のどのど日記

昨日ものどのど,今日ものどのど.
明日は…?

のどマガ第104号

2013-09-30 | メルマガ・新聞
9月30日

夕方18時に仕事場を出るころには、すっかり暗くなっているこの頃。
ぶどうや梨や、柿のおいしい季節になりました。

さて「のどのど便り」104号を配信しました。
今月のお品書きは、

▼赤福は、広い境内を歩いた後に食べると、ちょうど良い甘さ(チダショウコ)
▼イチジクのお酢煮(ツキモトクミコ)
▼22時(ドイヒロカズ)

と、なっております。
お時間のあるときに、のどのどとご覧くださいませ。
いつもより配信が遅れましたこと、お詫び申し上げます。

(ゆ:伊勢神宮内宮別宮・荒祭宮。これまでの御宮と新しい御宮が並んでいました)

Que sou parte da viagem

2013-09-23 | のどのどぬ人

9月23日

気が付けば, 温かい珈琲が美味しい季節になっていました.

台風の影響で, 今年は刈屋の梨が不作なんだそうです.
刈屋の幸水は僕が世界で一番好きな果物ですが…, ということで, ひとくちずつ大事にいただいています.

秋です.

(ド:秋の夜長はChiara Civello(キアラ・シヴェロ)「Outono」. そして昨日のNHK音楽館は, 懐かしの広島・フェニックスホール!)

らくだ

2013-09-21 | のどのどぬ人

9月21日
立川談春独演会「らくだ」@山形テルサ・アプローズ

テルサで談春師匠の落語を聞いてきました (山形は2回目だそうです).
47歳になって, 来年30周年だという談春さん.
緞帳のないアプローズでの "お約束" を説明されてから (笑), おはなしは始まりました.

最初のはなしは「かぼちゃ屋」.
唐茄子売りの与太郎の はなしですが, この与太郎の描写が見事 (談春さんの地元にいた風変わりなおじさんがモデルなんだそうです).

仲入り後はいよいよ「らくだ」.
河豚の毒にあたって死んだ らくだ(というあだ名の, 図体の大きな男)を巡る, 屑屋と丁の目の半次(ヤクザ)のおはなしです.
まくらで, 「自分の「らくだ」はよく怖いと言われる」と言っていた談春さん. 
それは「かぼちゃ屋」と同じく, 自分の生い立ち(ちょっと変わった大人たちに囲まれて育った子ども時代)が人物をつくらせているからだといいます.
リアリティが違うわけです (笑).

死んだらくだを前にうろたえる屑屋と乱暴なヤクザとの演じ分けが見事で, 1人ではなしているのに, それはまるで演劇のよう (「かんかんのう」(江戸時代の俗謡, 看々おどり)の件も見事!).
改めて落語の魅力を感じました.
その後, 湯のみで3杯飲んで酔っ払った屑屋(酒乱で豹変)の演技も見事!
コロコロ変わる感情の表現.
立場がすっかり逆転して, 屑屋を兄貴と呼び始める丁の目の半次に会場中が大笑いでした.

「らくだ」は1時間を超えるおはなしでしたが, ずっと惹きつけられっぱなし.
聴けば聴くほど, 落語が面白くなってきています.

(ド:この間 仙台・ファシュタで買ったhauskaaのさつまいもクッキー. 卵を使っていないんだそうです)

ardija

2013-09-19 | のどのどぬ人

9月19日

学校で大宮アルディージャ・鈴木茂さんの講演会.

アルディージャは去年, 残り10試合の時点で18チーム中17位だったのですが, モチベーション・アップをねらって制作されたプロモーション・ビデオをきっかけに, その後10試合負け無しの戦績を残したのだといいます.
そのビデオを, 仲間を大事にする絆をテーマにしてつくった, というのが社長の鈴木茂さんです.

クラブ理念(「スポーツを通じて夢と感動をわかち合える、より良い地域社会の実現に貢献します。」)はチーム全員で考えさせ, 社員には各自が選んだ研修先でどんどん研修をさせ, 選手は「大宮で頑張りたい」という選手を大事にしながらやってきたという鈴木さん.
チームに関わるすべての人を大切にしているのが, サッカーをほとんど知らない僕にも伝わって来たアツい講演でした.
やはり, 人を動かすのは熱ですね!

