虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

GWは…

2005年04月29日 | 日記・雑記
 黄金週間初日の本日は朝から熱出してしまいました。
 近所のシネコンの改装1周年記念1,000円デーに行こうと楽しみにしてたのに!

 それに今年のGWはCADの勉強もしなくてはいけません。
 必要でしょう、とガイドブックまでプレゼントされてしまいました。
 というわけで、充実したお休みになりそうです。しくしく。

ロボコン (2003/日)

2005年04月29日 | 映画感想ら行
監督: 古厩智之
出演: 長澤まさみ 小栗旬 伊藤淳史 塚本高史 鈴木一真

 高専に通う里美はやる気ゼロの落ちこぼれ生徒。1ヵ月の居残り授業を免れる条件として教師から“ロボット部に入って、ロボコンに出場する”ことを提案される。居残り授業よりはマシと、仮入部するが、地方大会優勝常連の第1ロボット部でなく、部員3人、一人は幽霊部員の第2ロボット部。里美はいきなり操縦担当になり、地方大会へと出場するのだったが…。

 今をときめく長澤まさみちゃん、かわいいです。オープニングのだらけきった顔も良かったです。
 ストーリーは、はみ出しダメダメチームががんばって優勝してしまう、その経過で自分に目ざめるというまったく伝統的スポ根ドラマ形式。地道ながんばりやだけど、主張できなくてついパシリになってしまう部長、実力があるがコミュニケーション不全症の設計担当(小栗君、かわいい)など、見事に常道なキャラ、敵役に憎たらしい第1ロボット部さんも出てきてほとんど様式美のようなものも感じてしまう。それが気持ちいいんですけど。

 ほにゃほにゃした音楽がまた、熱血未満の感じでこの映画らしくて良かった。お母さんお写真ギャグもけっこう好き。
 でも、この映画でどことなく感じるのは「飢え」。みんな、自分でも意識しきらない何かを待ってて、自分をぶつけたがってる…って感じ。それは成長のために必要なことだけど時として危険なことでもあるのですよ。そして、これが無いと青春ものにはならない。