のどのど日記

昨日ものどのど,今日ものどのど.
明日は…?

のどマガ第83号

2011-12-31 | メルマガ・新聞

12月31日

のどのど便り第83号を配信いたしました。

今月号のお品書きは…、

▼「ほんとうのさいわい」はどこにある?(チダショウコ)
▼変えないと、ムリ(ツキモトクミコ)
▼そのやうな日々、永遠の日曜日が、果たして日常生活と呼ばれようか。(ドイヒロカズ)

となっております。

それではみなさま、よいお歳をお迎えください。
来年もどうぞよろしくお願いします。

守られているということ、

2011-12-29 | のどのどぬ人

12月29日

「30秒間のハグで、ストレスが○○%なくなってしまう」というようなことを読んで、
なるほど確かにねぇ、と思いつつも、
日本人の日常習慣から考えると、あんまり普及しなさそうなストレス解消法だなぁ、
なんて思ってしまったのでした。

そんなこの頃、
ちいさい人たち(♂)に、だーっと抱きついてこられることが多いのです。
彼らというのは、ほんと、なんという理由はなしに、
突然、抱きしめてほしくなると、だーっとやってくるのですね、全身全霊をかけて。
そしてちゃんと抱きしめてあげると、たぶんそれでもう安心して、
あとはさっさと自分の遊びに戻っていく。笑
自分にもこんな時代があったのかな、と思うと不思議な感じです。
まだ彼らは言葉、という媒体がない分、そうじゃないところでとにかく全力で訴えてくる。
それをしっかりと受け止める。と、彼らはその一つの行動の中で色んなサインを発しているんだなぁ。

(ゆ)

百度踏揚

2011-12-28 | のどのどぬ人

12月28日

今日の雪は小村雪岱の絵のように静か.

昨日・今日と音楽室は大掃除.
結局, 楽器庫といつも練習で使わせてもらっている各教室の掃除だけで終わってしまいましたが…, かなりキレイに・明るくなりました (音楽室の掃除は年度末に持ち越し)!
楽器の吹き納めと磨き上げをした後は, 受験前の三年生も一緒に蕎麦をいただきました.

あと数日もすれば, 新しい年がやって来ます.

(ド:momoto 01, 「ときどき無性に食べたくなるもの」の特集を捲りながら…. そばもチャンプルーも, 我が家の味を挙げている人が多くて微笑ましい. 台風の大雨で外に出られなかった日の石垣島・ユース(あの日の八洲はとっても濃かったのです. 初対面の人と救急車に乗ったり…)で作ってもらって食べた中身汁, 美味かったなぁ…, と, ふと思い出しました)

きっとどこかで、もうひとつの灯り

2011-12-24 | のどのどぬ人

12月24日

クリスマス・イヴの夜。8月山形まなび館で偶然に参加した「キャンドルリンク3.11」で作った双子キャンドルの片割れに、灯をともしました。すっかり仕舞い込んでいたのを数日前に思い出し、そうだ、クリスマスにはこれを灯さなければとわくわくした気持ちになったのに、友人たちと居る間はすっかり忘れて、しずかにそっと。夜中になってから点けました。ろうそくを作るとき、私は2回目の挑戦だったので、できるだけできるだけ息を潜めて、ゆっくりゆっくり引き上げるようにしたら、まっすぐすらりとした良いかたちになってくれたのです、ふふふ。キャンドルは2本一度にできるので、もう一本は被災地のどこかへ一言のお手紙と一緒に届けていただいているはずなのです。私の片割れは、どこの街でどんな人に灯されたのでしょうか。願わくば、一瞬だけでも、どうかあたたかな気持ちで過ごされますように、。

キャンドル・リンク3.11
http://samidare.jp/candlelink/

(ゆ)

回帰する呼吸

2011-12-23 | のどのどぬ人

12月23日

今日は 米沢市・伝国の杜で, 置賜地区・高校の合唱祭.
年2回の (以前は年1回でしたが, 数年前から6月と12月の2回開催になりました), 僕が大好きなステージです.

米沢東高校は男子が1人しかいないのですが, 夏よりもぐんと上手になっていて驚きました.
好きこそものの上手なれ, あの時期のジャンプアップはやっぱり素敵です.
米沢中央高校がうたった「青い鳥」もパワーアップしていて, グッと来てしまいました.
ピアノ(弱奏)が透き通るようになっていてびっくり.
全てはイメージ.
どんな音を届けたいのか, 歌い手の中に確かなメッセージがあるとき, その前に対峙する聴き手は, もう 心して包まれるしかありません.
女声合唱ならではの透き通るハーモニーを聴かせてくれた長井高校, 堂々とソロで歌ってくれた長井工業高校もとても素敵でした.

コンサートは最後, 出演者全員による80人のクリスマスソングで終わりました.
はぁ, この幸せな気分はなんでしょうか.
うたのコンサートに来るたびに思います.
先日観た映画をふと思い出して, やっぱりうたはあじまぁ(=交差点:青山真治「あじまぁのウタ」)なんだなぁ, と, そんなことを思うのです.

