3月23日
第7回 声楽アンサンブルコンテスト全国大会2014@福島市音楽堂
朝から福島行き.
うた声はやっぱりgiftだなぁと思います.
それは, わたしからあなたへと届けられる贈りもの.
それは, たとえ真っ暗闇でも届けられる贈りもの.
こんなにも頼もしいものはないんじゃないかと思います.
今日ステージに乗ったのは, 20日から22日まで行われた予選で選ばれた15団体.
郡山東高校の女声合唱(10人)のラトビア民謡で始まったコンテストは, 夕方の全体合唱まで ずっと素敵な歌声で満たされていました.
それにしても, そのレベルの高さにびっくり!
まずは2団体目の郡山市立安積中学校 (さっそく大泣きしてしまいました).
だんだんと厚みを増していく「kyrie eleison」(佐藤賢太郎「Missa Pro Pace」より「Kyrie」)は, もうこちらがイメージする中学生の声では全くありません.
透き通る歌声で会場中が満たされました.
7団体目のSmileという福井県の童声合唱にもびっくりしました.
シアターピース的に始まった「かくれんぼ」(片岡輝/大熊崇子)から, もう釘づけ.
こんなに難しい現代曲をぴったりと歌いこなすなんて….
安積黎明高校の完璧なハーモニーも素敵でしたが, やっぱり今日は郡山二中と郡山五中が絶品でした.
なんてことでしょう.
合唱団はもちろん, 伴奏のオケも, 4人いるsoloもどれもとんでもないレベル….
唖然としながら聴いていました.
一人で聴きに行ったのですが, 朝から夕方までずっと泣きっぱなしで, きっと変な人だと思われたに違いないのですが, そんなことは気にならないくらい, ホントにゴージャスな時間でした.
声は自由自在.
どこまでも羽ばたいていきます.
(ド:全体合唱の「夜明けから日暮れまで」(和合亮一/信長貴富)も素敵な曲でした)