のどのど日記

昨日ものどのど,今日ものどのど.
明日は…?

のどマガ第52号

2009-05-31 | メルマガ・新聞

5月31日

風薫る五月、のどのど便りを配信いたしました。

今月号のお品書きは…、

▼差異と落差(ドイヒロカズ)
▼片思い(チダショウコ)
▼津軽の夜(ツキモトクミコ)

となっております。

みなさま、のどのどとご覧くださいませ。

100人ブラス

2009-05-31 | のどのどぬ人

5月31日
合同演奏会@長井市民文化会館

土日と, 合同演奏会のリハ・本番.
いつもはコンクールでしかお邪魔しないこの会館.
変な緊張感と汗だくの思い出しか無かったので(…), 涼しいホールというのはなんだか違和感がありました.
でも,みんな楽しそうに演奏していて微笑ましかったです(そこはコンクールとは違う).
最後, ステージに乗ったのは100人を優に越える高校生合同バンド!
曲目は…, もちろん「天地人」です.
お世話になった先生方, みなさま, どうもありがとうございました.

(ド)

旬は一瞬

2009-05-30 | のどのどぬ人

5月30日

今が旬といえば、筍です。
大好物であります。
(小さい頃は家の裏が竹やぶだったので食べ放題でした。今思えばなんて贅沢。)
でも、今年はまだ一度しかたけのこご飯を食べられてない…。

私はごはんが一番すきなのですが、
奈良の吉野のおでんもおいしかった(ひと串100円)。
それから去年初めて食べた孟宗汁もおいしゅうございました。
ひと通り食べてからじゃなきゃ…夏は迎えられません~。

今日はゴミゼロの日。

(ユ)

かえるのうたが

2009-05-28 | のどのどぬ人

5月28日

小野川温泉から帰ってくる途中、窓のすきまから蛙の合唱が聞こえてくる。
すっかり田植えも終わって、もうそんな時期。
ホタルももうすぐだねぇ、と行く度に指折り数えてしまう。
こんな自然がすぐ傍にあることって、たぶんとても贅沢なこと。
ありがたいなぁと思いながら、ぽかぽかになって帰ってくるのです。
(こんな蛙さんと遭遇するのはちょっとゴメンだけど。)

(ユ)

真夜中のギネス

2009-05-27 | のどのどぬ人

5月27日

どんなに夜中でも,フローティング・ウィジェットという白い球体はギネスを真っ白・クリーミーに泡立ててくれます.
不思議なもんです.
米沢は予想通り春なんてあっという間に通り過ぎ,夏の予感.
暑い暑い.
鷲珈琲にもアイスコーヒー登場です.

(ド)

生まれる瞬間も消えていく瞬間も

2009-05-26 | のどのどぬ人

5月26日
ストラディヴァリウス・サミット2009@東京エレクトロンホール宮城

以前聴いた「ストラディヴァリウス・サミット」は、
日本の名手、宗倫匡さんや木野雅之さんの演奏でした。
そのときも今回と同じ2000人収容の広い会場で、それでも「楽器が」鳴っている、
ということが不思議と手に取るようにこちらの耳にも伝わってくる気がしました。

今回の演奏は全員がベルリン・フィルのメンバー!
そしてヴィオラも、世界に10台しかないというストラド、そのうちの2台です。
私は弦楽器はチェロに1週間触っていたことしかないので、本当に無知なのですが、
その音の「鳴る」瞬間というのが、どんなに耳を凝らしても輪郭を捕まえられず、
耳で捕らえたと思った直後には文字通り、姿も形もなくなっている、
その一瞬のできごとなのに、とっても柔らかかったり、激情と共に走ったり、
螺旋を描くように音色がひとつのフレーズの中で変化していったり。
弦楽器の音色というのは、このように多彩なものだったということを、
本当にあらためて発見した気がしました。

「音」に終始してしまいましたが、ヴィヴァルディもスークも、ドヴォルザークも、
本当に、ストラドかつ、ベルフィルの音楽という一体感とでもいうのか、
同じ泉の水で様々な絵の具の色をとかして、一枚の絵を描いたという感じ。
はぁ~、とにかく至福の時でした。
申し訳ないけれども、もうしばらくは弦楽器、聴かなくていいなぁ…。
(と言いつつ、次の日に新日のチケットを予約した私…。)

(ユ)

何でもない日曜日

2009-05-24 | のどのどぬ人

今月、何も予定の入っていない日というのは、思い返してみると今日だけでした.

いつもよりちょっと念入りに掃除をしたり、ずっと気になっていた冬物衣類をエマールで洗ったり、庭の草取りをしたり…ほっと一息ついたとき、心地よい風とともに耳に入ってきたのは、となりの空き地で遊ぶ子どもたちの声と、木々のざわめき、鳥の声.いつも家にいないからわからなかったけど、昼間のお家はこんなににぎやかだったんですね.

ウグイスやヒバリの声は分かりますが、他にどんな鳥がご近所にいるのかなと気になって、ネットで調べてみました.するとどうやら「モズ」さんらしい.他にも何種類か聴こえたので、引き続き調査してみまっす.

(ツ)

電線に鳥がならんですつかり春

2009-05-22 | のどのどぬ人

5月22日

学校は三者面談シーズン.
すっかり春です.

タワーレコードの「No music, no life ?」のシリーズ.
「音楽は、わかっていた事も、見えなかった感情も、知らぬ間に生み出してくれるもの。」
と言うのは,凛として時雨の345さん.
アーティストです.

(ド)

私が花なのか、花が私なのか

2009-05-19 | のどのどぬ人

5月19日
「蜷川実花展」@岩手県立美術館

私が花なのか、花が私なのか、わからなくなったような、
ふわふわした瞬間にシャッターを切る、と書いてあった。

その「瞬間」に「シャッターを切」れるということが、うらやましかった。
写真なのに、見ていると肌でしか感じられないはずの感覚をよく思いだす。
湿度の高い感じ。空気の密度の濃い感じ。風は吹かずにそこに立ち上る。

(ゆ)

安達原

2009-05-18 | のどのどぬ人

5月18日
薪能@東北芸術工科大学

そんなはずはないのに, なんだか懐かしいと感じた.
黒川で蝋燭能を観たときにもあったその感じは, 子どものころ持っていた鬼への恐怖, あるいはこちらとあちらとを繋ぐものへの祈り, 畏敬の念.

水に囲まれた能舞台で演じられる「安達原」を観ながら, ここはどこだっけ, と, まさに夢から覚めるように我に返る瞬間があった.

そんなに数は観たことがないけれど, 能を観るときの自分の場所(立ち位置)というのは本当に不思議.
役者に自分を置き換えることは決してないけれど, とても近いところでその光景を見ている.
薪を取りに行くという老婆が, 絶対に寝屋を覗かないようにと振り返って言うシーンなんて, 野外だというのに観客を含めた空間全体がしんと静まり返った.
きっと, みんな近くで老婆の言葉を聴いたのだろう.

見えないものを見せる術.
すごい世界だよなぁ.

(ド)