9月23日
大岩オスカール「夢見る世界」@福島県立美術館
チラシがずっと気になっていた展覧会をやっと観に行く。図録の最初の、本人によるプロフィール文章で、この人の描きたいものがやっとわかった(気がした)。世界は表裏一体。なんと不確かなものの上に存在しているんだろう。それは世界というよりは人の心?世界を淡々と眺めるそのキャンバスは、決して絶望的ではないのだけれど、人がいないからなのかやはりどこか不気味。世界の破綻を暗示させもするその描かれた世界は、とても静か。作者の視線が、ものすごく冷静なのです。その一方で、地に(生活に)足のついた嘘のない作家さんだと思いました。また何年後かにこの人の作品を見たいなぁ。
じゃがいもをゆでて、ちょっとゆですぎたくらいのをちいさな器に移し、カッテージチーズをおいて、お醤油をたらして、黒胡椒を引いてフォークで崩しながら食べる。と、ものすごくおいしい!本当はクリームチーズ( by 高山なおみさん) なんですけどね。
(ゆ)