のどのど日記

昨日ものどのど,今日ものどのど.
明日は…?

届けられたカツ丼

2014-04-25 | のどのどぬ人

4月25日

先月末, 引越をしました.
まだまだ新しい部屋は片付いていませんが…, 引越で出てきた「キッチン」(吉本ばなな)の単行本.
1988年の発刊なので, 今から26年前の作品です.

最初に読んだのは高校生の時だったと思います (確かセンター試験の過去問に「TSUGUMI」が出て, それで読んでみたような…).
正直そのときには特に強い感想は持たなかったのですが…, 今あらためて読んでみると なんだか素敵な作品.
こんなにも丁寧に時間や空気を書いた作品だったのですね (それをサンルームで日向ぼっこしながら読んでいます) .

学校はさくらが綺麗.
春です.

(ド:帰ってきたら, この間SundaeBoothで撮ってもらった写真(お知らせのハガキ)が届いていました~)

車窓から見える風景はいつも切ない。

2014-04-19 | のどのどぬ人

4月19日
のど練@仙台市・南中山市民センター

夜, 仙台でジャズフェス応募音源の撮影 (途中通った福島は花吹雪がとっても綺麗でした).
昨年に引き続き, ドラムの小池氏にお手伝いいただきました.
今年も出られるといいね, なんて話しながら, 楽しい時間はあっという間.

ついこの間, 昨年度のジャズフェス応募音源を撮影したと思ったのに…, もう, 一年です.

※実家から平田牧場のお肉が届きました. ということで, 蒸ししゃぶ (蒸し料理鍋, 便利),美味!

(ド:「車窓から見える風景はいつも切ない。いろんな人の、いろんな生活を、瞬時に垣間見る」, たかのてるこ「ガンジス河でバタフライ」)

泥簿猫呼ばわりか

2014-04-13 | のどのどぬ人
4月13日

夜, 白石(大河原)のさくらを観に行って来ました.

川沿いは満開のさくら!
屋台のおばちゃんに聞いたら, 昼間もすごい人だったんだそうです.
今夜はさくらの向こうに月も綺麗に見えて…, なんとも幻想的な光景でした.

花はさくら.
中国的な文化の影響を多分に受けてきた日本において, さくらは日本でだけ こんなにも愛でる対象となりアートの対象になっているんだ, という話を聞いたことがあります (詳しくは忘れてしまいましたが…).
たしかに, 中国で詩歌の対象となってきた梅や牡丹も, 日本では やはりさくらに敵わない気がします (もっとも, それは美しさということではなく, いいも悪いも含めてたくさんのエピソードを想起させる, という意味でですが…).

いつの間にか, そっと春です.

(ド:昨夜NHKでやってたSONGSは「石川さゆり 椎名林檎を歌う」. かっこいい!)

寒そば

2014-04-05 | のどのどぬ人

4月5日
Goro Ito POSTLUDIUM release tour in yamagata@山寺 風雅の国・馳走舎

雪が散らつく春の日, 山寺のレストランで伊藤ゴローさんのライヴ (山ブラ).
ピアノとギターのduoだったのですが, 心地よい, ホントにゆったりとした時間でした.

ゴローさんのギターは, 人間とギター, 対等に一対一で話をしているかのよう.
お互いに信頼しあっている, そんな音がしてくる音楽です.

あっという間の2時間の最後, アンコールに演奏してくれたのは, 「Estrada Branca」(白い道/ジョビン)と「perspective」(坂本龍一)!
どちらも のどのどでも演奏したことがある作品で, なんだか嬉しかった, そんな土曜日.

(ド:お昼に寄った西蔵王の蕎麦屋さん「大山桜」は寒ざらし蕎麦の季節. ばんけ や わらび, パセリの天ぷらも美味しかったです)

花寄せ

2014-04-05 | のどのどぬ人

4月5日

久しぶりに、着物を着て茶道稽古。

庭の茶花が、ずいぶん咲きそろってきて、人数も多かったので「花寄せ」をすることに。
1人ずつ好きな花器を決めて、それに合った花を組み合わせていく。
この花、と決めてからも、なかなか絵のようにはぴたりとはまってくれず、
「花は難しい!」と、それぞれが口にしながら。

私の着物は、白石の古道具屋で1,500円(!)で見つけてきたもの。
(あまりモノは良くないけれど、レース柄のようで好き。)
帯は、とある方の形見分け。夏には早いけれど、百合が可愛い。
今年こそ、ひとりで着物を着られるようになりたいものです。
(と、言い続けて、早数年が経っているような…)

(ゆ)

春にスイカ

2014-04-02 | のどのどぬ人

4月2日

映画監督・佐藤広一さん(山新の連載も素敵です)から, 「きょうも元気だ ごはんがうまい!」と「まちのひかり」, ふたつのdiscが届きました!
どちらも のどのどの音楽を使ってもらった映画です.

「きょうも元気だ…」は, 映画館での公開時にはメンバーそれぞれ都合がつかず残念ながら観に行けなかったのでした.
なんともほんわか, あったかい気持ちになる作品です.

そして, 山形県の福祉施設の人材確保事業のひとつとして制作されたという「まちのひかり」には, 挿入歌として「sirius」を使ってもらいました.

どちらも素敵な作品です.
「きょうも元気だ…」はまた改めて映画館での上映もあるかも, とのことでしたので, またご案内できればと思ってます.

(ド)

生まれて初めて思ったかもしれない

2014-04-01 | のどのどぬ人

4月1日 宮城野区文化センターパトナホール

4/23に、ここで「みやぎの『花は咲く』コンサート」というものを準備しています(仕事で、です)。
宮城野区内で津波被害にあった人、他の町で被災して宮城野区に避難してきた人、
区内の応急仮設住宅に暮らしている人、そんな人たちで合唱団を結成し、
本番は50人ほどが歌います。
歌うのは「花は咲く」1曲だけ。その他は、仙台フィルの弦楽アンサンブルの演奏を聴くのです。

その、今日はただ一度の、本番会場での合同練習。
いつもは3つの会場で分かれて練習している人たちが、ちょっとおめかしして集まりました。
(今日は、リハーサルなので、誰もお客はいないにも関わらず。笑)

パトナホールは、とてもよく響くのです。
素人同然から始めたこの合唱団も、10月から気づけば6か月練習してきました。
通して歌ってみて、驚きました。本当にいい声。いい歌。みなさん、生き生きしてる!

客席の後ろで、「こっち見て~!」と心で叫びつつ手を振りつつ、
涙が出そうになるのをこらえていました。
みんなで歌うっていいな、と、こんな風に心から思ったのは、
生まれて初めてのことのように思いました。

本番は、整列係を兼ねて、私も舞台で歌うのですが、
もう今から、どうやったら泣かずに最後まで歌えるか、その心配をしているところです。
みなさんが、緊張しないで、のびのび本番も歌えますように。

(ゆ)