のどのど日記

昨日ものどのど,今日ものどのど.
明日は…?

ラリベロッチのうた

2013-02-28 | のどのどぬ人

2月28日

NHKでは「schola」のシーズン3が始まっています.

今回の特集はアフリカの音楽(講師は広島市立大の塚田先生)!
今日のvol.2ではさまざまなうたとハーモニーが紹介されましたが, はぁ…, なんて魅力的な響きなんでしょう.
どのうた声も, 本当に素敵です.

そして特に驚いたのが, 平行ハーモニーの響き.
あの複雑なハーモニー, どれだけ練習しても取れるようになる自信がありません….
身近には無い響きなのになんだか心地よい, 不思議としか言いようがない響きでした.

そしてそのハーモニー, 歩いて10分くらいの隣町へ行くと, それまで例えば平行3度でハモっていたのが平行(並行?)4度になったりするんだといいます.
音楽が自分たちのアイデンティティを表す手段になっているという話で, 3歳の子どもでも自然とハモれるんだとか.

なんとも素敵なところです.
一度行ってみたいなぁ.

(ド:写真は先月行った山形市・花鳥風月)

のどマガ第97号

2013-02-28 | メルマガ・新聞

2月28日

のどのど便り第97号を配信いたしました。

今月号のお品書きは…、

▼風のつめたい街(チダショウコ)
▼うちの朝ごはん(ツキモトクミコ)
▼流氷ウポポ(ドイヒロカズ)

となっております。

お時間のあるときにのどのどとご覧くださいませ~。

(※ド:昨日の山形新聞・短歌の欄に, この間の合唱団の方の歌が載っていました. 未だ頭から離れないその感覚, 共感するとともに, とても素敵だと思います. →「アベマリア」今日も歌ひて遣り場なきこのこだはりを何処に捨てむ)

氷下魚

2013-02-25 | のどのどぬ人

2月25日

網走から始発列車で斜里へ.
すっかり綺麗な駅に変わっていた斜里駅でレンタカーに乗り換え, 凍った道を恐る恐るウトロへ向かいました.

道中, 左にずっと見えていたオホーツク海は, 一面真っ白!
水平線の向こうまでずっと, 流氷です.
流氷に埋め尽くされたことで逆に海の広さを感じる, なんとも不思議な経験でした.

ウトロ港からもう少し進んだところで, ウエットスーツに着替えて…, そのまま流氷散歩へ.
光を浴びた氷は淡い水色で, 本当に綺麗でした (太陽が顔を出すと, 流氷の上は絶好の昼寝スポットになりました~).

アムール川からやって来た たくさんの流氷.
今年は数がとても多いのだそうです (前回やって来たとき(2006年)は海明けも早くて, 全然見られなかったのです…).
このまま歩いていったら国後島でも あるいはサハリンでも, どこまでも行けそうな…, そんな壮大な景色でした.

(ド:網走の居酒屋さん(行きの飛行機, 「翼の王国」で紹介されてたお店)でいただいた「氷下魚」(こまい)という魚の生干し. ワカサギの天ぷらといい, お酒にぴったり…)

釣りキンキ

2013-02-24 | のどのどぬ人

2月24日

昨日から降り続いた大雪で, 仙台空港の滑走路は除雪が終わるまで閉鎖.
札幌行きの飛行機は遅れに遅れ…, 一本早い飛行機に替えてもらったものの, その後の女満別行きへの乗り換えには間に合わず….
なんとか辿り着いた千歳で手続きをしようと思えば「次の女満別行きは満席です」と告げられ, キャンセル待ちをしようかさてどうしようか…と思っていたら, 「釧路行きなら空きがあります. この後すぐ出ますけど…」とのこと.

ということで, たんちょう釧路空港へ降り立ったのが正午過ぎ….
そこから電車にガタゴト揺られ (いや, その前に釧路で仙鳳祉の牡蠣をたらふくいただきましたけど. もの凄いjuicccccy!), 網走に着いたのは もうすっかり日も暮れた夕方でした.
寒い….
この日の網走は最高気温マイナス6.4度, 最低気温マイナス14.2度.
踏みしめる雪がさらさらで (雪の量は米沢より全然少なかったです…), 耳がキーンとしました.

ホントは今日は網走湖でワカサギ釣りをしていたはずだったのですが…, いつもの旅と同じく, 先のことは分かりません.
でも, まずは無事に来られてよかった, 網走!

(ド:夜は「寿し安」というお寿司屋さんへ. もちもちのキンキ, 年に4頭だけ水揚げされるというクジラ, タラバガニの子, 驚くほど甘かったホッキ貝…. 最高でした. その後 行った「ジアス」(The Earth)というバーでは, 研究機関からもらってくるのだという流氷を真ん丸に削った氷でカクテルをいただきました~)

「それじゃつまんない. 音楽には必死な想いがないと!」

2013-02-23 | のどのどぬ人

2月23日
東北吹奏楽指導者講習会@郡山市民文化センター

東北吹連の講習会で郡山へ.