(ド:鈴木さんが生徒に話されたことで印象的だったのが, 「大抵の人は24時間のうち睡眠に8時間, 会社や学校に8時間使う. 鍵は残りのもう8時間をどうするのかということ. そこで差が出るんだ」ということ. 仰るとおり, 身につまされるお話です…)

きれいな風がふいたので

2013-09-16 | のどのどぬ人

9月16日

台風に負けず, 映画を観てきました.

NHKのプロフェッショナル・仕事の流儀を先に観ていたので, ずっと楽しみにしていたのです.
はい, 遅ればせながら「風立ちぬ」です.

「僕らは一日一日をとても大切に生きてるんだ」

残酷な現実世界に, 朴訥と零れ落ちる堀越次郎のセリフが印象的.
夢の中で見る世界の美しさとは正反対に, 現実の世界は残酷です.
一方, そんな中でも夢を追い求めながら生きた男が描いた夢はやっぱり美しくて….
美しければ美しいほど, その夢は現実世界では見られなかったのでしょうね.

ただ…, そう思う一方で, 菜穂子の死は? 戦争は? と終盤は気になることがどんどん増えていってしまって…, 次郎の純粋な夢にひとり置いてきぼりになってしまいました.
映画をご覧になったみなさんはどう思われたでしょうか (詳しくはまたの機会に…).

エンドロールに流れた「ひこうき雲」はユーミンが高校生のときの作品なんだそうです.
素敵な曲です.

(ド:空気公団「休日」)

八仙

2013-09-12 | のどのどぬ人

9月12日

ヨミウリwayの9月号, 山形のゆるキャラ特集を見ながら (僕がイチオシの村山のゆるキャラ「そば伝」は載ってませんでした…), カレーを作りました.
カレーにはトマトを入れるのが好きです.
丸ごと一個, 入れます.
あとは生姜!
これもたっぷり すりおろして入れます.

ところで, 冷蔵庫にあると重宝する(している)ものっていくつかあります.

まずはカレー粉.
今あるのは仙台・ガネッシュのカレー粉ですが, 市販ルーで作るときでも, 半分をこのカレー粉にするだけで全然違う味に.
野菜チャンプルーに, そうめんチャンプルーに, さっと加えても美味しいです.
これは便利.

次に三五八 (の素).
これは毎年夏に大重宝するのですが (うちにあるのは米沢市・おたまやさんの), 余った野菜をポイポイ入れておけば次の日には美味しい三五八漬けになるし, 鶏肉や魚(魚はあまりしませんが)だって簡単に美味しく柔らかくなります.
オススメです.

あとは冷蔵庫ではありませんが, 北海道に行ったときに買った切り昆布も便利.
サラダやお味噌汁以外にも, 切り干し大根煮なんかにも入れます.
こちらも簡単にゴージャズに変身.
(味噌汁で思い出しましたが, 同じく北海道で買った乾燥しじみも便利です)

ちょっと入れるだけ, 付けるだけで大変身というのだったら, 藻塩とこんぶ茶も素敵です.
美味.

はい, 料理は好きです.
たまにしかしませんけど….

(ド:この間行った仙台・八仙. 餃子も美味しかったけど, 五目焼きそばが最高!)

Cause it's one, two, three strikes you're out.

2013-09-08 | のどのどぬ人

9月8日

ジャズフェス2日目, 朝起きると今日も生憎の雨.
ゆっくりと朝御飯をいただきながら(食べ過ぎました…)夜の西公園のステージも雨かなぁ…, とちょっとがっかりしていたのですが…, なんと夕方には雨が止みました!

すっかり暗くなってから始まったSchroeder-Headz(渡辺シュンスケのピアノ+drum, bassの3人)と土岐麻子のライヴ.
Schroeder-Headzのインストに続いて登場した土岐麻子は, DE DE MOUSEの「baby's star jam」から.
なんとも雰囲気のある歌声は, どことなくアジアンな楽曲にす~っと溶け込んで拡がっていって…, 心地よかったです.
ニューアルバムから「トーキョー・ドライブ」, 「It don't mean a thing」, そして前のアルバムから「Gift」も歌ってくれました.
「スウィングしなけりゃ意味がない」, では「明日の朝 早い人だけ一緒に歌ってください」(!), と, ドゥワ ドゥワのところを会場と一緒に.
楽しいやりとりでした.

