のどのど日記

昨日ものどのど,今日ものどのど.
明日は…?

のどマガ第58号

2009-11-30 | メルマガ・新聞

11月30日

のどのど便り(メールマガジン)第58号を配信いたしました。

今月号のお品書きは…

▼いちどはなれて、ふりかえる(チダショウコ)
▼シンデレラを探して(ツキモトクミコ)
▼霜冷の候(ドイヒロカズ)
▼今月ののどのど

となっております。

配信を希望される方は是非mailにてご連絡くださいませ~。

恋の終わり

2009-11-29 | のどのどぬ人

11月29日

冬にお花屋さんに行くと、つい探してしまうのがチョコレートコスモスという花。
学生の頃に覚えて、それ以来ずっと好きな花と言ったらこの名前を答えていました。

なのですが、今日、知ってしまったのです、
チョコレートコスモスの花言葉、「恋の終わり」というんですって…なんとなくショック…。
このあとは、「一番」好きな、というのは辞めることにします…。

でも本当になぜだかチョコレートの香りがするんです(する気がするんです)。
見かけたらちょっと香りをかいでみてくださいね。

(ゆ)

大きさと存在感

2009-11-27 | のどのどぬ人

11月27日 「白鷹21世紀展」@白鷹町文化交流センターあゆ~む

今年10月に開館したホールとギャラリーのあるあゆ~む。やっと行けました。
白鷹に縁のある若手美術家4人の作品展。
彫刻の坂田啓一郎さんに10年以上前に山形で行われた「ドニー・ドナー展」でお会いしていて、
そのときの大きな木と鉄の作品が、妙に記憶に残っていて、それ以来の再会でした。
行ってみると、以前の作品から想像していたものとはまるで違った印象の作品…。
木から彫りだされているのに、長い時間をかけて生成されていった鍾乳洞のような
繊細なカタチと存在感。
実際の大きさがどのくらいか、ということと、作品自体が光を放つような存在感、というのは
全く別の次元のものなのだということを、思い出した作品でした。
他の3名の作品も、それぞれひとりずつでこのギャラリーを埋めてほしいような
力のある作品ばかり。
坂田さんの作品も、またいつか再会できたらいいなぁと思いました。

(ゆ)

プロフィール

2009-11-26 | のどのどぬ人

11月26日

昨日と今日、あるミュージシャンのプロフィールを書くのにずっと思案しています。
短い文章だけれど、何度も何度も言葉を足しては引いて、順番を替えて、もう一度最初から読んで。
言葉でその人を表わす、記す、ということは、ある意味イメージを固定化することにも繋がること。
それは今まで、彼が一番恐れていたこと、のようにも思えました。

短い短い文章なのに言葉って難しい、と改めて思い知らされる…。
けれども、任せてくれたその信頼に感謝しつつ、責任を全うしなければ。
(でももう眠くなってきてしまった~)

(ゆ)


音, 手触り, そして色

2009-11-25 | のどのどぬ人

11月25日

時間がぐにゃっと歪んで, ワープしているようです.
どこか違う世界へ来てしまったみたいだけど, 空を見上げると月はひとつだけ.
どうやらまだ2009年のようです(200Q年ではなく).

今朝の朝日に谷川俊太郎の「詩はどこへ行ったのか」という文章が載っていました.
彼ほどの人でさえ, 詩を書くときには, 意味にならないモヤモヤからぽこっと言葉が出てくる瞬間をただただ待っているだけだ, と言います.
それは突然襲われるものだ, と.
ノウハウなんてない.
原因と結果という論法が, 時にはあまり意味を持たないように.

(ド)

はじまりの歌

2009-11-24 | のどのどぬ人

11月24日

6回目となるブラスの定演が終わり1日が経ちました(伊藤康秀「管楽器のためのソナタ」は実は大好きな曲なのです. お越しいただいたみなさま, 本当にありがとうございました!)
今日こそはゆっくり寝ようと思っていたのに, 早朝に目が覚めてしまいました.
いつものことながら, 舞台は旅と似ている気がしています.
ホント直前まで「あぁ, こんなステージ最初から無謀だったんだ, 止めておけばよかった(ホントは旅になんて出たくないんじゃないか? 第一こんなにも憂鬱じゃないか…)」と思っているのに, 一旦それが始まり終わってしまうと, あぁ, やっぱり舞台は止められない(旅は止められない)と思っています.

