THE BOURNE IDENTITY
監督: ダグ・リーマン
出演: マット・デイモン フランカ・ポテンテ クリス・クーパー クライヴ・オーウェン ブライアン・コックス
嵐の夜、イタリアの漁船が地中海上で漂う傷ついた意識不明の若い男を発見する。彼は、一切の記憶を失っていた。船から下りて、スイスへ向かった彼は、自分が常人には不似合いな戦闘力や注意力を持っていることに気付く。
今回のDVDレンタルのDISCASの配送は、2枚とも重い内容のDVDとセットで来るといいなあ、と思って「21グラム」と「ミスティック・リバー」にくっつけておいたもの。一つがこれで、公開中の「ボーン・スプレマシー」の後で見直そうかな、と思ってたのに…もう一つはドイツ製のお笑い西部劇「荒野のマニト」
おまけで見ようと思ったのが2つ揃ってくるなんて、なんかちょっと、うう~
それはともかく、これは結構出来のいい火の粉振り払い型アクションだと思う。
ヒッチコックの「北北西…」との違いは、巻き込まれたわけじゃなくて、主人公にその原因がしっかり存在してること。主人公にはなぜ襲われるのか訳わからない、でも、自分がとても普通人とも思えないことが出来て、「私は何だ?」の疑いがどうしても怪しい方向に向いてしまう。
身体で覚えてることって、そんなに反射的にできちゃうのかな?とか、これだけ強烈に工作員教育叩き込まれてるのに、人殺しを厭う心は、そんなに強く残ってたのかな?とか、いろいろ疑問もあるけど、よくまとまってます。
マット・デイモンが特に飛びぬけた美男でも、その独特さを強烈にアピールするタイプの役者でなく、この映画ではきりっとして見えるけど基本的に好感持てそうなお兄さん風なのも、本当はスパイだったというキャラクターに生きてるのかも。マット・デイモン見てて「役者だなあ」と思う。(これ褒め言葉として使ってます)
ヒロインが危険を感じてからも彼に同行したり、好きになる動機にはちょっと弱さ感じちゃうけど、まあいいや。
ただ、この映画は私、主人公より次々あらわれる刺客の面々がかっこいいと思うんですが。
クライヴ・オーウェンなんか、アーサー王よりずっと良かったように思います。
監督: ダグ・リーマン
出演: マット・デイモン フランカ・ポテンテ クリス・クーパー クライヴ・オーウェン ブライアン・コックス
嵐の夜、イタリアの漁船が地中海上で漂う傷ついた意識不明の若い男を発見する。彼は、一切の記憶を失っていた。船から下りて、スイスへ向かった彼は、自分が常人には不似合いな戦闘力や注意力を持っていることに気付く。
今回のDVDレンタルのDISCASの配送は、2枚とも重い内容のDVDとセットで来るといいなあ、と思って「21グラム」と「ミスティック・リバー」にくっつけておいたもの。一つがこれで、公開中の「ボーン・スプレマシー」の後で見直そうかな、と思ってたのに…もう一つはドイツ製のお笑い西部劇「荒野のマニト」
おまけで見ようと思ったのが2つ揃ってくるなんて、なんかちょっと、うう~
それはともかく、これは結構出来のいい火の粉振り払い型アクションだと思う。
ヒッチコックの「北北西…」との違いは、巻き込まれたわけじゃなくて、主人公にその原因がしっかり存在してること。主人公にはなぜ襲われるのか訳わからない、でも、自分がとても普通人とも思えないことが出来て、「私は何だ?」の疑いがどうしても怪しい方向に向いてしまう。
身体で覚えてることって、そんなに反射的にできちゃうのかな?とか、これだけ強烈に工作員教育叩き込まれてるのに、人殺しを厭う心は、そんなに強く残ってたのかな?とか、いろいろ疑問もあるけど、よくまとまってます。
マット・デイモンが特に飛びぬけた美男でも、その独特さを強烈にアピールするタイプの役者でなく、この映画ではきりっとして見えるけど基本的に好感持てそうなお兄さん風なのも、本当はスパイだったというキャラクターに生きてるのかも。マット・デイモン見てて「役者だなあ」と思う。(これ褒め言葉として使ってます)
ヒロインが危険を感じてからも彼に同行したり、好きになる動機にはちょっと弱さ感じちゃうけど、まあいいや。
ただ、この映画は私、主人公より次々あらわれる刺客の面々がかっこいいと思うんですが。
クライヴ・オーウェンなんか、アーサー王よりずっと良かったように思います。
そのおかげで「スパイ映画としては…」って感想が多い事多い事。
マット・デイモンの折り紙で作れそうな顔はこの映画にはあっていると思います。
余談
「トルク」2/25にDVD発売しますね
購入しようかどうか思案中
「あの」マットがですよ。
どうしてそう見えたのかは自分でも全く分からないのですが・・・。
続編の「ボーン・スプレマシー」は一応気にはなるんだけども、レンタルでも良いかななんて思っています。
最近の宣伝はほんとにあてにならないですね。でも、やっぱり予告編見てそそられちゃう日々ですが。
「トルク」は見逃しちゃったのでまず借りてみてから決めようと思います。
アクションぶち抜け映画だと一部友人にはとても好評でした。
にゃら様
そうなんです。
あのごつごつして、そこはかとなくもっさりした彼が
きりり、としてかっこよかったんです。
それにルックスも良い殺し屋の皆さんを
実に手際よく返り討ちにしていって
ますます切れるヤツに見えてきました。
でもって、やっぱり“おや?”と思う部分があったり
そんなにマット・デイモンがカッコイイと思えなかったりで
今ひとつ、この世界観に乗り切れなかったのですが…
が!スプレマシーでスッキリ。
スプレマシーが無かったら、多分記憶のソコに眠ってしまう映画だったと思います。
アラン・ドロンの面影とあまりにも違いすぎて
イメージがちょっと負方向へ傾いてたところだったのに
これを見て見直した映画だったのです。
今はマットファンの私ですが、この作品を観た時にやはりクライヴ・オーウェン演じる教授がかっこよくて、切なくて、かなり感情移入をしてみてしまいました。
絵に描いたようなかっこいいアサシンで、
それを嘘っぽくなく、
実にかっこよく演じてましたよね~
おかげで、マット・デイモンも引き立ったと思います!
TBありがとうございました。
深いところまで見てらっしゃるので
感想の部分がとても面白かったです。
これは今まで注文つけたい役が多かったマット・デイモンが
素直にかっこいい、
と思えるアクションでした。