虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

ハイランダー/悪魔の戦士 (1986/イギリス)

2005年06月17日 | 映画感想は行
HIGHLANDER
監督: ラッセル・マルケイ
出演: クリストファー・ランバート 
    ショーン・コネリー 
   クランシー・ブラウン
   ロクサーヌ・ハート 

 太古から生き続ける不死の一族。彼らが死ぬのは首を斬られた時。彼らはお互いに殺し合い、最後の一人だけが残った時、未知の秘宝が蘇る…。そしてその戦いは現代のニューヨークでも繰り広げられていた…
 
 もう20年も前の映画になるのですね。不死の種族の物語で、昔と現代と時間が行ったり来たりするので設定が呑みこめるまでは「?」だけど、わかってしまえばけっこう面白い。
 それにいろいろ謎なところは残るものの、主人公ランバートとショーン・コネリーがかっこいいので「ま、いいや」と許してしまうのです。悪役の思いっきり期待通りのルックスと言動も好きだし、クイーンの音楽が涙ものです。それになんといってもチャンバラ!チャンバラ以外に形容しようがない!
 ただ、私は現代のスーツを着たランバートがぜんぜんかっこよく見えないし、目つきが鋭いより目つき悪いと思う。昔編の長髪、三つ編みのときは可愛くていいのに…(私は鳩の飛ぶ屋内で一緒に暮らしたくない) もっと納得できないのはヒロインが可愛くないこと。
 ストーリーも昔のほうは型どおりの先輩に鍛えられる勇者もので、そこは良いけど、現代になると謎が多すぎ。なぜあそこでラブシーンになるか?なぜカーアクションがここではいるか?紀元前6世紀の日本刀についても種明かしはほうりっぱなし。別にいいけど。
 ショーン・コネリーとチャンバラで納得しちゃう映画でした。でもさ~、何でショーンコネリーはおじさんなんでしょう?超スローペースでも、歳はとるわけ?これも謎。

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