のどのど日記

昨日ものどのど,今日ものどのど.
明日は…?

のどマガ第103号

2013-08-31 | メルマガ・新聞

8月31日

田んぼの上を渡る風はいつの間にか秋の匂い。
(それでも日中はまだまだ暑い、山形ですが)

さて「のどのど便り」103号を配信しました。
今月のお品書きは、

▼雲も鳥も(ツキモトクミコ)
▼肌理(ドイヒロカズ)
▼7歳の私と、今の私(チダショウコ)
◎ジャズフェスのお知らせ

と、なっております。

お時間のあるときに、のどのどとご覧くださいませ。

(ツ)

8月の終わり

2013-08-30 | のどのどぬ人

8月30日

学校では今日, 合唱コンクールが開催されました.
今年はどのクラスも早くから練習に取り組んで, 1年生から3年生までみんな聴きごたえのある合唱を聴かせてくれました.

審査の結果 最優秀賞を受賞したクラスが歌ったのは, ゴスペルのスタンダード (と, もはやいってもいいでしょうか), 「Jesus is the answer」.
40年前のゴスペルソングですが, とてもパワフルに, 熱く歌ってくれました.
このクラスは去年 授業でゴスペルに取り組んだときも意欲的だったクラスです.
合唱コンクールでもゴスペルを歌いたい, とのことからこの曲を紹介したのですが, クラス全員で歌っている感じが(この一体感はやはりゴスペルに叶いません)とてもよかったです.

そして合唱を聴くたびにいつも思うのですが, 高校生のこのくらいの時期の, なんというか声のニュートラルで透明な感じ….
「声」は, その人の生き方や生きてきた道を少なからず表すと思っていますが, これからどんな風にでも色を付けられるというか…, そんな感じはこの時期ならでは.
もう自分では手に入れることができないものです.
いえ, 大人の声には大人の声の魅力がありますけどね (いつだって無いモノねだり).

暑い日がまだまだ続いていますが, 気が付けば8月も終わり (この間NHK「趣味DO楽」(「わたしと野菜のおいしい関係」)でやっていたゴーヤーとパプリカのたらこパスタを食べながら(美味しかった!)乗り切っています).
やがて秋, です.

(ド:写真はこの間 行った上山・想耕庵. 川を眺めながらいただく夏の新蕎麦は最高でした(虫に刺されますが…)!)

How Beautiful

2013-08-28 | のどのどぬ人

8月28日
あおば寄席その49 柳家小三治独演会@仙台電力ホール

夕方, 仙台へ.
先日の山形公演(シベール)は延期になったため泣く泣く欠席だったので, 楽しみにして行って来ました.

前座の柳家ろべえさん(「お菊の皿」)に続いて, 着流し姿で小三治師匠の登場.
なんと74歳だそうです.
肺結核の検査で山形に行けなかったというまくらから(!)はじまった一つ目のおなはしは, 「金明竹」.
大阪弁の早口言葉が軽妙なおはなしでした.

仲入り後は, 学童疎開先でのごちそうだったという, 岩沼の「ずんだもづ」についてのまくらから.
僕も食べてみたくなりました (そうです, ずんだ(ちなみに「ずんだ」の「ず」は「じ」と「ず」と「づ」の間くらいの発音でしょうか)は粒が少し残った手づくりのに限ります).
朴訥とした語り口がなんとも心地よかったです.
二つ目のおはなしは「天災」.
気の短い乱暴者の男が, 心学の紅羅坊名丸(べにらぼうなまる, と読みます. 漢字は後から調べて分かりました)に触れて改心していく(?)話ですが, 肺結核の検査期間, 二か月ほど落語から全く離れた生活を送っていたことで, すっかり言葉が出なくなってしまった, と話していた師匠.
今日の落語の中でも登場人物の名前がなかなか出てこない場面があってハラハラしましたが…, それも含めて笑いにしてしまうあたり, 流石です.
そこにあのちょっとしゃがれた声です.
焦った感じがしないで, 耳にす~っと入ってくる心地よさがありました.

落語を聴くたびにいつも思いますが, 身一つで満員の会場を笑顔にするその技.
本当にすごいと思います.
終演は21時, 会場は最後まで笑いに包まれていました.

