のどのど日記

昨日ものどのど,今日ものどのど.
明日は…?

のどマガ第75号

2011-04-30 | メルマガ・新聞

4月30日

花咲く4月、のどのど便り(毎月末発行のメールマガジン)を配信いたしました。

今月号の目次は…、

▼お花見(ツキモトクミコ)
▼couleur(ドイヒロカズ)

となっております。

お時間のあるときにのどのどとご覧くださいませ。

汝の名は

2011-04-29 | のどのどぬ人

4月29日

花見@米沢市・松川河川敷

午前中練習したあと, 入部したての1年生を交えて, 午後から部活の花見.
去年は6月に「草見」でしたが, 今年は定期演奏会の日程がズレたため, 花の時期にちゃんと「花見」として開催できました.

それにしても, めゃくちゃ寒かったです~.
風が, 冷たすぎました….

米沢の桜は5分咲きといったところ.
でも, もう間もなく満開になると思います!

※写真は米沢の「さわらび」というお店. 魚がおいしかったです.

(ド:群像5月号に載っていた赤坂先生の文章「海のかなたより訪れしもの、汝の名は」. 美ら瘡(ちゅらかさ), か…. 対決するのではなく, 冷静におのれの身を持せよ)

タンパク質の音楽

2011-04-18 | のどのどぬ人

4月18日

新年度の授業が始まりました.
ちょっと気になって授業の最初に配ったのは, ecocoloの5月号に載っていた記事のコピー.

タンパク質が合成される際には, 人間の耳には聴こえないくらいの音が発生するのだそうです.
その音を76オクターブ(!)ほど下げると人間の耳にも聴こえる領域となり, 20種類のアミノ酸全部に違う音符が当てはまることがわかった, という記事.

この後 記事はちょっと胡散臭くなるのですが(コラーゲンを増やす音楽を聴き続けた女性が, なんと組成の似ていた大腸菌のタンパク質と合成してしまって虫垂炎になった…, など…), もしもDNAレベルで音楽に不思議があるのなら, それはちょっと怖いなぁ, と思うのです.
ひょっとして音楽の好き・嫌いも, DNAレベルで惹き合う何かが関係しているのでしょうか….

(ド:ecocolo, 南風食堂の「季節のソース」の連載がいいです)

お待たせしました!

2011-04-14 | ディスコグラフィー

4月14日

先月号ののどマガでお知らせしました、3月31日にリリースした「listen」と「cloth」2つのニュー・アルバムですが、ようやくみなさまへお届けできる目途が付きました。(3rdアルバム「listen」は500円、4thアルバム「cloth」は1000円となっております)

本当に、お待たせいたしました!
ご希望の方は、nodo_nodo☆goo.jp(☆を@にしてください)までご連絡ください。
折り返し、こちらからご連絡差し上げます。

それは誤送か確信か

2011-04-11 | のどのどぬ人

4月11日

今日もテレビやインターネットではいろんな人がいろんなことを言う(かく言う自分も).
眩暈に似たこの感覚に, あれ, ホントにそうなのかも…と思いそうになるが, これはやはりマズいぞ, 違うだろうと思う(何がホントかわからない中, 発表される情報をこうして聞くしかない状況を, 平野啓一郎(twitter)は戦時中の大本営放送に例えていた).
五官を使え.
自分の感受性くらい自分で守れ.
そう言い聞かせながら.

東京都ではろくに政策討論もされぬまま知事が再選された.
このままでいいということなのか.
それは積極的な賛成なのか.
この震災ではっきりしてきた(いや, もっとずっと前から気付くきっかけは山ほどあった), たくさんの変なコト.
たとえば, リスクを分配され, 東京とそれを支える地方, という面がある今のニッポン(「強い国ニッポン」).

「そう言う地方だって, 東京の恩恵を受けてここまで大きくなってきたんじゃないか」
それを言うにはあまりに代償が大きすぎる, …と, そう思うのは, それでもやっぱり外側からの論理なのだろうか.

やがて, ボーダーは見えないところでその溝を強固なものとし, いよいよ裏ボスの登場となった.

「今まで無関心だったくせに, 今さら何だ」
確かにそうかもしれない.
もっと知ろうとしなかった, 考えようとしなかった…, それは本当に反省すべきこと.
でも, 今は状況が違う.

