のどのど日記

昨日ものどのど,今日ものどのど.
明日は…?

のどマガ第72号

2011-01-31 | メルマガ・新聞

1月31日

のどのど便り(毎月末配信のメールマガジン。配信はメールにて承ります!)第72号を配信いたしました。

今月号のお品書きは…

▼つなぐということ(チダショウコ)
▼歯、抜けた?(ツキモトクミコ)
▼montage(ドイヒロカズ)

となっております。

雪国のみなさまは大変な雪のさ中ですが…、のどのどとご覧くださいませ。

舞台裏のいろいろ

2011-01-30 | のどのどぬ人

1月30日 親子でたのしむ音楽会@伝国の杜

ピアニスト3人による連弾とソロ、それから小学生から60代まで75名が参加したオーケストラ。
本当に本番までに間に合うのかしらと、内心ひやひやしながらも、今回も無事に終了。
大雪にもかかわらず、アンケートには「雪かたづけの疲れが飛んでいきました」とあったりして、
よかった、と本当にほっとするのです。
終演後の懇親会、それから廊下での立ち話で、
作曲が本業の若き先生に、弦楽四重奏の依頼をしていた大学生たち。
実は卒業制作のシンフォニーがまだ初演できていなくて、なんて話しも出てくる。
高校生たちも最後にはずいぶんくつろいで大学生とも話していたり、
社会人のお姉さま方がひとテーブルを囲んでいたり。
足りないところもあっただろうけれど、子どもたちがたくさん来てくれて、
こうして次につながる会話があちこちで生まれていて。
これで充分、とも思う。
仕事も、公演も、なんて終わりのないものなんだろう。
終わった途端に、それぞれが次を見ているんだもの。

(ゆ)

ええ!コーヒーの味のすばらしさ、千のキッスよりなお甘く、マスカット・ワインよりなおソフトなの。

2011-01-29 | のどのどぬ人

1月29日
バッハ・コレギウム・ジャパン~バッハ家の音楽会~@福島市音楽堂

なんとも上品で上質な音楽.
そう思ったのは, バッハの演奏会, もしくは「高尚な」クラシックのコンサート, だからではもちろんありません.
演奏者がみんな, その音楽を愛しているのが伝わってきたからです.
丁寧にチューニングをして始められたステージは, 愛情にあふれていました.
愛情や幸せな気持ちは伝播します.
思わず嬉しく聴いて来ました.

それにしても, 生で初めて聴いたナチュラルトランペットは不思議でした.
隣にいるチェロと同じくらいの長さがあるトランペットを, 右手だけで支えて左手は腰へ.
そこから奏でられるのは, 歌っているような, やさしい明るくあたたかい音.
ただの管なのに, どうやって自然倍音以外の音を出したりトリル(バルブが無いんですよ!)をするんだ?
…, と, 本日「コーヒー・カンタータ」でとても明るいテノールを聴かせてくれた藤井兄さんに聞いてみたら, (練習を聴いている限り)唇の時点ですべての音が出ていて, それをただ管で拡張しているだけみたい, なのだと….
理屈ではなるほどと思っても, 実際にそれをあの精度で聴かせてくれる凄さは, まさに魔法のよう.
最後のカンタータではヴァイオリンやチェンバロが奏でるような速い半音階のパッセージを, トランペット(何度も言いますがバルブが無いんですよ!)やソプラノが奏でる, その技.
圧巻でした.

まだまだ知らない音楽ばかり.
だから楽しいのですね.

(ド:いただいた「ほいりげ」ワイン. 早速飲んじゃいましたが…, ごちそうさまでした~!)

ようこそ、地球食堂へ

2011-01-28 | のどのどぬ人

1月28日

午後から仙台行き.
「リガチャー」という言葉を, 木管楽器以外ではじめて聞きました….

冷たい風が突き刺さる寒い1日.
週末はまた寒波がやってくるのだそうです.
いったい雪はどこまで降るのでしょうか….

「ようこそ、地球食堂へ」
料理の神様の愛弟子達に会いに行く旅.
辺銀さんも, 吉本ナナ子さんも登場します.

(ド)

コーヒーの極北アポロン

2011-01-26 | のどのどぬ人

1月26日

仕事終わりに「一杯どう?」ってのに憧れます(笑).
山形は車社会なのでなかなかそうは行きませんが…, 今日は, 仕事終わり学校近くのそば会館で, 色々お疲れさま会.
いっぱい食べて(飲んで), 笑って…, とても楽しい時間でした.
今シーズン初の鴨蕎麦もいただいて, すっかり強気な帰り道.

