6月30日
藝大ブラス@東藝・奏楽堂
東京駅に降り立った途端, あれ, 何かの間違いじゃ…? というくらいの蒸し暑さ.
地面からじわじわと熱せられている, そんな感じ.
一度聴いてみたかった, 藝大ブラスの演奏会.
今夜のセットリスト, 最後はチャイコの1812年(淀先生のアレンジ)でした.
冒頭のサックスとコントラバス(11人!)のアンサンブルが, それはもうとろけるよう.
後半はトランペットのシャワーと超絶・コントラバス!
ものすごいゴージャスでした.
ラストで叩きならされたチャイムは, まさしくロシア正教会の風景(行ったことないけど).
(バスドラムと鐘は上下にそれぞれ1台ずつのほか, 袖にもありました)
野球のスウィングのように打ち抜かれた太鼓は, まさに大砲の音でありました.
キラキラした, 幸福な音.
それは口先の力で押すのではなくて, 体をうまく使った とても素直な音(耳に痛くないフォルテ).
あぁこの音が欲しかったんだなぁ…, と, ちょっと壁が抜けた感じがしたのです.
アンコールのマノンレスコーも透き通って綺麗でした.
会場は中高生も含んで超満員.
モニターからの音を聴くお客さんが外にも溢れていて, 老若男女, たくさんのファンに愛されていた演奏会でした.
その後, 夜は青山だったのでpraca onzeへ.
遊びに来ていたsaigenjiさん(!)と乾杯!
(ド:夕方, あまりに暑くてオーダーしたカヤバ珈琲(再開してたんですね!)のかき氷(谷中ジンジャー). 昔ながらにしゃりしゃり削ってくれた柔らかい氷に, ピリっと生姜が最高! …でも, その後やっぱり冷えてルシアンも追加オーダー)