のどマガ第80号 2011-09-30 | メルマガ・新聞 9月30日 のどのど便り(毎月末配信のメールマガジン)第80号を配信いたしました。 今月号のお品書きは…、 ▼ゆくさ, おさいじゃしたもした(ドイヒロカズ) ▼錠のはずれる音(チダショウコ) ▼リハビリ(ツキモトクミコ) と、なっております。 お時間のあるときに、のどのどとご覧くださいませ。 ※配信を希望される方は<nodo_nodo@goo.jp>までご連絡ください。
珈琲とこむぎの話 2011-09-30 | のどのどぬ人 9月30日 すっかり秋めいてきた金曜日, 「ZERO23」10月号で素敵な写真とともに紹介されてたkinaribrotへお邪魔してきました(ミホ先生にはこの間, 学校で講話をしていただきました. ありがとう~!). ZERO23, 今回の特集は「珈琲とこむぎの話。」. 湯気が香る珈琲とパン. 見てるだけで幸せになってきます. 秋ですねぇ. (ド:kinaribrotでパンと一緒にいただいてきた「うれしの紅ほうじ茶」がとても美味しい, そんな9月最後の夜)
3月の公園には雪が降った 2011-09-30 | のどのどぬ人 9月30日 渋谷裕子ソロダンス公演「むふっ」@仙台・錦丁公園 ノワイヨでしみじみ体に染み込んでくるランチをいただいて、佐知子さんの個展「ハガキ歳時記」へ。被災地への「まめまめ仕事プロジェクト」や公園の除染活動もしている佐知子さん。少し話しただけで、この半年で本当にいろいろなことが変わってしまった、ということを思う。並んでいた新作はがきも水彩画もとてもよかった。 夜は「むふっ」を観に。会場は公園に作られた特設ステージ。「内側に生まれた感情を踊り散らす」と書かれていたけれど、なんとも気持ちの良い踊りちらしっぷりだった。隣で見ていた演出家みやさんが「地震の日さ、近くで働いてたからみんなでここに避難したんだよ。トイレの列がすごいことになってた」。つい半年前。もう半年も前。また寒い季節が来るんだな、と思う。会場で仙台の役者、原西忠介くんにも会う。 蕎麦屋二郎(東北大の仏文学の教授だった方が始めたというお店!)で日本酒とお蕎麦(←長年の憧れ達成。でも最初のエビスビールの泡もおいしかった)。と、とある方からメール。以前pas de quoiの"One Day Cafe"でのどのどを知ってくださり、昨年5月の小国町でのライブにも仙台からはるばる来てくださったTさん!実は昼間、杜間道とpas de quoiで私を見かけてくださっていたらしい…気づかなくって失礼してしまいました、でも覚えていてくださってとても嬉しく。 1日でたくさんの再会。あの時とこれまでとこれからの話。二郎で鰊を食べ損ねたので、みやさんがイタリアから帰ってきたら、今度は鰊と日本酒の約束。 (ゆ)
彷徨い 揺蕩うものは 2011-09-29 | のどのどぬ人 9月29日 ~伝わりゆくもの~@東北芸術工科大学 水上能楽堂「伝統館」 夜空を揺蕩う尺八と, どちらかといえば技巧的な動きをする箏の対比. 佐々木先生の箏と藤原道三の尺八とで奏でられた「上弦の曲」が印象的でした. 楽器の音色は風に乗ってどこまでも自由自在に. キラキラ星空の下で聴く音楽は, それはそれは贅沢なものでした. (ド:山形市に向かう途中, 同じ色のフィールダーが4台並んで(庄内, 山形, 仙台, 宮城, とナンバーは違いましたが…)びっくり!)
ふりむくな、うしろには酒がない。 2011-09-28 | のどのどぬ人 9月28日 あゆみブックスで見つけて思わず買ってしまった「酒とつまみ(第14号)」. ライターさんがことごとく酔っぱらっている, とっても自由な「まだ見ぬ季刊」誌です. 酒飲み川柳(~肝臓の 底から滲む 五七五~)のコーナーで今月の一席に選ばれていたのはこちら. 千鳥足 前に進めず 反復横とび 頼もしすぎます. (ド:仙台・エレガンスのチーズケーキ. とろとろの食感にチーズの甘さ)
ミニサーカス隊キャラバン! 2011-09-27 | のどのどぬ人 9月27日 突然ですが、ただいま、東京で、のどのどのCDをお買い求めいただけます!3rd album「listen」です。 このアルバムのdrawingを描いてくれたのはつくば在住の画家、友人でもある佐藤陽香(はるか)さんです。ジャケットの黄色いやわらかい春の絵だけでなく、ブックレットの中にもいくつかの絵を使わせていただいています。そのはるちゃんが参加しているミニサーカス隊キャラバン!の展覧会が現在、東中野で開催されています。展覧会が始まった直後、はるちゃんからふとメールが届き「せっかくだから『listen』も紹介させて!」とお声掛けいただきました。急遽ドイくんが間に合わせてくれて(数あるCDの中でもこれは、完全てづくり品なのです)、写真のようにはるちゃんのクッションと一緒にディスプレイしていただいています。クッションにもはるちゃんのdrawing。これ、とても素敵なのですょ。 ちなみに「目覚めると朝は」と「雨の夜」のページの絵が私はとても好きです。朝焼けにも見えるし、暮れていく雨の夜にも見えるような…。 東京のみなさま、期間限定ですがすてきな展覧会、どうぞ訪ねてみてくださいね! 