虫干し映画MEMO

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映画も本もクラシックが多いです

プロフェッショナル (1966/米)

2005年04月06日 | 映画感想は行
THE PROFESSIONALS
監督: リチャード・ブルックス
出演: バート・ランカスター リー・マーヴィン ロバート・ライアン ウディ・ストロード ジャック・パランス ラルフ・ベラミー クラウディア・カルディナーレ ジョー・デ・サントス

 1917年、メキシコ革命の最中。革命派のリーダーに、若く美しい妻を誘拐され身代金を要求された富豪は、妻の奪還のために4人の男たちを-爆薬、銃、馬、追跡、それぞれのプロフェッショナルを雇う。彼らは巨額の報酬と引き換えに死地に赴くが、そのリーダーとメンバーは革命軍で共に闘った仲間だった。

 出演者の顔ぶれの渋さはものすごい。キャストを見るだけでもう見ずにはいられません、の映画ですが印象としては地味でした。みんな第一級の役者なので、アクションも演技も見事なものですが、画面が西部劇らしい音楽にのってもどうもなんか地味。

 やはり監督がブルックス監督だからでしょうか。他に「雨の朝パリに死す」とか「エルマー・ガントリー」「ミスター・グッドバーを探して」など名作の監督ですし。この映画も人間関係錯綜してるし、秘密が明らかになったり、ラストなんかどうも「スカッとさわやか」でなくて、「革命と個人」「人間の正義についてのプライドのあり方」とか考えさせられてしまいそうです。

 西部の地と渋いおじさん俳優を見るということについては、文句なしです。ジャック・パランスが色男やってます。雰囲気が他の映画と違っていて、まじまじと見てしまいました。

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