テレビは今日も変なメッセージで埋め尽くされている.
「頑張ろうニッポン」?
いったい誰を, 何を応援しているんだ.
「ニホンの力を信じてる」?
いったい何を信じているんだ.
応援したいのは「あなたの」生活, だ.
祈りに近いこの想いを, テレビの向こう側から高々と叫んでいる場合ではない(悲しみの中にいる人に, 面と向かってそう言葉にすることなど出来ないだろう).

…どうしてもなんだか危険な香りがして, 「ニッポンをひとつに」「ニッポン! ニッポン!」…, あのメッセージを耳にするたびにドキっとするのは僕だけでしょうか(メッセージの対象が「あなた」から「誰か大勢」になるとき, 僕らはきっと注意しなければならない).

福島・いわきの高校はもうすぐ入学式.
福島の子どもにも, 山形の学校に転入した子どもにも, 新学期がやって来ます.

(ド:…すみません. 今日だけ, ネガティブで訳の分からない内容をご容赦くださいませ)

クレドと六段

2011-04-10 | のどのどぬ人

4月10日
吹奏楽ミニコンサート@置賜総合文化センター

余震が続いて落ち着かない毎日ですが, 今日は吹奏楽の生徒と小さなコンサートを開かせてもらいました.
場所は避難所になっている市営体育館の隣の建物, 文化センター.
そこで, 福島から避難されている方々など30人をお客さまに演奏してきました.

まず, 演奏をさせてもらえる場所が, 避難所その場所ではないのがいいなぁと思いました.
音は目を瞑っても, 聴きたくない人の耳にも入ってくるものですから(静かで優しい音楽を聴きたくても, マスメディアから聞こえてくるのはやたら元気な応援ソングばかり…).
この春の音楽はさりげないのがいい.

セットリストの最後に生徒たちが選んだのは, 「夢みたものは」(木下牧子)と「ふるさと」の合唱.
うん, どちらもとてもいい合唱でした.

音楽を聴いてほんの少しでもホッとしてもらえたら…, 「おっ, やるじゃん音楽」, と, そう思うのです.

(ド:今朝の山形新聞にkizuna311・小山薫堂さんのインタビュー記事が載っていました. 今はメッセージよりもモノ・カネ, と言う人もいます(それもよく分かります). 安易に希望を語ることはできないけれど, でも, それでもやっぱり言葉や音楽の力を信じたい, そう思った一日)

ザトウクジラの入祭唱

2011-04-07 | のどのどぬ人

4月7日
入学式

午前中の始業式に続いて, 午後からは入学式.
吹奏楽では, 新入生入場で「五月の風」, 退場で「汐風のマーチ」と, 昔の課題曲を2つ演奏しました.
今日のマーチは音がカラっと軽くて, なんだか良かったなぁ.
新学期です

(ド:バンドジャーナル(最初に文章を書かせてもらったのは2004年. 担当の赤井さんとも長いお付き合いです)から依頼された前任校についての記事を書いていたら, なんだかセンチメンタルになってきた木曜日)

春の手紙

2011-04-06 | のどのどぬ人

4月6日

ポストに、石垣島から1枚の葉書が届いていました。

2年以上、連絡をとっていなかった女の子から、
「祥子ねぇねぇのところは、大丈夫ですか?」
地震や津波、原発、東北と聞いて、思い出してくれたらしい!

うれしくて、さっそくお返事を書きました。
中学生だった彼女も、今年成人式を迎えたとのこと。
いつのまにか、もうそんなに経っていたんだなぁ。
また沖縄に、行きたいなぁ。行かなくちゃ。

(ゆ)

ラジオ

2011-04-04 | のどのどぬ人

4月4日
録音@川西町 live space "jam"

午後から, のどのどの3人とマカロニ・カナコちゃんとで, 「ラジオ」という曲のレコーディング.
この曲, この4月から静岡で新生活を始めているFM山形・日下くんへの餞songとして書かれたものなんです.

のどのどとマカロニさんとで作詞・作曲をして, awoiさんにジャケットを描いてもらいました.
6人で共作したテキストは, ドラマチックで(!)なかなかいい感じです(そういえば, 雑誌で吉本隆明が「詩人と詞人」についてその距離を語っていたのを思い出しました. まったく関係ありませんが…).
無事に届くといいなぁ.

久しぶりにmelodicaを吹いた一日.
久しぶりにカナコちゃんの歌声を聴きながら, あぁお願いして良かったなぁ, と思った一日.
音楽のそばにいれて良かったと, 改めて思った一日.

(ド)