映画化されるというので, 久しぶりに読み直してみた多田と行天のおはなし.
「幸福は再生する」
僕もそう思う.

(ド)

sky high

2011-01-23 | のどのどぬ人

1月23日
“TENSE” ANNIVERSARY LAST LIVE TOUR@仙台・darwin

昨日に引き続き, 2月のコンサートに向けて日中 合わせをした後, FreeTEMPOのライヴへ.
会場は満員!
すごい熱気で, めちゃくちゃ楽しかったです.
ギターもピアノもドラムもうたも, なんでもこなす半澤さん.
本人はさらりと言ったけど, 「10年間ありがとう」の言葉は, なんともじ~んと来るものがありました.
アンコールにはMONKEY MAJIKのMaynardが登場(最高!).
愛情たっぷりのライヴでした~.
次のユニットも楽しみです(それにしても, Ⅵ度の和音へ落ち着くドミナントモーション, 泣きメロといったら最近はこればっかり…(いきなりですが). そこはちょっと面白くなかったり…).

(ド:お寿司屋さんで食べたカワハギとドンコ(どちらも肝のせ!)がトロトロでゴキゲンな帰り道. でも, 帰りの気温計(栗子峠)はマイナス9度!)

王様の耳

2011-01-22 | のどのどぬ人

1月22日

昨日, 痛すぎて思わず笑ってしまった整体の名残が残る中, 来月の「音の絵本」コンサートに向けての練習で, 夜から伝国の杜へ.
本番は博物館・展示室の中で演奏するのですが, 今日はその同じ場所で音を出させてもらいました(ここの展示室で演奏するのは「後藤克芳の世界」展(2004年!)のナイトミュージアムツアーで弾かせてもらって以来).
たくさんの作品に囲まれながら演奏するのはなんとも不思議な体験.
当日は朗読も加わるということで, 今から楽しみです.

(ド:前任校の教頭先生からいただいたシクラメン. 真っ赤!)

真夜中のティータイム

2011-01-21 | のどのどぬ人

1月21日

これは、歩道です。
雪の壁があって、この左側が車道。
なんだか今年はいつもよりもっともっと、寒い冬です。雪も久しぶりに多い!
もう充分に降りましたから、お天道様、そろそろ雪を降らすのは終わりにしない?

この頃、夜にはカモミール・ミルクティーを飲んでいます。
盛岡のcartaというちいさな喫茶店でメニューに見つけて、
飲んでみたらおいしかったのを、ふと思い出しました。
私は甘いものは苦手ですが、これにはお砂糖を加えます。
そのほうがおいしい。
そうすると、ちょうどよくとろんと眠くなってきますので、
真夜中のティータイムに最適かと存じます。
では、おやすみなさい。

(ゆ)

夏の記憶

2011-01-20 | のどのどぬ人

1月20日

ピアニストでアーティストの向井山朋子さんが、
アムステルダムから山形へいらっしゃってお食事会。
"wasted"というインスタレーション、秋に山形にやってくるのです。
向井山さんと話していると、あぁ、アーティストというのは、
こういう人のことを言うのだ、と思う瞬間がある。
自分の内側がものすごく忙しくめまぐるしくなって、
その人の発するどんな一言もできれば吸収して、あとからしっかり咀嚼したいと思うのです。
聞こえてくる言葉が全部、自分の大事な部分にとっての示唆に思えるのです。
何よりその選ぶ言葉のセンスが素敵。センテンスが哲学的であり詩的。
そしてつくづく、「言葉」はその人だな、その人そのものだなと思うのでした。

みなさま、ぜひこの秋、こちらをご注目くださいませ。
■東北芸術工科大学美術館大学センター
http://www.tuad.ac.jp/museum/
■wasted
http://www.wasted.nl/

(ゆ)

遠方より無へ

2011-01-16 | のどのどぬ人

1月16日
アンサンブルコンテスト山形県大会@酒田市・希望ホール

ん? これは米沢よりもひどい雪じゃないか?
…そんな中, 酒田でアンサンブルのコンテスト(酒田であの雪の量はホントに珍しい).

演奏の反省は色々あるのでしょうが, 聴いていて僕は個人的にとても楽しかったです.
自分たちで作り上げる音楽は, 大変だけれどもやっぱり楽しいもの.
その音楽を一緒に楽しめる仲間がいて, それを聴いてもらえる大勢のお客さんがいて…, こんなに幸せなことはありません.

(ド:最近, 本棚にある本の中からブログタイトルを借用中…)