしたみたいだけど
当日、フェス会場で特に印象に残った「きんぽうげ」「ポップコーンをほおばって」
そして「翼あるもの」(と「安奈」)が、カットされていて、少々ガッカリ…(苦笑)
もっとも、甲斐バンドと同じフェス初日に出演なさった他のアーティストの皆さんは
MCもほとんどなく、3曲くらいに編集されていたし、5曲オンエアーは御の字ですよね?(笑)

…で、結局、甲斐バンドのオンエアー分は、2~3回観ただけで(苦笑)
あとは、アバンギャルディの皆さんのパフォーマンスをリピート&リピート…って、どーゆーこと?(笑)
奥さんが、後ろ髪を引かれつつも、会場を後にして、ゆっくり見られなかった「長岡花火」は
スマホ画面だとイマイチ、その素晴らしさが伝わって来なかったらしく

ちょうど去り際に打ち上がった1発目、2発目の「名刺代わり」の花火でさえ(失礼!)
思いも寄らぬ近さで打ち上げられたせいか?かなりの迫力があったみたいで
今は、円盤で再びあの迫力を味わうことが出来るようにと祈っているようです(笑)

ともあれ…その「米フェス」での甲斐バンドのステージを初めてご覧になった方はもちろん
ン十年ぶりで懐かしいとおっしゃった方も皆さん
「甲斐よしひろさんが70歳と知ってビックリ!」とか「甲斐さん、全然変わってない!」と
古希を迎えられても、パワフルなステージを披露なさったことに驚かれてましたが

少し前の「天声人語」に…「理想の老いとは、何だろう
ロック音楽の代名詞、ローリング・ストーンズが
18年ぶりに出した新作のアルバムを聴きながら、そんなことを考えた
しわくちゃのミック80歳、白髪キース79歳
ドラムのチャーリー・ワッツは2年前に逝った」との書き出しのコラムがあり

「半世紀もの間、ストーンズどっぷりの人生を歩んできた」日本ファンクラブの池田会長は
「老いも衰えも、変容がとても人間らしくて、魅力的なんですよ」とコメント
「近年、高齢化したストーンズのライブ」には
「昔の曲は音が間引きされて」いたり「おやっと思う演奏が増えている」ものの
「それが心地よい」「失敗も面白くなるバンドです」と評され

今回の「新作」は「自分で難しくなった音」を
「レディー・ガガら著名アーティストを多数加え
助っ人と一緒に作ろうというかのような」作品で
「衰えを認め、他者の助けを受け入れ、生き延びようとする老練の知恵なのだろう
その振る舞いの何と人間らしいことか」との筆者の言葉に
「ずっと一緒に育って来たけれど、今を生きている彼らが、一番好きですね」と話されていて

その「今が一番好き」という言葉が、とても素晴らしいと感じたのは
その時、その時の「一番」の積み重ねが「今」を作っている訳だし
若い頃には考えもしなかったであろう「老練」の域に至るには
若い頃に出来たことが出来なくなったことを、まず認め、かつ受け入れなければならず

それは、ボクみたいな一般人よりも「ロックミュージシャン」の方のほうが
より「受け入れがたい」と思われるところを受け入れた彼らの「人間らしさ」を
いとおしく思っておられるからこその言葉だと思ったからです
もちろん、それは池田会長も彼らと同じだけ年齢を重ねられたことも無関係ではないでしょうけど…

同じ朝日新聞の「折々のことば」には、染色家の柚木沙弥郎さんの言葉…
「年をとると、色んなことが出来なくなる。散歩も風呂も、大好きな餅を食べることも…
でも、それを辛いとは思わずに生きて来た。人生は『楽しくなくちゃいけない』

だから、妙な『こだわり』は捨て『自分で出来ること』を変えていけばいいのだ
『明るく』諦めるのがいいね」…が掲載されていて
なるほど、ストーンズはもちろん、甲斐さんも
お若い頃には沢山おありだった「こだわり」を少しずつ捨て去られ
本当に「譲れないこと」だけに絞られたのかなあと…?

そうそう!内田裕也さんは、自伝「俺はロッキンローラー」の中で…
「日本のRockも、最近はヒット曲を出さないと
一人前じゃねぇように言われてるけど、恐いことだぜ、これは…
ロックは、筋を曲げるくらいなら、ハングリーを良しとするもの
見ているだけで、ゾクゾクして来る生き方だ

世間におもねらず、チャラチャラしないで、その時どきの場所に体を張って立つこと
ただし、テメエひとりでロック状況を作ってんじゃねえからね」…とお書きになっていて
売れ線を狙って曲を作るような真似はしたくない…
というか、そう考えた時点で「ロック」じゃないとおっしゃってるんだけど
一方で、その時代の状況を把握できないまま、ただ自分の好きな曲を書くことも
やはり「ロック」じゃないと思っておられたんじゃないかと…?