(ド:さかいゆう「How Beautiful」)

あめのしずく ねこのひげ

2013-08-24 | のどのどぬ人

8月24日
フレンドリークリニック修了コンサート@川西町フレンドリープラザ

縁あってお手伝いさせてもらった, 川西町のフレンドリークリニック (今年はそのうちの2日間だけでしたが, 受講生のアウトリーチ・コンサートのお手伝いをさせてもらいました. 久しぶりに川西町内の保育園・幼稚園・小学校・高校を一緒に回らせてもらって, 気分はひとり同窓会…).
そのクリニックの集大成となる, 修了コンサートにお邪魔してきました.

突然ですが, やっぱり合唱ってイイなぁ, と思います.
今日のコンサートの最後は地域の方々と受講生全員による合唱だったのですが, 老若男女, ぱっと集まればみんなで歌える (いえ, もちろん練習があったことは分かっています).
ちょっと盆踊りに似ているなぁ, なんて, 夏だからかそんなことを思って聴いていました.

(ド:「あめのしずく ねこのひげ」, 今日うたわれた「私のお気に入り」(サウンド・オブ・ミュージック)の訳詩. 素敵でした)

小粋に, でも行儀よく.

2013-08-22 | のどのどぬ人

8月22日
川西で学ぶ:和紙ランタン作りとクラシック@やまがた里の暮らし推進機構

昨日・今日とプラザで「和紙ランタンづくり」ワークショップのお手伝い (以前, のどのどが長井でお世話になった山上さんに今回もお世話になりました. お手伝い, といいながら, はい, 普通に参加させてもらったのですが…).

最初は喜早先生の和紙講座から.
繊維に逆らって破こうとしたときの, 和紙の強いこと!
この強度があるから, あんなにも長い年月に耐えられるんですね.

ランタン作りは, 和紙に胡粉(貝殻から作られる顔料)を塗るところからスタート.
それを乾かしたあと, みんな思い思いに折ったり, 削ったり, くしゃくしゃにしたり…, 模様をつけていきます.
それをランタンの枠に張り付けて完成, なのですが, この工程を2日間(5時間程度)で完成させました.
若者からお年寄りまで, 幅広い年齢層の方々が集まってのワークショップだったのですが, 終始笑い声が絶えない, 楽しい会でした.

このワークショップ, 今回作った和紙ランタンを週末のコンサートで飾ろう!というもの.
どんな灯りがともされるのか, 今から楽しみです.

(ド:ホロヴィッツが弾くスカルラッティ. 小粋に, でも行儀よく. お洒落です)

休むことなく走っているのである。

2013-08-13 | のどのどぬ人

8月13日
土門拳記念館開館30周年記念展「土門拳の美学:強く美しいもの」@酒田市・土門拳記念館

土門はいいます.
美しいものというのは, たとえば夕陽が差し込んだから, とか, フットライトを浴びたから美しく見えた, ということは決して無い, と.
個性的な仏像は(どんなときでも)息をして休むことなく走っている, 美しいものはいつまでも絶対的に変わることはないんだ, と (「古寺巡礼」第4集).
昭和46年の土門の言葉ですが, 写真を撮るときに土門は対象の前に1日中 座って, ひたすら, とにかく見て, 凝視したのだといいます.

「大事なモノは見れば見るほど魂に吸いつき, 不必要なものは注意力から離れる.
ぼくはこれぞというところにカメラを向け, フレームの真ん中にそれを据え, ピントをギリギリまでよく合わせ, 「エイッ」とばかりに気合を込めてシャッターを切る」(「私の美学」)という土門にとって, シャッターを切るのは, 調べて, 見て, 感動して, 凝視して…, 最後の最後に行われる仕事だったようです.
そうして整理され撮られた写真は, (だからこそ)対峙する者にその本質を見せるのでしょう.
改めて, その眼の力を想像させられた展示でした (今回の展示は「ヒロシマ」の展示とともに9月8日までです).

今日の酒田は, 朝の墓参りのときにはまだ涼しかったのですが, 昼が近付くにつれてジリジリと暑くなっていきました (風があるのがまだ救いです).
季節は夏です (連日40度を超えている高知の友人が心配…).

(ド:太田シェフのお店, l'oasis. 鯛のポアレをいただいて, 昼から満腹…)

ルビーの誕生

2013-08-12 | のどのどぬ人

8月12日

太平洋側から日本海側へ, 酒田に来ています.
吹浦の牡蠣, 八幡・玉簾の滝, と庄内・日本海の夏を満喫したあと…, 久しぶりに夜のケルンへお邪魔してきました.
相変わらずお元気な井山さんご夫妻にまずは「雪国」を頼んで メニューを見てみると…, ん? 「ルビーの誕生」?
クレジットには2005年とあって, 「7月、あるお客様の誕生日に創作を依頼され製作。意外に好評を受けオリジナルとして発表する。」…とあります (意外に?).
やっぱり!
これはツッキーのことだ!
と, 井山さんに話してみると, 「あぁ, あの米沢からの. たしか7月30日でしたね」と日付まで覚えててくださいました.
みなさま, ケルンにお出かけの際は是非ご注文くださいませ.