展覧会の趣旨・詳細は、websiteをご覧ください ■ミニサーカス隊キャラバン!展覧会「星めぐりの歌」 ーサーカス隊メンバーとサポートメンバーによるサーカス小屋の小さなバザールー 絵画、小さなオブジェ、アクセサリー、雑貨、ジャム、お菓子、お針子仕事、 ミニライブ、ライブペインティング、これまでの活動報告 etc... 2011年9月19日(月)〜10月2日(日) 12:00〜19:00(最終日は17:00まで) PAO Gallery(東京都中野区東中野2-25-6-2F,03-3361-0430) *参加作家 南椌椌 荒木珠奈 岩切章悟 田沢千草 佐藤陽香 小野由実子 小野崎映 井原由美子 sunui 渡辺裕子 エバジャム 渡邉知樹 ことり焼菓子店 宮坂恵津子 ミス・シルコ 大村明 まめヌイ bambi☆ jungjung 伊藤類 mute craft 佐川悟 大久保草子 山田心平 *ミニサーカス隊キャラバン!って? 2011.3.11の東日本大震災の発生を受け、絵画や絵本、紙芝居、人形劇、音楽、ダンス、落語etc...に携わる仲間たちと「ミニサーカス隊」をつくりました。東日本大震災で多大な被害を受けた地域の、とくに子どもたち、お年寄り達へ元気とワクワクを届けるために、活動します。被災地の学校、児童施設、仮設住宅付近の集会室など期限を設けず持続的に回ろうと考えています。毎回違うメンバーとプログラムで、被災地へ歓声を届けに、サーカステントを抱えてでかけて行きます!
Do you remember ? 2011-09-26 | のどのどぬ人 9月26日 南日本から帰ってきました(昨日まで読んでいたのは「南日本新聞」). 旅立ちの朝, 台風により急遽福岡から乗り継いで行った鹿児島(余談ですが, 飛行機の当日チケットって高い!). 素敵な街でした. 半袖ではすっかり寒くなっていた仙台. 早いもので間もなく9月も終わりですね. (ド:今朝の朝日新聞, 「マイナスイメージの詩はできるだけ書きたくない」, 「(震災後)自分が役にたつとしたら、人間として、美しい詩を書くことしかない」という谷川俊太郎さんの言葉が紹介されていました. 自分は被災者じゃないから震災については語らない, という言葉も, 彼らしいなぁと思って読んでました)
西の空、南の空 2011-09-26 | のどのどぬ人 9月26日 夕方、仕事場を出ると、夕焼けのきれいな空。 温泉行きたいなぁ。 と、うっかり声にしてしまいそうになる。 つい10日前まではあんなに夏のように暑かったのに、 こうしてまた、あっという間に冬がくるのかな。 (ゆ)
地球に生かされている私たちもまた自然の一部 2011-09-23 | のどのどぬ人 9月23日 映画「100,000年後の安全」上映会@米沢・置賜総合文化センター フィンランドと言えば「かもめ食堂」と思っていました。 でも、こんな計画を進める、すでに、進め始めてしまった国でもあったと初めて知りました。放射性廃棄物という言葉は、もうずっと前から何度も聞いていたけれど、こんなことを計画し、誰も保障できるはずのない100,000年後の安全(すなわちそれは、10万年経たないうちは安全ではないということ)に希望を託している人たちがいる。いや、これは希望なんかではない、。人間というのはなんて愚かな生き物なのでしょうか。 改めて『放射性廃棄物を安全に処理する方法が見つからない(そして、それは恐らく永遠に見つからない)うちに、原子力発電というものを人間は始めてしまったのか?』という本当に基本の基本である疑問に、頭の中が「?」マークでいっぱいになりました。電力会社のトップの人たちだって、政治家・経済・財界人だって、みんな、等しく人間だろうに。大切な家族がいて、子供がいて、孫がいて、末代まで幸せにと願っているひとりの人間(たち)だろうに、と思います。それでもどうしてこういうことにしてしまったのか。なってしまったのか。電力の便利さを享受してきた私たちもまた加害者、という人もあるけれど、でも、だからといって口をつぐんでしまうのは、また別の問題だと思いました。それからこの毎日1度2度でなく、震度1以上の地震が起こっている日本という国、そしてヒロシマとナガサキを孕んでいる日本は、なぜ、この道を選んできてしまったのか、な…。 「100,000年後の安全」公式サイト http://www.uplink.co.jp/100000/ (ゆ)
濃茶色の余薫。 2011-09-21 | のどのどぬ人 9月21日 朝晩は涼しくなって, 温かい珈琲が美味しい季節になってきました. フリーマガジン・gatta!, 今月号は「濃茶色の余薫」・珈琲の特集です(記事で紹介されていたのですが, 全日本コーヒー協会の統計によると, 日本人が飲む珈琲の量は1週間に約11杯なんだそうですよ). 誌面では色々なお店の珈琲が紹介されていますが(酒屋さん・六根浄の珈琲豆も!), 狸森焙煎所の(お湯を注がれて)ぶくぶく盛り上がった豆の写真が, こちらにもその香りが漂って来そうで, お気に入りです. さて, 珈琲でも淹れましょうか. (ド:ところで鍵盤ハーモニカ, 今年生誕50年だって知ってました?)