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安藤建築に会いに・・・

2009-07-15 21:02:00 | おでかけ

先週、Imgp0098黄泉の塔が聳え立つこちら・・・近つ飛鳥博物館に出かけてきた。

 

 

安藤建築のひとつ・・・近つ飛鳥博物館・・・この日、少し前に見た安藤さんの特集番組より・・・安藤さんの建築物に触れたくて、とにかく、一番身近なところにある建物へと連れて行ってもらった・・・

うちから車で15分・・・大阪府南河内郡河南町

直ぐ近くに聖徳太子の眠る「叡福寺」がある。

博物館のエントランスへと誘う・・・この両側、コンクリート打ちっぱなしの高い壁・・・

安藤さんの提案ですよねぇ・・

ぱあっと開けたその先に・・・飛鳥への道・・・が・・・

いいえ・・・風土記の丘と名づけられた史跡公園が広がります。

広大な公園内には100を越す古墳が点在、見学可能な古墳もあるそうです。又・・・季節の良い頃に・・・散策を・・・

 

博物館の周りには大自然があるのみ・・・なあんにもないのです。見学人もほとんどいない・・・

この日、私の耳に聞こえたのは、

緑深き森に美しく響く「鶯」の「ホ~~ホケキョ♪」

 

あたりは静寂そのものでした・・・

   

 

階下の展示室へと緩やかに誘うスロープ・・・原宿、表参道ヒルズのあの・・スロープに通じるものがあると再発見。(表参道ヒルズより、こちらが先)

展示室は前方後円墳の形をしているそうです。

展示物は250年ごろより600年ごろまで。古墳群から人々の生活道具として、出土したもの、埋葬品の一部として出土したもの・・・当時の暮らしぶりを図ることが道具類は、既に現代の暮らしの道具に匹敵するものも多く見られ・・・古代国家の一部を知ることは、なにかしらの源になるのかもと思いながらも・・・

私には少し怖いものもあったりで・・・

さらっと見学してきた。(今回、2度目の見学)

一枚目の写真、大階段の上にそびえる四角い建物ですが・・・黄泉の塔と名づけられていた。Imgp0178

黄泉・・・死者の世界。

地下にあるとされる説もあるようですが、安藤建築では空に・・・天に向かっていた。

日本の国生み、神生みの二人「イザナギ、イザナミ」の神話。「火の神」を産んだ時に亡くなってしまうイザナミを追って、黄泉の国へと、妻を迎えにゆくイザナギが見た恐ろしい妻の姿に・・・。

博物館にこの神話が書かれた展示があった。

古事記よりも1500年も前に書かれたギリシャ神話を基にしているという説もあるらしい。

古事記を真剣に読んだことは、ほぼ無いのだけれど、このイザナギとイザナミの神話・・・私が勝手に心に思う「神様」とは、やはり違う・・・

日本中の神様は、このイザナギとイザナミから生まれたものなのだというが・・・

本当の神様って・・・どこにいらっしゃるのだろう・・・私が神様と信じている神様・・・

地球の創造主!

「かみさま」という言葉そのものが・・・違うのかもしれない・・・

私たちが息をして、命があって、動物から植物、空気、太陽、月・・・地球、水を創られたところの創造主・・・みえないその「ちから」のもちぬし・・・

めちゃくちゃ脱線してますが、私たちに脈々と受け継がれている、命の深さを思い知る良い機会となりました。

私のご先祖さまも・・・この時代に生きていたはず・・・

 

どんな暮らしをしていたんだろう・・・

物語は物語・・・事実は真実。

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