FREEDOM WRITERS
監督: リチャード・ラグラヴェネーズ
出演: ヒラリー・スワンク エリン・グルーウェル
パトリック・デンプシー スコット
スコット・グレン スティーブ
イメルダ・スタウントン マーガレット・キャンベル教科主任
1994年、ロサンジェルス郊外のウィルソン公立高校に赴任してきた若い国語教師エリン・グルーウェルが、暴動後の人種対立や暴力の中で教師にも見放された底辺クラスの生徒たちを、誇りを持って生きることに目覚めさせた実話を描く。製作にダニー・デヴィート、ヒラリー・スワンクなど。
いい話なんです。あきらめない、理想に向かって突き進む主人公には頭下がりっぱなしです。
でもまあ、手放しで称賛とか感動まではいきませんでした。
そして自らなすべきと信じたことに、素晴らしい情熱と行動力で、「生活環境・学力・素行すべて処置なし」と思われていた底辺クラスの生徒たちの文科省でいうところの「生きる力・学ぶ意欲・仲間との結束」を引き出し、人生を自分で切り開いていこうというファイターへと変えていきます。
でもそのために代償も払っています。夫を失いました。
主人公は24時間教師なんです。私生活と職業生活の線引きなんてないです。教材費のためにバイトしてます。生徒の教育のための費用をなぜ雇用された教師が自己負担するのか、それでいいのか?と立ち止まったりしません。
私は困難に当たると自分の力の及ぶ範囲をある程度は設定してしまうほうですから、もし教師で、このようなパワフルな同僚がいたらなんか落ち着き悪いだろうなあ、別れたハズバンドの気持ちも理解できるなどと、そっちのほうを考えてしまってならなかったのです。彼女に立ちはだかる敵役の同僚教師としてはごく少数がクローズアップされてましたが、残りの方たちも当たらず障らず、とか、当惑気味の方も多かったんじゃないかな~~、とか。
とはいえ、そんな教師ばかりでは、生徒たちの人生は閉ざされたままだったわけです。
臆病で事なかれな私、を確認させられたみたいな気持ちになってしまいました。
人間一人ひとりが持つ可能性への信頼を感じるはずの映画だ、とは思うんですが…今、私の感覚がずれてるのかもしれません。
監督: リチャード・ラグラヴェネーズ
出演: ヒラリー・スワンク エリン・グルーウェル
パトリック・デンプシー スコット
スコット・グレン スティーブ
イメルダ・スタウントン マーガレット・キャンベル教科主任
1994年、ロサンジェルス郊外のウィルソン公立高校に赴任してきた若い国語教師エリン・グルーウェルが、暴動後の人種対立や暴力の中で教師にも見放された底辺クラスの生徒たちを、誇りを持って生きることに目覚めさせた実話を描く。製作にダニー・デヴィート、ヒラリー・スワンクなど。
いい話なんです。あきらめない、理想に向かって突き進む主人公には頭下がりっぱなしです。
でもまあ、手放しで称賛とか感動まではいきませんでした。
そして自らなすべきと信じたことに、素晴らしい情熱と行動力で、「生活環境・学力・素行すべて処置なし」と思われていた底辺クラスの生徒たちの文科省でいうところの「生きる力・学ぶ意欲・仲間との結束」を引き出し、人生を自分で切り開いていこうというファイターへと変えていきます。
でもそのために代償も払っています。夫を失いました。
主人公は24時間教師なんです。私生活と職業生活の線引きなんてないです。教材費のためにバイトしてます。生徒の教育のための費用をなぜ雇用された教師が自己負担するのか、それでいいのか?と立ち止まったりしません。
私は困難に当たると自分の力の及ぶ範囲をある程度は設定してしまうほうですから、もし教師で、このようなパワフルな同僚がいたらなんか落ち着き悪いだろうなあ、別れたハズバンドの気持ちも理解できるなどと、そっちのほうを考えてしまってならなかったのです。彼女に立ちはだかる敵役の同僚教師としてはごく少数がクローズアップされてましたが、残りの方たちも当たらず障らず、とか、当惑気味の方も多かったんじゃないかな~~、とか。
とはいえ、そんな教師ばかりでは、生徒たちの人生は閉ざされたままだったわけです。
臆病で事なかれな私、を確認させられたみたいな気持ちになってしまいました。
人間一人ひとりが持つ可能性への信頼を感じるはずの映画だ、とは思うんですが…今、私の感覚がずれてるのかもしれません。
お元気でいらっしゃいますか?
WOWOWで先日観ましたが、私も凄いとは思うのですが、夫のことや他の先生のことを考えてしまい、素直に感動することが出来ませんでした。
24時間教師、というningyoさんの言葉、ぴったりですね。
それなりに色々ありますが、何とかやっております。
本当に、立派な先生ですが「そこまで…」と思ってしまいました。
同僚の先生も邪魔するのは論外ですが、やはりこの方がそばにいると落ち着かないんじゃないかな、
遅ればせながら見ました。
子どもたちの知識と知的好奇心を広げたことは素敵ですが、
確かに大きな代償も払いましたね。
事実はともかく、3、4年生は他の先生になったけど、
子どもたちは頑張ることができた…のであればまだ理解できたのでしょうか。
荒れた子どもたちへの有効な手立てというのは本当に難しいです。
他で有効であっても同じように効くとは限らないから。
でも、やっぱり教育って大切ですね。
最近ネットと疎遠でお返事送れて申し訳ありません。
確かに成功した例ですが、これだけのことをすべての先生はできないでしょうし、すべての子どもに対して有効な手立てもおそらくは無いでしょう。
でもやらなくてはいけないことですが。