湯本高校によるオープニングコンサートに続いて開催されたのは, 根本直人先生による合奏クリニック.
「エル・カミーノ・レアル」を題材に, フレーズのつくり方やうたい方を何度も細かく指示されたのが印象的でした.

続いて開催されたのは真島俊夫先生のポップス講座.
ジャズの約束事やキューバン・ラテン/ブラジル・ラテンのリズムについて, さまざまな楽器を例に教えていただきました.
シェーカーやギロの奥深さ!
あれはムヅカシイ楽器です.
カバサもそうですね (みなさま, カバサの正しい奏法, ご存じでしたか?).
そしてやっぱりパンデーロは, 永遠の憧れです….

それにしても, (車窓から見える風景に福島から南はほとんど雪も無くて) 暖かいのかなぁと思って降り立った郡山の街に吹き抜ける風の冷たかったこと….
東北はまだまだ冬の中です.

(ド:「音楽には必死な想いがないと!」根本先生から何度も聴かれた言葉. そのとおりです)

海の向こうへ、エールを

2013-02-21 | のどのどぬ人

2月21日

サウンドスケープ01と02とに、出演してくれた音響音楽家/作曲家の及川潤耶くん。現在はドイツと日本を行き来し、world wideに活躍中です。

その及川くんの作品「Bell Fantasia」がフランスの電子音楽コンペ Qwartz Music Awardsの Experimentation部門にノミネート。応募数858組の中から、Oval(!)ら含む7組が選ばれたそう。3月5日まで以下のweb上で視聴/投票が可能です。是非、お時間がある時に全作品ゆっくり御視聴の上、ぜひ投票を。

聴かせていただきましたが…灰色の曇り空の透き間から、ふと青空が見えてくるような気がしたり、日本では触れることのない、教会の鐘の音が幾重にも重なっていく、あの奥行きのある響きに空間を感じたり。それから石畳を歩く靴音と、頭の中で何か心の声が泡のようにパチパチ弾けては消えていったり…、とっても素敵です。

http://qwartz.fr/2013/02/07/qwartz-9-categorie-experimentation/

この「Bell Fantasia」は、2012年に南ドイツで行われたヨーロッパ教会音楽祭のオープニングセレモニーの為に制作したそう。その年の音楽祭のテーマは"郷土と異国"。開催地であるSchwäbisch Gmünd市の郊外11カ所の教会の鐘音や、町の生活音の録音といった、主に町のフィールドワークからなる音響のシンフォニー(なるほどね…)。作品は、22分ほどの7つの組曲になっています。詳しい解説は及川くんのホームページのwebpage-worksの欄をご参照下さいませ!http://www.junya-oikawa.com/work.html

(ゆ:写真と本文はあまり関係ありません笑。先日泊まった、某ホテルの部屋にて。)

ondine

2013-02-17 | のどのどぬ人

2月17日
デビュー!クラシック:置賜の若手音楽家によるコンサート@米沢市・伝国の杜

冬の晴れ間, 太陽の光が気持ちよかった日曜日, 「デビュー!」へお邪魔してきました.
オーディションを通過して今日ステージに立ったのは, フルート (鈴木芽玖), ピアノ (栗原ふみか), 作曲 (鈴木崇)の3人.

フランスの作曲家・フェルーの無伴奏フルートの作品(「3つの小品」)は初めて耳にした楽曲.
「Toan - Yan(端陽)」という中国の祭りの名前をつけられた3曲目, オリエンタリズムの中にもある憧れが強くうかがえる作品でしたが, 立ち止まりつつ進む静かな部分の表現がなんとも神秘的でした.
ペンタトニックの音階を吹き始めた途端, フルートがなんだか中国の笛に見えてきてしまうから不思議です.

ピアノはドビュッシーの前奏曲集(第2集)と三善晃のピアノソナタ.
「ヒースの荒野」「オンディーヌ」「花火」(3曲とも本当に素敵でした)に続いて演奏された三善晃のピアノソナタは2楽章からの演奏でしたが, 1楽章のあのなんとも不安げな感じではなく2楽章の朴訥とした感じからスタートすると, その後の裏切られ感(!)というかインパクトが逆に大きいような気がして, なんだか新鮮な感じで聴いていました.

休憩を挟んで, 作曲はヴァイオリンとピアノによるノクターンを3曲.
ご本人の解説にもあったとおり, 揺蕩うようなフランス和声が心地よい作品.
(ということで, ステージに上がった 3人ともがフランスものを扱った演奏会でした)
それぞれ素敵な標題も付けられていて, ご本人の雰囲気にとても合った(と言われて作曲者は嬉しいのかどうかは分かりませんが…)音楽でした.

