のどマガ第101号 2013-06-30 | メルマガ・新聞 6月30日 仙台・大崎八幡宮の、水無月の大祓式に参列してきました。 もう、今年も半分、終わってしまったのですね。 半年の罪穢れを落とし、この後半年の無病息災をお祈りして、 茅の輪をくぐってきました。 さて、メールマガジン「のどのど便り」第101号を配信しました。 今月号のお品書きは、 ▼6月のある日、昼休み。(チダショウコ) ▼買いものがたり(ツキモトクミコ) ▼ミルクライン(EPISODE・9+)(ドイヒロカズ) と、なっております。 お時間のある時に、のどのどとご覧くださいませ。 (ゆ)
3種の海老のラグーソース 2013-06-29 | のどのどぬ人 6月29日 晴れの土曜日. 村山のパン屋さん・NOUKAへ行ってきました. 木のお家のドアを開けると, はぁ…, パンのいい香り. レジの横には「自家製粉はじめました」の張り紙とともに, 存在感のある製粉機がどっしりと! でも, その大きな機械もすっと馴染んでしまう, なんとも素敵な雰囲気があるお店でした. レーズンとクリームチーズのサンドイッチをいただいてきましたが, 天然酵母のパンは噛めば噛むほど甘さが広がって, ひと口ごとに にんまり. 珈琲も深い香りで美味しかったです. 円安による小麦粉の値上げが気になるところですが, こんなときには殊更, 国産小麦で丁寧な手作りパンのあたたかみを感じます. (ド:写真はお昼に寄った天童・chez bon. カサゴのロースト, ソースも野菜も, 全部主役!)
霧の向こうから零れる音色 2013-06-29 | のどのどぬ人 6月29日 本間雅智チューバリサイタル@山形テルサアプローズ 鶴岡出身のチューバ奏者・本間雅智さんの、初・自主リサイタル。 ソロ楽器としてのチューバ、というものが、まず想像つかなかったのだけれど、 いやはや、こんなことに、なるんだなぁ、というのが最初の感想。 そして音には人柄が出るなぁ、という、この頃よく感じることをこの日にも思いました。 ゲストのサックス奏者・東涼太くんは、クラシックでのサックスの王道とも言えるイベールを。 この曲は、大学に入る直前の春休み、サックス専攻で大阪に行く幼馴染みに、 散々刷り込まれた(?)思い出の曲。今でも大好きな曲。 東くんのppは、霧がかった山間の谷間で、すっと霧が晴れて陽が差し込んでくるかのような、 どの瞬間から“音”になっていたのか、気が付けないような繊細さと柔らかさ。 東くんを聴くのは初めてではないけれど、やっぱり素晴らしいプレーヤーと再認識。 ピアノの石井理恵さんも、今回、やっと初めて聴くことのできた方。 ソロで弾かれたドビュッシー「喜びの島」、決して停滞しないのに、 その推進力と浮力の上で、音色がどんどん七変化していく! 伴奏でもそのセンスはきらりと光って、本当に巧かった。 もしかして?と思ったらやっぱりお腹が大きくていらして、 弾いている最中に「ポンッ!」と蹴って、「ダメ出しされた」らしいです、お腹の中から。笑 いやはやたくましいことこの上ない、でも小柄で可愛らしい! 山形だけれど庄内弁が飛び交うロビーは、なんだかあったかくて、 終演後もなかなか人が帰らない!笑 そんなところも、本間さんのお人柄なんだろうなぁ、と思いながら帰途につきました。 (ゆ)
広い空、コーヒーとテーブル 2013-06-25 | のどのどぬ人 6月25日 岩手・陸前高田&大船渡 秋のコンサートの打合せで、久しぶりに陸前高田を訪れました。 海に面した、元は町のあったところ一体は、一面クローバーの海。 そして道路工事のためか、あちこちに盛り土がされていました。 とはいえ、人影は工事関係者以外、まだ全くありません。 仙台では災害復興住宅の話なども、数年先の話として実感が湧いて来ているけれど、 ここは本当にまだまだなんだろうな、と思います。 伺ったのは、山の手にある普門寺さん。 身元不明の遺体・遺骨を最後まで預かったお寺さんです。 最後に残った14名の遺骨は、墓地の奥に市が慰霊塔を立て、その傍らに眠っていました。 東には、きらきらと光る海の見える場所です。 帰る前に手を合わせてきたのですが、なんだか色々考え過ぎたせいか、 結局は何も言えずに、ただただ、手を合わせるしかできませんでした。 そう、ボランティアセンターでお話を伺ったスタッフの方は、 なんと山形ご出身の方でした。 帰りのバスの中から、また来ます、と念じて。 (ゆ)
Ka Nohona Pili Kai 2013-06-22 | のどのどぬ人 6月22日 だんだん夏が近付いて来ると, いつか行ってみたいなぁと思っている「オリオンビアフェスト」のことが気になり出します. 石垣島の大きな空の下, 暑い暑いと言いながら飲むビールはきっと格別だと思うわけですよ. くぅ~~~. さて, 山形でも夏野菜が大勢お店に並ぶようになってきました. ということで, 今日はラタトゥイユ. くぅ~~~, 夏~~~. (ド:Keali'i Reichel「Ka Nohona Pili Kai」. ハワイの言葉は母音が多いそうで, 聴いているとなんとも優しい気分になります)
黄金レシピは、粉1カップ、水1カップ、卵1個。 2013-06-16 | のどのどぬ人 6月16日 早川泰子・山田穣 DUO @ 川西町・ライブスペースJam 恐らく9年ぶり (川西町フレンドリープラザで聴いて以来), 山穣さんのサックスを聴きにjamへ. 実は僕のイメージの中にあった音とは少し違っていたのですが, とても楽しいライヴでした. 早川さんのピアノもとても心地よかったです. ときにオーバーブローでグンと上ずるサックスも, それはそれでとても人間くさいというか, 演歌に通じる心の熱さがあるというか…, うたごころ満載. あの存在感はまさに浪花節です. たっぷり2時間半のライヴ, 久し振りのjam(とjamに集まるみなさま)とともにゆったりしてきました. (写真は昨日久しぶりに作ったたこ焼き!)