そうしてあっという間に過ぎていったライヴ, アンコールは「Take Me Out to the Ballgame」.
歩き疲れた2日間でしたが, なんだかスキップしたくなるような, そんな素敵な終わりでした.

すっかり涼しくなった夜風に当たって足元から鈴虫の声を聴きながら…, 気が付けば夏も幕を下ろそうとしています.

(ド:西公園からの帰りに寄ったFörsta (ファシュタ). 辛すぎず, いろんなスパイスがとろとろに煮込まれていたマサラカレーは深い味!)

風たちて穂麦さわぎ

2013-09-07 | ライヴアーカイブ

9月7日
第23回定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台

今年2回目となる のどliveが終わりました.
生憎の小雨模様のなか お越しいただいたみなさま, どうもありがとうございました.

短い時間でしたが, またこうして演奏できたこと (ドラムの小池氏に感謝!), そしてたくさんの方々に聴いていただけたことを本当にありがたく思います.

音楽って, 不思議だなぁと思います.
生活していれば, そりゃ多かれ少なかれ色々あるわけですが, それでも, 同じ音楽に接しているときは誰もが同じ時間を(多かれ少なかれ)共有できます.
お年寄りも赤ちゃんも, 普段音楽が身近な人もそうでない人も.
音の波に包まれれば, 揺られます.
目には見えない, 手には取れないものだけどそれを共有できるという不思議, そしてなにかが自分のなかに残るという不思議.
やっぱり素敵な経験です.
素直に, そう思うのです.

そんな時間を共有できたことに, 改めて感謝です.
演奏を終えてみんなでお昼を食べながら (MTビル裏のCocteauへ. 鮭と蓮根のスパゲッティ, 美味しかった!), そう思ってました.

さて, 来年は定禅寺通りのステージをジャンル「のどのど系」のまま狙っている のどのど (!).
夢は大きく, 華々しく!

(ド:夕方, 3年ぶりに聴いた藤田悠治さん. 「ハイヒール」を聴いた途端 一瞬にしてタイムスリップ)

ブルックナーの誕生日

2013-09-04 | のどのどぬ人

9月4日
のど練@山形市・中央公民館音楽室

夜, 山形で今週末のジャズフェスに向けての練習.

今回のジャズフェスでツッキーが歌ううたに, 宮沢賢治の「耕母黄昏」があります.
讃美歌風の, とっても素朴で素敵なうたなのですが, ちょっと調べていたら, 賢治の直筆譜だという楽譜がありました.

http://www.ihatov.cc/song/kobo.html

なんて めんごい楽譜でしょう (笑)!
この音楽, 何度かピアノで弾きながらなぞってみてるのですが, なんともいえない安心感があります.
不思議な曲です.

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風たちて穂麦さわぎ
雲飛びてくれぬ
子らよ待たん いざかへり
夕餉たきていこひなん

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すっかり涼しくなった山形.
耕母黄昏のような実りの季節も もうすぐです.

(ド:この間 立ち寄った浅草「ヨシカミ」の濃厚・ビーフシチュー. スプーンで解ける柔らかいお肉がゴロゴロ!)

Beauty is yours

2013-09-01 | のどのどぬ人
9月1日

浅草演芸場で寄席を観てきました.

高座って, 後ろの席からでも見上げるほどホントに「高」い, んですね (でも観やすい).
客席の埋まり具合は3~4割ほどでしたが, 老若何女, みんな弁当やビールを飲みながら…, 最高です.

柳亭燕路さんの「粗忽長屋」, すず風にゃん子・金魚師匠の芸 (金魚師匠はもう年金もらってるんだそうです…), 古今亭志ん輔さんの旨そうな熱燗の飲みっぷり, 柳家さん八さんの曲芸, 柳家権太楼さんの素敵な笑顔, 柳家小菊さんの小粋な三味線と唄, そして飄々と登場した柳家三三さん(主任)…, どれも本当に楽しくて, 幸せな時間でした.

歩き回って疲れたなぁ, と電車を待っていたとき, 地下鉄の構内でスピーカーから聴こえてきたのは鳥のさえずり….
(余談ですが)今回の東京で感じた違和感でした.

(ド:森大輔, 3枚目!待ってました!)