虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

ホリデイ(2006/アメリカ)

2008年03月19日 | 映画感想は行
THE HOLIDAY
監督: ナンシー・マイヤーズ
出演: キャメロン・ディアス アマンダ
   ケイト・ウィンスレット アイリス
   ジュード・ロウ グラハム
    ジャック・ブラック マイルズ

 ロンドンのアイリスは、振られた恋人の婚約発表を目の前で見せられ、ロサンジェルスで映画の予告編製作会社を経営するアマンダは、相手の浮気が原因で同棲中の恋人とケンカ別れ。傷心の2人は、インターネットを介してクリスマスの休暇に“ホーム・エクスチェンジ”することにした。それは、お互いの家や車を自由に使えるというもの。休暇中にアイリスはアマンダの仕事仲間マイルズと、一方のアマンダはアイリスの兄グラハムと出会い、そして恋に落ちるのだが…。

 マイヤーズ監督の映画って、なんとなく私の感覚とはずれてるみたいです。「恋愛適齢期」のダイアン・キートンもそうだったけど、あの年齢なりのナチュラルでさりげない魅力よりも、年配女性なら「どうだ!」と圧倒するような輝きが好きなんです。
 見ていて、ちょっとお疲れのキャリア女性向にソツのないコメディだなあ、と思います。
 アイリスがムシのいい二股男をたたき出すシーンではスカッとします。アマンダがタクシーから降りて駆けるシーンではロマコメ王道の楽しみを堪能できます。
 とはいえ、私は「ああ、よかったわね~」といささか醒めた目で見ておりました。

 それにしても、クズ男を人生から蹴飛ばすために出かけた先に王子様がいてよかったわね~
 ジュード・ロウみたいにどっから見ても何していても様になる男なんてそうはいないものね。
 声をかけたじいさんがまれに見る出来物なんてこともそうそうないし・・・「君は主役なのに、脇役をしてる」なんて誰にも言ってもらったことないぞ。いや、自分でそう思ってるから誰が言ってくれなくてもいいんですけど。


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2 コメント

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ご存命とは (samurai-kyousuke)
2008-03-22 20:50:56
イーライ・ウォーラックさんは、まだご存命だったんですね~。お顔を観たとき感無量でした。
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すっきりした老紳士でした (ningyo)
2008-03-29 14:17:51
イーライ・ウォーラック、と聞くと「続荒野のガンマン」の強烈な印象が浮かんでしまい、この映画の彼も、それがあるからもっと素敵でした。
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