隈取 2013-06-15 | のどのどぬ人 6月15日 置賜地区高等学校 第39回合唱祭@南陽市「蔵楽」 毎年恒例となった地区合唱祭. 今年もさまざまな学校の合唱を楽しめました. たとえ数人であっても, 2人以上集まれば楽しめるのが合唱のいいところ. そして練習すればするほど, どんどん透き通っていくのが合唱の楽しいところ. そんなことを改めて感じた時間でした. さて, そんな中 職員合唱では「瀬戸の花嫁」と「北国の春」(!)をご披露. 編曲・信長貴富, の2曲だったのですが(難しい!)…, はい, きっと職員合唱もやればやるほど透き通っていく, はず…です. (ド:写真は「discovery japan」(2013年4月号), 歌舞伎特集)
窓辺の席で、鉛筆と 2013-06-14 | のどのどぬ人 6月14日 昨年までお世話になっていた山形のホールに知人の紹介と、某オケ事務所へ。 意外と客席しか知らなかった、シベールアリーナ。 開館当初の未来予想図が、もうとにかく色々書き換えざるを得なくなってしまった、劇場。 でも、スタッフEさん、もうくよくよするのは昨年で終わりにしたらしい。 これまで何年にも亘って温めていた企画を、ここぞとばかりに繰り広げているこの頃。 いつも顔色が悪い方だけれど、なんだかいきいきしてらっしゃった。(長生きしてねー!) あぁ、やっぱり劇場って、中にいる人(の情熱)次第なんだよなぁ。 この1年で2度引っ越しをしたオケの事務所は、広々としてびっくり。 私の時間がぽっかり空いてしまった間、入れ替わり立ち替わり話し相手が代わりながら、 思いがけずいろんなお話を聞いてしまった(仕事の邪魔をしてごめんなさい)。 そしてつくづく思ったことは、時間は止まってくれないってこと。 色んなことが色んな場所で動いている、未来に向かっている、始まっている。 傍からその行く末を見ているだけでも、わくわくするなぁ。 最後は忙しい新聞記者に時間を作ってもらって、さささとお願いごと。 休日なのにこれは立派な仕事日だなぁなんて思いながら、 紙月書房でアイスコーヒーを飲んで、任務終了。 (ゆ)
happy birthday to you 2013-06-13 | のどのどぬ人 6月13日 Chick Corea / Stanley Clarke Duet @山形テルサ チケットをいただいて, チックコリアのコンサートへ行ってきました. 1stセットではいつか王子様が, などスタンダードを含めて, 客席とのコール&レスポンスも. 心地よい, まさに大人な時間が漂います. ブレイク(なんとテルサロビーにbarがオープン!)を挟んで2ndセットはバッハのフルートソナタ(!)から. ジャンルもなにもかも, 自由自在です. 後半でも客席とのやり取りがあって, 即席で客席につくられた「山形合唱団」(男声2部+女声3部のコーラス)のリハーサルを経て, 会場全体でのセッション. MCも含めて客席を全く飽きさせないライヴでした. 最後, アンコールにスペインが演奏されたあと, 客席からは「happy birthday to you」の合唱が. 昨日はチックの誕生日だったようです. とてもあたたかい雰囲気のなか, 会場中が笑顔で終わったライヴでした. (ド:昨日の山新に載っていた村山のゆるキャラ「そば伝」に首っ丈)
クララの手紙 2013-06-13 | のどのどぬ人 6月13日 Trifoglio 2nd CONCERT@米沢・カフェハウス・パウゼ トリフォーリオ2公演目。 久しぶりに米沢の町の中を通ったのですが、なんだか更地が多くなったような…。 会場入りの前に、Vn.駒込綾さんのお知り合いの、新しく開店したイタリアンのお店でひと休み。 と思ったら、出てきたオーナーさんは、私の知り合いでもあってびっくり。 「あれ?こんなとこで、なぁにしてんの~!」それはこっちのセリフ! パウゼは舞台正面にお客さんがいないので、音の方向性が心配、 でも演奏しているメンバー自身は、ストレスなく弾けるらしい。そうなんだなぁ。 お客様は少な目でしたが、落ち着いた音の会話が聴こえてきた感じ。 (できることなら、ピアノの調律がもう少し安定していてほしかった…) ツアーを折り返して、すでに終わってしまうのが寂しくなってきた。 そういう不思議な居心地の良さが楽屋にある人たち。 終演後のおつかれさまは、ケーキとコーヒーで乾杯。 コーヒーでも「ぷはー!」とつい言ってしまったのはチェロ奏者(笑)。 (ゆ)