さて, シリーズとしては3回目となる今回の「デビュー!」.
一人の審査員が責任をもって審査・プロデュースしている点で, 他の「新人演奏会」の類とは少し違うところが気に入ってるのですが (語弊があったらすみません…), 是非このシリーズ, 拡大していって欲しいなぁと思っています.

(ド)

じゃがいもの春巻き

2013-02-16 | のどのどぬ人

2月16日

車の車検時期に合わせて, 新しい車(真っ赤!)に変えました (以前乗っていた車は16万キロほど走っていて, 色んなところにガタが来ていました…).
先週末から新しい車に乗っていますが, ディーゼル車, なかなか快適です (ところで, 車って手もとに届くまで時間がかかるんですね. お店に行ってその場で はいどうぞ, ではないのは分かっていたのですが(それでも2・3日後には届くのかと思ってました)…, 注文から待つこと3ヶ月, ようやく届きました).
アイドリング・ストップにビックリしたり, ライト(カーブの時は道をなぞってくれます)の明るさに感動したりしながら運転していますが, リアビークルモニタリングシステムという長い名前のやつ(死角になりがちなすぐ隣に迫っている車を教えてくれます)がとっても便利です.
他にも, バックミラーに内臓されているモニターは さながらドラえもんの世界です.
前方衝突回避のブレーキサポートはまだ試せていませんが (いや, 試せない方がいいんでしょうけど…), 最近の車はすごいですねぇ (ライトやワイパーが勝手にONになるのも (なぜ今までなかったの!?), 設定すれば同じ速度に保ってくれるのも, 運転席と助手席でエアコンの温度設定を変えられたりするのも, そしてバックミラーに映って眩しい後続車のライトを柔らかく変えてくれるボタンもとっても便利です).

さて, 今日は午後から福島経由で仙台行き.
久しぶりに福島市にあるカフェギャラリー「風と木」へ行ってきました.
住宅街の中にそっとある, 素敵なお店です.

玄米ご飯と野菜が美味しかった「玄気膳」, 食材はどうされているのかと聞いてみたら, ほとんどが米沢の野菜なんだそうです.
「身近にこんなに美味しい食べ物があること, 案外 地元の人は気に留めないのよ」
と言われたとおりで, 美味しい食べ物が身近にあるということは, とても幸せなことです.
雪の中で育ったキャベツ, 蕪, 葱の甘いこと.
そして玄米の美味しいこと!
香ばしいかおりとモチモチ加減が, うちの玄米とは全然違います….
秘密はなんだろう…とお伺いしてみたら, 圧力釜にカムカム鍋という内鍋を入れて炊いているのだそうです.
いくら玄米活性メニューボタンを押しても, 電気炊飯器では限界があるみたいです.
まずは圧力釜を探すところから始めてみたいと思います.

(ド:夜は仙台市・三吉のおでん. 湯気だけでもう幸せ…)

雪こんこ

2013-02-12 | のどのどぬ人

2月12日

帯広・六花亭のお取り寄せセット。
自分のおこづかいで注文しますから、ささやかな贅沢を神様、お許しくださいませ。

マルセイバターサンドが、まずもって大好きなわけですが、
名前だけ知っていて食べたことのなかった、
「雪こんこ」や「霜だたみ」も、わ!やっぱりとってもおいしい。
ひとり占めしてしまっては後日の体重計がおそろしいので、妹にもおすそ分けしてきます。

(ゆ:レーズンサンドがおいしかったKENZOが
なくなってしまった悲しみからちょっと立ち直れました)

裸男が走る

2013-02-11 | のどのどぬ人

2月11日 天下の奇祭・大原水かけ祭り@一関・大東町

火伏・厄払いのお祭り、「大原水かけ祭り」。この日の大原の外気温は正午でも-3℃、寒すぎ!
その寒さの中を、270人もの年男=裸男たちが、八幡神社でご祈祷を受けた後、商店街を一気に走る。
沿道から掛けられる水は「お祝い」の水。(水ですよ、水!)
そして掛けるのも、掛けられるのも男性のみ。(いえ、女で良かったです、はい…)

奇祭とは言え、男って馬鹿だなぁというか、お祭りって馬鹿だなぁ、というか、
日本も捨てたものじゃないなぁ…!というか(笑)。
15時の花火の合図と共に、雪がわさわさと降り出したのにも、びっくりしました。
これは今年に限ったことではないらしい。神様の祝福の雪なのでしょうか?

お目当てだった鹿子躍りには、実は間に合わなかったのですが、
門付けのえびす様や手踊り(高下駄でお化粧をした男性たちが
10名ほどで踊ります。手には打出の小槌)、裸男たちの後ろを鈴を鳴らして追いかける
加勢人(かせっと)の男の子達のかわいい姿も見られたし、
裸男のみなさんに、こちらの厄も一緒に払ってもらえたような気がするので…良しとします!

(ゆ:もちろん温泉に寄り道してから帰ってきましたとさ。フルーツ牛乳初めて飲みました)