のどマガ第54号

梅雨がなかなか明けない山形、そんなじめじめを吹き飛ばすべく、のどのど便り第54号(メールマガジン)を配信いたしました。
気になる今月号の目次は…、

▼大島紬
▼音楽教師という魔族がいる
▼窓の外

となっております。
気がつけばあっという間に8月でございます。

舞台、という経験。

7月31日
吹奏楽コンクール県大会＠山形県県民会館

舞台には魔物が住んでいる、とよく言われますが、でもその魔物がいるからこそ、1回の本番は10回の練習にも勝る、と言われたりするんだろうなぁ。
地区大会で聴いたどの学校も、2週間前とはまた見違えるような演奏をしていて、とても頼もしく、また高校生の時期特有の（もう大人になってしまった私たちには届かないような）一生懸命さや素直さに、うーんいいなぁ、すごいなぁと唸らせられるのでした。そしてその子供たちの視線を一身に引き受ける先生たちも、すごいなぁ、と…。編成の大小に関わらず、指揮に立つ先生がどんな「音」を聴こうとしているか、どれだけ「音（楽）」が聴こえているか、だな、と思いました。それが前提となってどんな音をそのバンドから引き出すか、という…。
結果はなんと、のどレコに参加していただいたエビ先生も、ドイくんも、東北大会行き(！)となりました。夏休みがなくなりそうだけど、でもまた次の舞台までの間にも「音」は変わっていくんだろうなぁ、楽しみ。きっとちょっと特別な夏。

(ゆ)

雨雲

7月27日

pe'zmokuと森大輔で暑さを必死に乗り切っているこの頃．
今日は仙台のこども病院に行ってきました．
近未来，ドラえもんのような光景．

この間の米沢のように，今日の仙台も突然の雷と豪雨．
こりゃあ異常気象だな．

(ド)

アノ風ニノッテ

7月26日

生協の白石さんが男性だと知った(朝日新聞)次の日，9月に向けてののどのどミーティング．
という名目で，ツッキーのおうちで焼肉．
9月はのどのど，東京JAZZの翌日と仙台jazzフェスとで久しぶりのライヴ．
なにげに，JAZZ好いてます．

(ド：pe'z moku)

ジャズフェス、出ますよ～。

昨年、結成以来4年ぶりに参加した定禅寺ストリート・ジャズ・フェスティバル。今年も参加できることになりました！雨でも平気、地下鉄直結、至極便利。ビール片手にどうぞお出かけくださいませ。

■のどのどライヴ＠THE20th定禅寺ジャズフェス

とき：9月12日(土)14:30～15:10
ばしょ：三越定禅寺通館1階センターフォーラム
※元141のエレベーターのある吹き抜けのところです

もちろん入場は無料です。それから2007年4月に鶴岡・TRASHでのライヴでご一緒したRocket☆Hooperさんも12:10から同じ場所。歌がうまくて、3人のまったりとしてでもRockな雰囲気がとてもかっこよかったので、こちらもよかったらぜひ。長井の"mojo"、川西の"土礼味庵囃子"（Jamパパたち）など、今年は置賜からの参戦も多くて楽しみです（お互いにハラハラかも？(笑)）。

(ゆ)

夕立が洗つていつた茄子をもぐ

7月22日

日蝕，見ましたか～？
今日は県民会館へ行ってきました．
山形市はもう花笠モード．
今年はモンテディオを応援する青い花笠もあるのだとか．
気がつけばすっかり夏．

(ド)

夏といえば。

7月20日
海の日

夏といえば…と思い出すもの数知れず。昼間、高校野球の試合速報にそわそわしつつ、夜はお寺の境内でのバーベキューにお邪魔しました。以前は山縣組みんな書いていた「ほんきこ。」。「メンバーも高齢化してきたからさぁ～」と編集長(笑)。他愛もない話に笑いながらおいしいものをいただいて、最近気になっていた「おじゃまんが山田くん」のテーマソングもやっとフルコーラスで聴くことができて(！)気がつけば5時間経過。夏は夜だね(ちょっと違う)。

(ゆ)

4年ぶりの

7月19日
ワヤン＠小国・小玉川

長井でブラスの地区予選を終えた後，ご案内をいただいていた小玉川へ(思えば不思議な出会いです. 小玉川のみなさんと, 音工場HANEDAのみなさんと, そして僕を引き合わせてくださった小玉川の学校のアベさんと…. たくさんの出会いに感謝です)．
「3年ぶりですかね？」なんて久しぶりにお会いしたみなさんと話していたのですが，のどblogを見てみると，前にお邪魔したのは2005年！
実に4年ぶりのワヤンでした．

ダラン・梅田さんの人形はどことなく可愛い(神様に可愛いは無いんだろうけど)．
今回は裏側から拝見しました(どっちが裏か表か分かりませんが…)．
ガムランも気持ちがいい．
あっという間の2時間半，涼しい中，久しぶりにゆっくりした夜でした．

(ド)

生まれては、還る

7月19日
吹奏楽コンクール地区大会＠長井

音楽は競うものではない、と思うけれど、でもコンクールという目標があることは決して悪いことではないとも思う。それにどの学校もそれぞれの一生懸命さと目指す音楽があって、それがちゃんと個性となって出てくるからおもしろい。（個人的には大学の先輩・同級生・後輩に会えるのが中々楽しかったりもします。）
今年の置農ブラスは、音に色があってまずへぇ～と思う(よっぽど鍛えたんだなぁ、と(笑))。それから、音楽が立体的にひとつのまとまりに見えて、生まれて飛び立っては還って来る「ところ」があって、そこにひとつの空間があって。びっくりしたのでした。あとは一人ずつがのびのび堂々としていて、よかったなぁと。といってもそれは私の耳でのことなのですが、まずはおつかれさま、と外にでると、どしゃ降り！（でも飛び立ってゆけるように、青空を。）

(ゆ)

祈りの絵。

7月18日
無言館「祈りの絵」展＠山形美術館

会場は予想以上に混んでいました。絵に向かい合って時々思うのは、この絵を描いた作者も、このようにここでこのキャンバスに向かい合っていた時間が、確実にあったんだな、という不思議。いや、不思議でもなんでもないのかもしれないけれど、、そのキャンバスの中に何を見出し、そのキャンバスの向こうにどんな風景が広がっていたのかな、と想像してみたりもします。とある作家に関するエピソードを読んだ時に、どうしようもなく涙が出てしまって、でも、そんな同情はきっと嬉しくないはずだなと思い直しました。ひめゆりの塔で聴いた話も思い出しながらそれでもこの絵の爽やかさはなんだろうと思いました。

(ゆ)