COFFEE AND CIGARETTES
監督: ジム・ジャームッシュ
出演:
「変な出会い」 ロベルト・ベニーニ スティーヴン・ライト
「双子」 ジョイ・リー サンキ・リー スティーヴ・ブシェミ
「カリフォルニアのどこかで」イギー・ポップ トム・ウェイツ
「それは命取り」ジョー・リガーノ ヴィニー・ヴェラ ヴィニー・ヴェラ・Jr
「ルネ」 ルネ・フレンチ E・J・ロドリゲス
「問題なし」 アレックス・デスカス イザック・ド・バンコレ
「いとこ同士」 ケイト・ブランシェット
「ジャック、メグにテスラコイルを見せる」 メグ・ホワイト ジャック・ホワイト
「いとこ同士?」 アルフレッド・モリナ スティーヴ・クーガン
「幻覚」 GZA RZA ビル・マーレイ
「シャンパン」 ビル・ライス テイラー・ミード
ジム・ジャームッシュ監督のコーヒーとタバコのある11の情景をそれぞれ強烈な存在感や個性の出演者で描いた短編集成。
時間のやりくりがうまくいかずに、仕事の後でなく、仕事前に見なければならなかったのが残念。ほんとに身体をほぐしてくれるような映画だったし、ものすごくいかしたモノクロ映像だった。
ジャームッシュ監督が17年にわたって撮ってきた短編の集成なのに、全然年月の経過による違和感を感じなかったし、テーブルを上から取った場面や、同じセリフや警句があちこちちりばめられていて、きっちり芯の通ったオムニバスに見えます。でもそんなことは副次的なことであって、出演者たちのコーヒーとタバコを間にはさんだ(紅茶もわざとらしく出て来るけど)緊張感とずれのかもし出す雰囲気に、なぜか神経がほぐされていく気分。
なんたって、出演者全員クセ者ばかりだし、それがまた癖のある役をどこかはずした自分の写し絵みたいな風に演じているので本当に「参った」と思わされます。これが真の彼らであるはずもないけど、実像以上に本人らしく見えちゃう…とでもいいましょうか。
もちろんコーヒー飲まずには帰れなかったし、帰りがけ渋谷駅への途中の生地屋で市松格子の生地買っちゃいましたよ。ランチョンマットにするか、クロスに仕立てるか今から考えます。
それに写真を手許に欲しくてプログラムも買ったけれど、その写真は映画ほど光と影の深みがなくてちょっとがっかり。
監督: ジム・ジャームッシュ
出演:
「変な出会い」 ロベルト・ベニーニ スティーヴン・ライト
「双子」 ジョイ・リー サンキ・リー スティーヴ・ブシェミ
「カリフォルニアのどこかで」イギー・ポップ トム・ウェイツ
「それは命取り」ジョー・リガーノ ヴィニー・ヴェラ ヴィニー・ヴェラ・Jr
「ルネ」 ルネ・フレンチ E・J・ロドリゲス
「問題なし」 アレックス・デスカス イザック・ド・バンコレ
「いとこ同士」 ケイト・ブランシェット
「ジャック、メグにテスラコイルを見せる」 メグ・ホワイト ジャック・ホワイト
「いとこ同士?」 アルフレッド・モリナ スティーヴ・クーガン
「幻覚」 GZA RZA ビル・マーレイ
「シャンパン」 ビル・ライス テイラー・ミード
ジム・ジャームッシュ監督のコーヒーとタバコのある11の情景をそれぞれ強烈な存在感や個性の出演者で描いた短編集成。
時間のやりくりがうまくいかずに、仕事の後でなく、仕事前に見なければならなかったのが残念。ほんとに身体をほぐしてくれるような映画だったし、ものすごくいかしたモノクロ映像だった。
ジャームッシュ監督が17年にわたって撮ってきた短編の集成なのに、全然年月の経過による違和感を感じなかったし、テーブルを上から取った場面や、同じセリフや警句があちこちちりばめられていて、きっちり芯の通ったオムニバスに見えます。でもそんなことは副次的なことであって、出演者たちのコーヒーとタバコを間にはさんだ(紅茶もわざとらしく出て来るけど)緊張感とずれのかもし出す雰囲気に、なぜか神経がほぐされていく気分。
なんたって、出演者全員クセ者ばかりだし、それがまた癖のある役をどこかはずした自分の写し絵みたいな風に演じているので本当に「参った」と思わされます。これが真の彼らであるはずもないけど、実像以上に本人らしく見えちゃう…とでもいいましょうか。
もちろんコーヒー飲まずには帰れなかったし、帰りがけ渋谷駅への途中の生地屋で市松格子の生地買っちゃいましたよ。ランチョンマットにするか、クロスに仕立てるか今から考えます。
それに写真を手許に欲しくてプログラムも買ったけれど、その写真は映画ほど光と影の深みがなくてちょっとがっかり。
説明すればするほど面白さが伝わらない「楽しい」映画でした。
一人で見たい映画です。
こんにちは!
これを見るとタバコを吸いたくなるかも・・。30年吸ってませんが(笑
ジャームッシュ監督の「ストレンジャー・ザン・パラダイス」。以前から見ようと思っていた作品で「COFFEE AND CIGARETTES」を見る前に見ておくべきかとも思ってビデオを借りてきました。
奇妙な印象を抱きました。
少々眠気がするほどで何の事件らしきものもない、さえない若者3人の日常を追うだけですから。
しかしおれもさえない若者だったなぁとおもうと妙に親近感を抱くような感じになりました。空虚、けだるさ、脱力感、疎外感・・
。そういう心情が伝わってきました。
見終わったときの感覚が悪くないのもなんででだろうと・・ついとらわれてしまいました。3人への眼差しがいいのかなぁと感じました。変に評価をしないでじっと見守るような眼差しですね。
特にこれが、といえないですが、画面に引き込まれてしまいました。ほんとに吸引力のある映像です。
タバコのみさんには今は辛いご時世ですが
タバコの持つ生活のアクセントみたいなものが伝わりますね。
書いてらっしゃることにとっても共感しました。
またお邪魔しますー。
大仕掛けも何もなく、映画を楽しませてもらいました。
ジャームッシュのセンスたまりません。
本当に幸せにしてくれた映画でした。