※ちなみにそのときの記事はこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/nodo_nodo/e/cade509e50897a57c9fa9b7aaf877e25

モヒートの注文が入って, ザルを取り出した井山さん.
どうしたのかな?と思ったら「ちょっと待っていてください, 今から採って来ますから」と, 外に出て行かれました.
帰って来た井山さんのザルの中には採れたてのミントが….
素敵なお店です.

(ド:夏はサザエも!)

夕涼みライヴ!

2013-08-11 | ライヴアーカイブ

8月11日
のどのどの星降る港の夕涼みライヴ@仙台市上杉・星港夜

本日のライヴ, たくさんの方々に見守られながら, 無事に終えることができました.
お越しいただいたみなさま, どうもありがとうございました!
さらに, CDや楽譜をお求めいただきましたみなさま, どうもありがとうございました!
そして, スタッフ, 機材, 広報…などなど, 様々なところでお手伝い・ご協力いただきましたみなさま方, 本当にありがとうございました(ご来場のみなさまにお配りしたマミちゃんのお味噌のケーキ, 終演後に私たちもいただきましたが, とっても優しくてホッとしました. どうもありがとう)!

いつもながら, 始まってしまえばライヴはあっという間.
予定から随分押してしまったため, 残念ながらカットせざるを得なかった曲もありましたが (1stアルバムに入っている「トロピカラジア」など…. 並べるだけ並べてカリンバは触らず仕舞いでした…, すみません), 「空の月 海の月」や「snow dance」など, 懐かしのオリジナルナンバーも久しぶりにお届けすることができました.
えぇ, いろいろとハプニングはありましたが…, 最後まであたたかく見守ってくださったみなさま, 本当にありがとうございました.
こうして音楽ができて, それをたくさんの方々に聴いていただけて…, とても幸せな時間でした.
のどのどは来月7日の定禅寺ジャズフェスへも出演いたします (11:50より, 仙台駅東口方面・仙台MTビル, です).
よろしければ是非, お出かけくださいませ.

心地よい疲労感のなか, ライヴ後はメンバーで国分町「成龍萬寿山」へ.
暑いときの「水煮肉片」, 辛くて辛くて…, 美味しかったです.

(ド:写真は今日の本番前にお邪魔した「ル・タン・リッシュ」というパン屋さん (豆カレーのタルティーヌ). 幸せ…)

浅葱に明ける空

2013-08-10 | のどのどぬ人

8月10日
のど練@山形市・南沼原コミセン

さて, みなさま, 明日はのどのどのライヴ当日となりました.
去年9月のCBJ以来のライヴ, ワンマンだと東京・森のテラス以来?(芋煮ライヴか?)となるライヴです.
ドラムに小池氏を迎え, 4人編成でお届けいたします.
おかげさまでチケットは完売となっております.
明日いらっしゃるみなさま, どうぞよろしくお願いします~.

(ド:1stアルバム「nodo nodo」のリリース日(2006年8月11日)となる明日 (だから, というわけではありませんが…), 3rd・4thアルバム(「listen」・「cloth」)も若干枚持っていく予定です! どうぞお求めくださいませ)

おしらせです。

2013-08-09 | のどのどぬ人

8月9日

ひさしぶりのワンマンライブ"星降る港の夕涼みライヴ"まで、
あと少しとなりました。

こんなに長い間、息を潜めていた楽団にも関わらず、
おかげさまで、ご予約のみで満席となってしまいました。
もうこれ以上は、どうがんばってもお入りいただくことは難しそうです。
まだ検討中だったという方、申し訳ありません…。
ぜひ9/7のジャズフェスを、聴きにいらしてくださいね。

ご予約いただいた皆様、お会いできるのを楽しみにしています。
先ほど確認しましたが、アイスカフェオレも、アイスミルクティも、
メニューに加えられておりました。

まみちゃんの作る、パウンドケーキもぜひお楽しみに。

(ゆ:普段のシンガポールナイトはこんな感じです。)