ともあれ…もう1つの「天声人語」ネタは「競走馬の名前の付け方」
まず、ルールとしては、宣伝目的の名前や公序良俗に反するもの
過去に活躍した馬や競馬用語と同じでなければ
カタカナで2~9文字の名前を付けられるとのことでしたが
詳しくググってみると…例えば「イエスタカス」は
馬主の方が経営なさっている美容整形外科のCMを彷彿させるためか?登録できなかったみたいです(笑)

馬主さんの思いが込められた馬の名前には、北島三郎さんの「キタサンブラック」や
志村けんさんの「ダイジョブダア」など、馬主さんのお名前やギャグに因んだものから
「ゴールニマッシグラ」「オレノマエニイクナ」「アラマタカッタ」といったレースに直結したもの

また、G1制覇で有名になった「オレハマッテルゼ」(笑)を始め
「ワタシマッテルワ」「カミサンコワイ」(笑)
「リャクダツアイ」という名の母から生まれた
「オトナノジジョウ」(笑)という思わずニヤリとしてしまう名前や

「サバノミッソーニ」の馬主さんとは、別の馬主さんが付けた「ブタノカックーニ」(笑)
「ネルトスグアサ」「オキテスグメシ」「タベテスグネル」といったオフザケ系(笑)
「ジーカップダイスキ」や「キンタマーニ」など、一瞬ドキッとするものの
その由来は「G1○○杯が好き」との意味だったり「バリ島の観光地」の名前だったり(笑)

更に「スモモモ モモモ モモ」という実況アナ泣かせの名前や
その実況を意識したと思われる「モチ」や「オマワリサン」は
「モチが伸びる!モチが伸びる!モチ粘る!モチ粘る!モチが良く伸びました~!」とか(笑)
「オマワリサンが逃げる!オマワリサンが逃げる!
逃げるオマワリサン!逃げ切ってゴールイン!」などと実況されている動画を観て大笑い(笑)

せっかくなので、甲斐さんが馬主になられる時のために、いくつか考えてみました(笑)
「ロンゲグラサン」「スポシダイスキ」「ハカタノテイオー」「シュウゴジムガヨイ」
「コクナイゼンショー」「コエデバレル」「ワガママヨッチャン」「ノメバゴキゲン」
「イチニチイチメン」「ヤルゼオーメン」などなど
ご本人に気に入って頂けたら「サンキューオーイエ」です(笑)
もっとも、甲斐さんの晴れ男ぶりを称えた「コクナイゼンショー」は
「競馬用語」の項目に当てはまってしまうかも知れませんけど…?

さて、その甲斐さんは、毎朝、新聞のラテ欄を30分も読み込まれているそうですが(笑)
ラテ欄に掲載する番組情報をお考えになっている
各放送局のプロデューサーやディレクターの皆さんによると…
「ラテ欄が面白ければ、その回の番組は面白い」というのが定説らしく
それなりに面白いという回は、どうしても散漫な表現になるのに対し
いわゆる「神回」という回は、見せ場やおすすめポイントが絞りやすくなるみたいです

ラテ欄の表記には、ゴールデンタイムで「横10文字、縦5~6行」という規制があり
ほとんどの読者は「じっくり読むというより、パッと目で追うという感じ」なので
1つの単語の途中で改行せず、10文字目に単語の区切りが来るようにするとか
高齢者が遠目に見てもゴチャゴチャしないように
ひらがなを多く使う…といったルールがあるようで

それらを踏まえた上で、視聴者の興味を惹くために
「衝撃!」「感動!」「必見!」「密着!」「独占!」「追跡!」「スゴ技!」「初登場!」
「スタジオ騒然!」などの、いわゆる「必殺表記」と呼ばれるワードを多用したり
「○○対決!A子 VS B子」という風に、スタジオの熱量が伝わるよう「VS」を採り入れたり

「10分間で○○になる」とか「極寒!マイナス30℃の世界」「100年ぶりのお引っ越し」といった具体的な数字を盛り込んだり
人気タレントがメインの番組では「上沼仰天!」や「上沼号泣!」「上沼激怒!」と爆推しするなど
様々な表記をひねり出されているとのことでした

個人的には、かつて甲斐さんもゲスト出演なさったことがある
上岡龍太郎さんと島田紳助さん司会の「EXテレビ」のスタッフの方が
ラテ欄では「ステレオ放送」を意味する「S」の文字が
番組タイトルの前に表示されることを見越していらしたことが印象に残ってます(笑)
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