それにしても…, あっという間に11月も終わるんですね….

(ド)

仲間がいるということ

2009-11-23 | のどのどぬ人

11月23日 
置賜農業高校吹奏楽部第6回定期演奏会@川西町フレンドリープラザ

「高校生がたくさんいてちょっとどぎまぎしてます」という(笑)maquaroniカナコちゃんと
マリンバの照美さんと、階段に座って始まるのを待ちました。
気がつくとすっかり恒例になっているけど、プログラムの第6回という数字に、
もう、そんなに経つのかぁ、とびっくり。
新型インフルエンザやらなにやらで、全員ではなかったのが本当に残念!
今日で引退という3年生たちのせつなさが、最後はなんだか聴いていたこちらにも遷ってしまいました。
今年はとくに、特別だったもの。

帰り際、照美さんが一言、「部活っていいなぁ~!」
もうその場所には戻れないけれど、でも、いつだって戻れる場所が、そこにはあるのですよね。
先生も毎日遅くまで、おつかれさま!


(ゆ)

ドラマティックな音楽。

2009-11-23 | のどのどぬ人

11月23日 
米沢吹奏楽愛好会第38回定期演奏会@伝国の杜

今まで1,000席のホールで定演を聴いていた米吹、今日のホールは半分の大きさ。
人数はそんなに多いわけではないのだけれど、安定感と厚みのある音はさすが。
プッチーニ、ラフマニノフ、ハチャトゥリアン、サン=サーンスと、
フィギュアスケートに使われた曲が並んで、どれも盛大にドラマティック。
オケとブラスのドラマティックさの違いとでも言うようなものが、
あらためて分かっておもしろかったです(昨日山響で「火ノ鳥」を聴いたから)。
アンコールはもちろん、昨日が最終回だった「天地人」のオープニングテーマ!


(ゆ)

山響200回目の定期演奏会

2009-11-22 | のどのどぬ人

11月22日@山形テルサ

山響の記念すべき200回目の定期演奏会にゆずちゃんと行ってきました。
わたしが初めて山響を聴いたのは、芸工大の入学式のときでした。こういう学校行事でも出張演奏してくれるんだーとその時は驚いたのですが、でも山響は元々そういうことをされていたんですね。飯森さんがMCの中で、「小学校、中学校で山響の音楽を聴いたことがある人ー?」と聞いたらかなり手が挙がっていました。

そして今回は記念の回ということで、芸工大のテキスタイルと日本画の学生たちが演目に合わせた作品を展示していたのですが、それも良かったです。学生たちがちゃんと作品の近くにいて、お客さんと会話できる雰囲気があって。
演奏だけ、展示だけ、というのではなくて、お客さんと交流できる場があるというのは素晴らしいこと。こういう試み、もっともっとあると良いですね。

※写真は日本画の田中敦子さんの作品です。

(ツ)



10年前。

2009-11-20 | のどのどぬ人

11月20日 
大学講義&シネマ歌舞伎「野田版研辰の討たれ」

3年目となった山大「キャリア教育」の講義。
少しは慣れた気もするけれど、なにせ年に1回のことなので
「あ、先生」と呼ばれても自分のことだと気がつくのに時間がかかるのです…。
向井山朋子「夏の旅」と大場陽子「谷中・音ストリート」のDVDを見せる。
毎年、そうなのだけれど、保守的な感想を書く子が多いのが音楽科(苦笑)。
そして素直かつ感性の鋭い感想が多いのが異文化理解コースと美術科。
それじゃいかんだろう音楽科、と思うのだけれど、でも学生時代の自分を思うと
あぁあの頃の自分もそんな風に頑なで、世界に出会うことが怖かったとすぐに思い当たる。
"あたらしいもの"に出会う、受け入れられるタイミングは人それぞれ、
でも若いうちこそ「扉」をできるだけ閉じない方が、よいのにな。(反省も込めて。)

終わってから県民会館へ急ぐ。
初めて見たシネマ歌舞伎、おもしろかった!
勘三郎がさすがの芸達者ぶり、いかにも三枚目の役どころの魅力が随所に溢れて、
染五郎&勘太郎も、凛々しくて男らしくて。かっこよかったなぁ…。

大学の銀杏並木は、もうすっかり葉を落としていました。冬はもうすぐ。

(ゆ)