(ド:the cabs「回帰する呼吸」)

かけ離れてしまった"伝統"を

2011-12-21 | のどのどぬ人

12月21日 国立能楽堂囃子方&狂言ワークショップ

朝から米沢二中さんの体育館へお邪魔して、プロの狂言師2名によるワークショップ。受験を控えた3年生全クラスにも、東京からいらした狂言師にも申し訳ないような寒さの中、吐く息が白いのも物ともせずに、先生方は足袋一枚で狂言「盆山」を演じてくださいました。その後、摺り足、構え、などの基本的な動きや、生垣を鋸で切る様子を声と扇子で表現する「ずかずかずか!」の場面など、実際に全員でやってみたのですが、音楽&美術の先生おふたりが、すごく真剣に楽しんでいらして(生徒よりも真剣!笑)、そうそう、楽しんだもの勝ち!と思ってしまいました。

今日の先生お二人は、習い事として始めた狂言がそのまま職業になってしまったという方たち。きっかけは小学生のときに映像で狂言を見て、面白そう、と思ったことだったとか…。人生の転機ってどこに隠れているかわからないものですね…。写真は笛(能管)のワークショップ用の大判楽譜(?)。スミマセン、全然読めません…未知の世界!

(ゆ)


もうすぐクリスマス

2011-12-20 | のどのどぬ人

12月20日

12月に入ってから、息子がいろいろな病気にかかっています。
先々週は急性胃腸炎、それが治りきらないうちに今度は水ぼうそうと中耳炎。
わたしと旦那さんは代わる代わる仕事を休んで看病にあたっていましたが、今日一週間ぶりに保育園に行けました。

迎えに行くと「おみやげあるよ~」と先生からツリーをいただきました。
木の部分にモヤモヤと飾りを描いたのは息子だそうです。
根元には赤ちゃん用のお菓子が入っていて、ベルには顔写真が貼ってあって。手がこんでるなぁ。

今週末は「クリスマス寒波」なるものが吹き荒れるそうですので、どうぞあたたかくして良いクリスマスをお過ごしください。

(ツ:気がつけば昨日で息子は1歳3カ月。ようやく一人で立てるようになりました。)

夢中になってうたう人がいれば, 夢中になって聴いてくれる人がきっといる

2011-12-18 | のどのどぬ人

12月18日

昨日に引き続き, 高畠町文化ホール「まほら」で, ブラスのアンサンブルコンテスト・置賜地区予選会.
今日は高校の部でした.
地区予選には各校から3チームまで出場できるのですが, それぞれに学校の色とチームの色, それらと曲との相性とがあって面白いのです.

さて, この大会が終わると学校は年末へと加速していきます.
相変わらずあっっっっっという間.

(ド:高畠「福よし」のつけ麺. ちょっと辛くて酸っぱいスープ, やっぱり置賜no.1だと思うのです)

あの頃の少年たちが、

2011-12-18 | のどのどぬ人

12月18日 横浜DeNAベイスターズ 江尻慎太郎投手との集い@仙台

私(ゆず)と同じ学年で、お隣の高校の野球部のエースピッチャーとして大活躍し、その後早大→日ハム→横浜と、今も現役選手として頑張っている江尻投手のファンの集いに参加してきました。

オールスターにも出場し、ほぼシーズンを通して一軍で活躍した今年は盛大に!と、400人余りが集まったのだそう。34歳で現役というそのことだけでもすごいのに、今シーズンがキャリア・ハイだものね、すごいなぁ。そして高校時代、彼らの試合を観に宮城球場まで通った一人としては、なんだかじーんと来てしまうものがありました。

と言いつつ、同級生たちの手にかかれば、プロ選手も何もあっという間に"あの頃"に戻ってしまう様子は、見ていて楽しく微笑ましく。そしてほとんどの同級生陣が"結婚幸せ太り"ですっかり親父体型になっている中、江尻くんのおしゃれで爽やかなままで、かっこいいことと言ったら!(笑)

その後の主賓抜きミニ同窓会は、地酒のお店(新澤酒造「愛宕の松」がおいしかった!)、ワイン・バーへと場所を移し、最後の一団はカラオケに消えて行き…(ええ、私は帰りましたょ、四次会で)。

(ゆ)

過透明な景色

2011-12-17 | のどのどぬ人

12月17日

午前中部活をしたあと, 午後から高畠町でブラスのアンサンブルコンテスト・置賜地区予選会へ.
昨日から降り出した雪は今日も止まず (まるでユトリロの絵のよう), 楽器の搬出入もひと苦労.
なぜだか毎年, 大会当日は降るのです.

そんな雪とは裏腹に, ステージ上では中学生の柔らかいアンサンブルが響いていました.
それぞれに会話が見えて, 素敵でした.

その後, 夜は山形市中央公民館で合唱団「じゃがいも」の公演を観ました (山形新聞に評を書かせてもらう予定です).
第38回定期演奏会の演目として選ばれたのは, 「銀河鉄道の夜」.
2007年に続いての再演です.
カーテンコールを含めて2時間強のステージ.
熱に溢れたものでした.

最後に, 曲を書いた吉川さんも一緒にアンコールで歌われたのは賢治の精神歌 (以下, 青空文庫http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/46267_23912.html より引用).

 ヒカリノアセヲ 感ズレバ
 気圏ノキハミ 隈モナシ

賢治の言葉は空の向こうからやって来ます.
90年も前の言葉だというのに.
それは時空をも軽々と越えて, 僕らのもとへやって来ます (ところで「銀河鉄道の夜」といえば, 清川あさみさんの絵本が素敵).

(ド:高畠町・smoke house fineの生ソーセージ! 美味い!)